日本医学 ; 和方❗ ; 三石分子栄養学➕藤川院長系; 代謝医学❗; その、遺伝性らに応じての、 糖質制限の加減❗ 。 解放を急ぐべき、 シナによる、 桜木琢磨市議ら 実質 拉致事件ら❗。 報道されない ❗ 事からも、後押しを得て来てある、 日本人の数千人以上を、すでに、監禁中な、シナ❗
☆ 遺伝性らに応じての、 糖質制限の加減❗ ;
◇◆ 『 インスリン 、の、 3大慢性リスク❗ 』 ;
【 ・➖つ ; 細胞ごとに、 栄養分を蓄えさせ、
脂肪細胞らを肥やす → 肥満❗ 。
・➖つ ; タンパク質な、 『 アミロイド β 』、 への、
分解による、 解毒な、 代謝 、を成す、
酵素 コウソ 、 な、 タンパク質 、 による、 代謝を、
インスリン 、は、 自らへ、宛てさせる事で、
アルツハイマー病への要因性である、
『 アミロイドβ 』、 への、 あり得る、 代謝ら、 を、
より、 阻害する → 認知症❗ 。
・➖つ ; 細胞の増えるを促す❗ → ガン細胞らも増やす❗ →
ガン❗
➕ 血管新生らなどに重なる、 眼底出血 、 からの、 失明❗
、 など 。
インスリン、の、 急性のものを成し得る、 可損は、
『 低 血糖 』 、 へのもの❗ 】 ;
。
☆ 吉田医師; 糖質 、ら❗ ;
19/ 7/27 15:16 ;
☆ 吉田尚弘 よしだ・ひさひろ 医師 ❗ ;
京都大学 医学研究科 助手、
岐阜大学 医学研究科 助教授後、2004年より、
理化学研究所 RCAI チームリーダー
として、
疾患モデルマウスの開発と解析に取り組む。
その成果としての、
< アトピー性皮膚炎モデル、への、
原因な、 遺伝子の解明 > 、 は、
有名 ❗ 。
その傍 カタワ 、 らで、 2012年より、
生活習慣病と糖質制限について、
興味を持ち、
実践記をブログ ;
「 低糖質ダイエットは、 危険なのか?、
中年おやじドクターの実践検証結果報告 」、
を公開、
ドクター・カルピンチョの名前で知られる。
2016年4月より、 内科臨床医 ❗ 。
糖質制限するなら、知っておきたい、
糖質の話; ブドウ糖と砂糖は、何が違う?
2018. 1.26;
単糖類 ; ( ブドウ糖 、・果糖、
・ガラクトース )
、 と
、
二糖類 ; ( 麦芽糖 、 ・砂糖 、
・乳糖 、 など )
、 との違いは? ;
( depositphotos.com ) 。
一般的に、 人間が、
エネルギーに転換し得る、 炭水化物 ;
≒ 『 ( C ➕ H ) 、ら 』 ;
、を 、
「 糖質 」
、 と、 呼びます。
糖質の中で、 一番に小さな基本単位が、
「 単糖 」 、 で
、
「 ブドウ糖 」 ;
≒
『 C6 ➕ H12 ➕ O6 』 ;
、
「 果糖 」 、「 ガラクトース 」 、
が、 あります。
それらが、 2つ繋がったものが、
「 二糖類 」 、 で、
「 砂糖 」 、 「 麦芽糖 」 、
「 乳糖 」
、 などです。
これらには、 確実に、
「 甘味 」 、 があります。
しかし、 単糖が、 沢山が連なると、
甘みを感じにくくなります。
それが、 「 でんぷん 」 、 などの、
「 多糖類 」 、 です。
今回は、 「 甘みのある糖質 」 、について、
それぞれを説明してみます。
☆ 生命の基本のエネルギーへの、
出所になる、 「 ブドウ糖 」
、は、
「 糖新生 」、で、 十分に間に合う❗ ;
「 ブドウ糖 ; ( グルコース 」
、 は、
人間を含む、 色々な生物らの、
血潮、や、体液の中に含まれている、
『 単糖 』
、 です。
人間でも、 ニホン・ザルでも、
オオカミでも、ヤマ・ネコでも、ヤギでも、
ウシでも、 つまり、
「 雑食 」 、 でも、
「 肉食 」 、 でも、 「 草食 」 、 でも、
食べ物に関係なく
、
活動的な、 哺乳類の平常な時の、
血潮の中の、 ブドウ糖の値 ;
( 血糖値 )
、 は
、
100 mg / dl
、 前後に、
保たれています。
生命の維持に、 とても、重要な物質で
、
実際に、 脳は、 ブドウ糖を好みますし
、
赤血球は
、
【 自らな、 単細胞、の内に、
ミトコンドリア 、と、 核 、とを、
欠いており 】
、
『 ブドウ糖 』 、 でしか、
エネルギーを得られません❗ 。
糖質を摂取しない、
「 肉食動物 」 、 でも、
血糖値が一定に保たれているのは、
なぜか? 。
それは、 タンパク質への構成材な、
『 アミノ酸 』 、 を原料に
、
『 脂質 』 、 を、 エネルギーにして
、
肝臓 、 などで、
『 ブドウ糖 』
、 を、 自前で、合成している❗
、 からです。
これを、 「 糖 新生 」
、 と呼び
、
私たちな、人間の体内でも、
常に、 起こっている❗ 、
現象です。
ですから、
糖新生の能力が、 正常な人であれば、
糖質を摂らなくても、 死にはしません❗ 。
このことから、
「 糖質を摂らないと、 低血糖で、
脳が機能しなくなる❗ 、
砂糖をなめろ❗、 米を食え❗ 」
、 と、 叫ぶ人たちが、 いかに、
非科学的な考えようを現しているのかが、
よく、わかります。
また、
「 糖質を制限して、
糖新生をすると、
筋肉が、
『 ブドウ糖 』
、に、 換えられて、
痩せ細り、
サルコペニアになるから、
危険だ❗ 」
、 と、
叫ぶ人たちもいますが
、
その理屈だと、
肉しか食べない、 ヤマ・ネコや、
オオカミ、 などの、 肉食獣も、
みんなが、 サルコペニアに罹 カカ る❗
、 ことになるので
、
これもまた、 変な話です。
◇ なぜ、 「 糖質 制限 」 、 が、
有効なのか? ;
もちろん、 経済性、や、
エネルギーの効率を考えると、
「 生活習慣病を起こさない程度の、
糖質への摂取 」 、 には、
メリットも、あります。
また、 糖質への摂取だけで生きてきた、
「 糖質 エンジン 」 、 しか、
まともに回せない人に、 いきなりの、
厳しい、 「 糖質 制限 」 、は、
向いていません。
◆ 高 ~ 中脂質 、
・中 ~ 高タンパク質 、
・低糖質の、 「 山田式 」 、 ぐらいの、
糖質への摂取量が、
万人の落としどころだ
、 と、思います。
ブドウ糖は、 自然界では、
単独で存在することが、 少なく
、
ブドウ 、 などの、 一部の果物に、
果糖 、 などと混在しています。
ブドウ糖のそのものの甘みは、
砂糖に比べれば、 控えめです。
植物の組織内で、 ブドウ糖が、
2つで繋がったものが、
麦類の新芽に多く含まれる
、
「 麦芽糖 ; ( マルトース 」
、 であり
、
水あめの甘みへの因子です。
これも、 マイルドな甘みです。
ブドウ糖が、 沢山で繋がったものが、
穀物に多く含まれる、
「 でんぷん ; ( スターチ 」
、 や、
「 セルロース 」
、 で
、
動物は、
『 ブドウ糖 』
、 を繋げて、
『 グリコーゲン 』
、 という形で、
肝臓や筋肉に、 保存しています❗ 。
このように、 『 ブドウ糖 』
、 は、
体にとって、 大事な糖であり
、
甘みも強くないので、
沢山を食べても、よさげに見えます。
しかし、
人を含む、 哺乳類員ら、が、
ブドウ糖を含む、糖質を消化し吸収すると
、
血糖値が上がり、
それが上がりすぎると、
血糖値を下げるために
、
【 わけば、 湧くほどに、
その主を太らしめる 】
、
『 インスリン 』
、 が、追加で、 分泌されます。
これを、 1日に、 3食、で、
朝昼晩、と、 頻繁に繰り返すと
、
そのベータ細胞らから、
インスリン 、を分泌する、
膵臓 スイゾウ 、 も疲れるし
、
内臓脂肪が増え、
メタボリック・シンドローム ;
≒ 『 代謝 症候群 』 ;
、 に、 陥りやすくなります。
だから、 糖質への摂取は、
控えめにしましょう❗
、 というのが
、
炭水化物な ;
【 『 炭水化物 ➖ 食物繊維 』 、な 】
、
『 糖質 』 、への、 制限です。
『 果糖 』 ; ( フルクトース )
、 は、
『 精液 』
、 などの、 一部の組織では、
一定な量が含まれますが
、
血潮には、
基本的に、存在しない❗ 、
単糖です。
花の蜜や果物に含まれていて、
とても、甘みが強い糖です。
その甘さに魅了された、昆虫や動物が、
受粉や種の拡散に、
協力させられるわけです。
人を含む、 哺乳類員ら、が、
果糖を摂取すると
、
その、 一部は、 すぐに、
『 中性 脂肪 』
、 に変換されて、
体脂肪になる❗
、ので
、
野生の動物が、
冬に備えて、 秋の果実で、
体脂肪を増やす❗
、 のは、
理に適っています。
つまり、
野生の動物らにとって、
果糖の豊富な秋の果物は、
良い食べ物です。
果糖の半分は、
肝臓で処理されて、
『 ブドウ糖 』
、 に変換されます。
食べて、少しして、
血糖値が上がり、
『 インスリン 』
、も、 追加で、分泌されます ;
( 個人差、が、 あります ) 。
ブドウ糖に比べれば
、
血糖値の上昇する程度が、 軽い❗
、ので
、
糖尿病な患者向けの甘味として、
推奨されていた時期も、
ありましたが
、
強い甘み、への、 中毒性、と、
肝機能への悪影響は、
『 エタノール 』 ;
≒ 『 酒精 』 、
『 アルコール 』 ;
≒
『 C2 H5 OH 』 ;
、
に似た、 部分があり、
少なくとも、
過剰な摂取は、 控えるべき、
との、 意見が増えています。
◆ 「 スイーツだけは、やめられません 」
、 は、 ドーパミン 、による快感❗ ;
ブドウ糖と果糖とが繋がった、
『 二糖 』
、が、
「 砂糖 ; ( スクロース 」
、 です。
清涼飲料水に使われる、 コーン・シロップは
、
果糖が、 55 ~ 75 %
、で、
残りが、 ブドウ糖 。
どちらも、 果糖が、強い甘みを持ち
、
摂取すると
、
『 ブドウ糖 』
、が、 血糖値をすぐに上げ
、
インスリンも、 多量に、追加で分泌され、
体脂肪を増やす❗
、 食べ物です。
WHO ; ( 世界 保健 機構 )
、も、
肥満への元凶として、注目し
、
砂糖とコーン・シロップを合わせた、
1日での摂取量を、
「 25 g 、 以下にすべき 」 、 だ❗
、 と、 しています。
果糖の強烈な甘みは
、
中脳の、腹側被蓋野から、側坐核に繋がる、
「 A10 神経 」
、 と呼ばれる
、
神経、な、 細胞 、 を刺激して
、
『 ドーパミン 』
、 を放出させる❗
、 と、 考えられています。
これは、
麻薬への摂取、や、
性的な行動、と、 ギャンブルの時、や、
オタクな趣味への埋没の時の、
興奮、 などでも、 同じように放出され、
快感をもたらします。
「 ご飯とパンと麺は、 我慢できるけど、
スイーツだけは、 やめられません 」
、 と言っている人は
、
「 中脳で、ほとばしる、
ドーパミンの快感から離れられません 」
、 と、 公言している様なものかもしれない、
事を、 頭の片隅に置いておいて下さい。
赤ちゃんの最高の栄養源である、
「 乳糖 」 、への成分である、
「 ガラクトース 」 ;
「 ガラクトース 」
、 は、
甘みの少ない単糖で、 食品としては、
甜菜 ( テンサイ )
、 や、
ガムに含まれる、 以外には
、
ブドウ糖と繋がった、 二糖類、な、
乳糖として、
乳汁の中に存在します。
『 ガラクトース 』 ;
≒ 『 脳糖 』 ;
、は
、
プロテオグリカン
、 や、
ガングリオシド
、 などの
、
『 糖 脂質 』
、や、
『 糖 タンパク質 』
、 への構成分として、
神経系のために、 特に、重要です❗ 。
このため、
糖質、な、 エネルギーとして、
だけでなく
、
乳汁の中に、 『 乳糖 』 ;
( ラクトース ) ;
、 が、 沢山で、
含まれている
、 と、考えられています。
しかし、
肝臓に到達した、
『 ガラクトース 』
、 の一部は、
ブドウ糖に変換される❗
、 ことも、 知られています。
◇ 日本人の成人が、乳糖を摂取しても、
血糖値などへの影響は、 少ない❗ ;
上述のように、
「 乳糖 ;
( ラクトース 」
、 は、
食べ物としては、
哺乳類の乳汁の中にしか、
存在しません❗ ;
( 例外的な、植物を除く ) 。
乳児の消化管の、 タンパク質から成る、
酵素 コウソ
、 な、
『 ラクターゼ 』
、 で分解されて
、
『 ブドウ糖 』
、 と、
『 ガラクトース 』
、 にされます。
しかし、
日本人の成人の腸は、
ラクターゼ
、の分泌性が低い❗
、 ので、
十分には、 分解できません❗ 。
飲みすぎると、 消化不良のままに、
大腸に向かい、それが、
下痢を起こします❗ ;
( 飲み慣れている人らには、
ラクターゼ 、 の機能を持つ、
腸内細菌が多くいて、 ある程度までは、
分解してくれます ) 。
このため、 日本人の成人が、
『 乳糖 』
、 を摂取しても
、
その、 血糖値 、 などへの影響性は、少ない❗
、 と、 推量されます。
ラクターゼを十分に持つ、
ヨーロッパ系の成人に、
乳糖の溶液と、ミルクを飲ませて、
比較した実験では、
血糖値の上昇は、 どちらも、 中程度 ;
( 果糖 、以上 、 ブドウ糖 、以下 )
、 でした。
しかし、
インスリン 、の分泌は、
後者でのみ、 低く抑えられました❗ 。
その為に、 ミルクの中のほかの成分が、
インスリン 、の分泌への抑制に関わる❗
、 と、 考えられています。
これは、
砂糖や、でんぷんを摂取した、
場合とは、 異なる、
ホルモン動態です。
いずれにせよ、
乳糖の豊富な母乳で、
育っている赤ちゃんの場合は
、
砂糖水や重湯を飲ませた時に、
起こり得る、
不自然に、 急激な、血糖値の上昇や、
多量の、 インスリン、の、
追加での分泌、への、
心配は、不要だ❗
、 と、考えられます。
ということで、
ブドウ糖、に、
果糖、や、 ガラクトース、 な、
『 単糖類 』
、 と、
それらの結合した二糖類である、
麦芽糖、に、 砂糖、や、乳糖
、について、
説明してみました。
「 甘い糖類は、 全部が、同じ 」 、だ
、と、 一括 ヒトクク りにしないで、
いただきたい、 と、 思います。
☆ 吉田尚文 医師❗ ;
糖質制限への加減、 と、遺伝子ら❗ ;
19/ 7/24 11:14 ;
◇ 日本人たちにおいては、
60人に、 何人かの割合で、
脂肪酸、 から、 脳の細胞への、
栄養分にも成る、 『 ケトン体 』
、を、 作り出す、 代謝系や
、
タンパク質への構成分な、
『 アミノ酸 』 、 などから、
自前で、 『 ブドウ糖 』 、 を、
作り出す、 代謝系 、 などに、
それの、 より、 機能しない、
問題性らのある、 人々があり、
そうした、人々は、
その命と健康性とを成し続ける、のに、
その体の外部から、
『 ブドウ糖 』 、 を、 飲み食いなどして、
摂取し続けるべき、
必要性を帯びてある、
が
、
そうした遺伝性の人々においても、
必要な分際は、 あり
、
必要な分らを越えての、
『 ブドウ糖 』、 への摂取は
、
余計な、 『 糖化の害 』、 らを、 成し付けずに済ます為にも、
より、 差し控えるべき、 必要性がある❗ 。
人々の命と健康性とを成し続ける、
のに必要な、
あるべき、代謝ら、を、
より、 漏れの無いように、
成し続け得るように、
合体して、 代謝らの各々を成し合う、
代謝員、でもある、
酵素 コウソ 、 にも成る、
『 タンパク質 』
、 と、
補酵素 ホコウソ 、 な、
ビタミン 、 らや、
補因子 、 な、 ミネラル 、 らへの、
摂取らを成し続ける、事において、
『 それらが、 合体して、
代謝の働きを成し合い得る、 度合い 』
、である
、
『 確率的 親和力 』 、 での、
不足分ら、 を、
より、 埋め余し得るようにもして
、
より、 あるべき、 合体する、
代謝員ら、への、摂取らを、
成し付けるべき、
あり得る、 命と健康性を成し続ける、
事へ向けた、
必要性がある❗
、 事については
、
より、 多数派な、 遺伝性らの主らと、
より、少数派な、 遺伝性らの主らとで、
全く、 違いは、 無い❗ 。
☆ 吉田尚弘 医師 ;
糖質制限すると、 死ぬかもしれない、
「 脂肪酸 代謝 異常症 」 、 の患者は、
3万4千人に、 1人 、 の割合❗ ;
2018. 4.22 ;
◆ 先天性の疾患で、 「 糖質 」、 を食べたら、
死に至る人たちも❗ ;
( depositphotos.com ) ;
生活習慣病の多くが、
精製されてある、 糖質 、への、
過剰な摂取で誘導されている――。
これは、 間違いない❗ 、と、
私は、 思っています。
ですが、
「 糖質制限なんかしたら、
ダメ❗ 、 命の危険があるよ 」
、 と、 主張される、
医療関係者も、いらっしゃいます。
たしかに、 糖質を制限したら、
死んでしまうかもしれない体質の人は、
いらっしゃいます。
しかし、
逆に、 『 糖質 』
、 が、
60 % 、 の食事をしたら
、
死んでしまうかもしれない体質の人 ;
( 基本的には、 数万人に、 1人 、
の、 先天性の疾患 )
、 もいます❗ 。
◇ 新生児へのマス・スクリーニングで、
判明した、 「 脂肪酸 代謝 異常症 」 ;
私たちの持っている遺伝子配列は、
ひとりひとりで、 異なります。
遺伝子らを、 父親と母親から、
半分ずつを受け継いでいるので
、
両親とも、異なる❗ 、
組み合わせの遺伝子らを持ちます。
さらに、 卵子や精子ができる、
減数分裂のときに
、
遺伝子らでの、組み換えも起こる❗
、 ので
、
親の遺伝子らでの塩基らの配列とも、
異なる部分が、増えます。
このため、 両親は、
病気になる遺伝子変異を、
半分ずつしか、 持っていない ;
≒ 『 ヘテロ 』
、な、 のに
、
子供の遺伝子では、
変異らの、 両方が、そろってある
、
『 ホモ 』 、 な、 状態を成したり
、
両親では、 見つかっていない、
遺伝子変異が、 突然に、
子供に発生すること ;
≒
『 特発性 』
、 が、あります。
これが、
エネルギー、への、 代謝に関わる、
遺伝子で起こった場合には
、
すぐに、 食事の内容で対処をしないと
、
発達障害が起こり、
場合によっては、
死んでしまう❗
、 可能性があります。
出生後の、 すぐに、
赤ちゃんの血液を調べて、
異常を発見するために、 昔から、
「 ガスリー法 」 、 などの、
スクリーニングが行われていました。
2015年からは、
「 タンデムマススクリーニング法 」
、 が導入され、
数十種類の先天性の疾患が、
早期に、発見できるようになりました❗ 。
この中には、
糖質への制限をすると、 危険な、
「 脂肪酸 代謝 異常症 」 、の、
疾患群があります。
逆に、
学校での、 給食のような、
『 糖質 』 、 が、
6 ~ 7割な、
食事をすると
、
死の危険にさらされる❗ 、
尿酸の回路に異常がある人もいます。
また、
脳での障害を回避するために
、
厳しい、 糖質制限食が必要となる❗ 、
方々も、いらっしゃいます。
幸いにして、 人間は
、
脂質 ; ( ケトン体 )
、と、
糖質 ; ( ブドウ糖 )
、 との、
両方を、 エネルギーとして、
利用できるので
、
いずれの体質の方々も、
それぞれに対応した食事にする事で、
健康に生きていく事が、できます❗ 。
代表的な病気について、
それぞれを説明します。
◆ 『 長鎖 脂肪酸 代謝 異常症 』
、 の人は、
糖質制限で、 死に至る可能性も❗ ;
我々が、
『 脂肪酸 』
、 を、
『 エネルギー 』 ;
≒
【 『 物、 を、 ある一つの向きへ、
動かす、 物理学における、意味での、
仕事 、 をする、 能力 』 】 ;
、
にする時には
、
細胞の内側に、 一個から、
数百個 ❗ 、 以上は、 ある
、
『 ミトコンドリア 』
、 を使うべき、
必要性があります❗ 。
この、 ミトコンドリア 、の中の、
代謝らから成る系である
、
『 TCA 回路 』 ;
≒ 『 クエン酸 回路 』 ;
、
を回すことで
、
『 脂肪酸 』
、 を、
エネルギーに変える❗
、 ことが、できるのです。
しかし、
『 長い脂肪酸 』 ;
≒ 『 長鎖 脂肪酸 』 ;
、 を、
【 L 一 カルニチン 、 によって、
ミトコンドリア 、の内側へ、
引き入れてもらう事を通して 】
、
ミトコンドリアの内に持ち込むには
、
まず、
『 β ベータ 酸化 』
、 という、 過程を経る、
必要があります。
この、 『 β ベータ 酸化 』
、 や、
その前後に関わる、
タンパク質から成る、 酵素 コウソ
、 などに、
先天的な異常があると
、
長い脂肪酸を活用できません❗ 。
この病気が、
「 長鎖 脂肪酸 不耐症 ;
( 代謝 異常症 」
、 です。
この経路に関わる、 酵素 コウソ
、 な、
タンパク質
、は、
沢山があるので
、
遺伝子異常も ;
( 理論な上では )
、
酵素の数だけ、あります。
日本人の場合は、 毎年に、
➕人から、 50人の、
新しい患者さんが、 見つかっている❗
、 ので
、
出生数を、 単純に、 年間、で、
百万人 、 と考えると
、
2万人から、 ➕万人に、 ➖人
、 の割合で、 発症する、
先天性の疾患だ
、 と、 考えることが、できます。
現行のスクリーニングの予備検査として、
日本人の新生児、な、
百95万人について調査したデータでは、
脂肪酸代謝異常症の患者さんが、
57人
、が、 見つかりました。
ということで、
3万4千人に、 ➖人
、 の割合で、
この体質を持つ主がいる❗
、事になります。
この病の方は、
脂肪を、 沢山を食べると
、
処理しきれないために
、
『 脂肪 』
、が、 肝臓に蓄積され、
肝機能での障害を発生させます。
また、
体脂肪をうまく利用できないので、
糖新生の能力が、落ちます❗ 。
たとえば、
病で、 絶食状態に陥って、
丸1日を、 糖質を食べないでいると
、
命に関わる、 低血糖な状態に陥ります❗ 。
こまめに、 糖質を摂取して、
糖質エンジンを回し続けるべき、
必要性があるのです❗ 。
したがって、
『 長鎖 脂肪酸 代謝 異常症 』
、 との、
診断を受けた方は
、
母乳は、 中止して❗ 、
この病気に対応した、
『 脂肪酸 』
、 をも成分とした、 ミルクに変更し
、
離乳食も、 糖質を中心にして
、
『 脂肪 』
、への、 過剰な摂取を避けるべき❗ 、
必要性が、あります。
★ シトリン欠損症の人は、
学校の給食の糖質でも、 死に至る可能性が❗ ;
糖質を普通に食べたら、
命に危険が及ぶ病気の人もいます。
尿素回路酵素異常症の一部の、
シトリン欠損症です。
日本人の場合は
、
1万7千人に、1人の割合で発症します。
この体質の場合は
、
細胞の内側の物な、 『 細胞質 』
、と、
その細胞の内側にある、
『 ミトコンドリア 』
、 との間での、
『 アミノ酸 』 、
、 の、 やり取りが、 うまくいかない❗
、 為に
、
細胞質に、 NADH
、 が、
貯留して
、
『 抗 アンモニア 血症 』
、 を、 引き起こしやすい❗
、のですが
、
糖質を食べると、
それが、 迅速に進みます❗ 。
シトリン欠損症の人の多くは、
新生児期に、 代謝不全で、
『 新生児 黄疸 』
、 になります。
しかし、
程度が軽い場合には
、
黄疸が改善して、
見つからない❗
、 ことが、 あります。
このような、 お子さんは
、
離乳食の段階から、
肉や大豆、に、
ナッツ 、 が、 大好きで
、
甘い砂糖や、 ごはん、に、
パン 、 を嫌います❗ 。
糖質を食べると、 体調が悪くなる❗
、 ことが、 わかるのです。
ちょっと、 小柄なものの、
親や周囲が、
好きに食べさせてくれていれば、
機嫌よく、健康に育ちます❗ 。
怖いのは、 こういう子供が、
病気をして、 入院し
、
ブドウ糖を点滴されたり
、
学校で、 給食のパンを残さず
、
全部を食べるように、強制されたりした❗
、 ときです。
そうなると、
糖質を処理しきれない❗
、ので
、
『 高 アンモニア 血症 』
、 に陥ります。
これは、 脳の神経系に、
重篤な障害を引き起こす❗
、 ので
、
様々な神経症状らが発生して、
後遺症が残る❗
、 こともあります。
この状態のときに、 情報がないまま、
救急車で担ぎ込まれて、
ブドウ糖の点滴をされたら
、
状態が悪化して、 死ぬ❗
、 可能性もあります。
2015年から行われている、
タンデム・マス・スクリーニング法の導入前に、
生まれた方の場合は
、
この病気は、 見逃されている❗
、 可能性があります。
肉や、大豆、に、ナッツ 、ばかりを食べる、
偏食の方が、 身近にいたら
、
「 生まれつき、 低糖質食が好きは、
よいことだ 」
、と、 喜ぶだけでなく
、
この病気を疑って、 検査してみて下さい。
一生を、 糖質の摂りすぎを、
避けるべき、 必要性があります❗ 。
◇ 『 GLUT 1 欠損症 』 、 の人は
、
ブドウ糖が利用できず、 てんかんを発症❗ ;
厳しい糖質制限食である、
ケトン食
、 という物があります。
これは、 難治性の、 「 てんかん 」
、 の、 患者さんに対する、食餌療法として、
保険適応も、認められています ;
( 厳しい糖質制限食は、
厚生労働省から、 認められている❗
、 というわけです )。
『 難治性 てんかん 』 、 を引き起こす、
代表的な遺伝子異常症に、
『 GLUT 1 欠損症 』 、 があります。
『 GLUT 1 』
、 というのは、
『 ブドウ糖 』 、 を、 細胞の中に、
取り込む、 分子ですが
、
生まれつき、 この遺伝子に異常がある、
人の脳細胞は
、
ブドウ糖を利用できなくて、
エネルギーでの不足に陥り、
脳に、 障害が起こります❗ 。
幸いにして、 脳細胞は、
脂肪酸、 への、 代謝から、 出る、
『 ケトン体 』 、 も、 使うことが、
できるので
、
糖質を制限して、
脂質を中心にした、 ケトン食が、
症状を抑えるし、
発症も、 予防してくれます❗ 。
実は、 てんかんの患者さんに、
ケトン食が、 有効であることは、
百年前には、 常識で、
基本の食事療法でした。
しかし、
甘い物が好きな、
子供にとってみれば、
砂糖や小麦粉を抜きの、 ケトン食は、
苦痛です。
この為に、 1960年代に、
カルバマゼピン、 などの、
抗てんかん薬が開発されると
、
「 薬を飲めば、 大丈夫、
好きな物を食べて、いいよ 」
、 という事になり、 最近まで、
すっかり、 忘れ去られていた、
食事療法なのです。
1920年代に、 『 インスリン 』
、 が、 開発されて、
糖尿病への食事療法としての、
糖質制限が、 忘れ去られていたのと、
状況は、 よく似ていますね。
以上は、 糖質制限が、危険な体質の人、
糖質への食べすぎが、 危険な体質の人、
についての説明でした。
実は、 今回の話は、 前に書いた、
『 妊娠中に糖質制限して、大丈夫? 、
「 つわり 」、 のメカニズムと、
糖質制限の安全性 』 、 の、
話にもつながります。
★ 妊娠の初期に、 「 つわり 」
、が、 ひどい妊婦においては、
厳しい糖質制限は、 NG❗ ;
2018. 5.16 ;
妊娠すると、 どうして、 妊娠悪阻 ;
( つわり ) 、 が起こるのかについての、
仮説を、 以前の記事で書きました。
妊娠に伴って、 妊婦さんの体は、
『 糖質 エンジン 』
、 ではなくて、
『 ケトン体 ( 脂肪酸 ) エンジン 』
、 を、 主に回すようになるのではないか❓
、
それに切り替わる時に、
つわりになるのでは
、というのが、 私の仮説でした。
この記事に対して、 色々な方から、
ご意見いただきました。
産婦人科の先生からは、
「 妊娠糖尿病を指摘されたので、
糖質制限をしたら、 血糖値が改善して、
無事に出産できた。 その後も、
糖質を制限する生活を続けて、
次の妊娠では、
妊娠糖尿病にならなかったし、
お産も軽かった。
でも、つわりだけは、 良くならなかった❗
、という人は、いますよ 」 、 という、
情報も、いただきました。
その後に、 妊娠悪阻と、 エネルギー、
への、 代謝に関する、 論文を調べていて、
ある可能性について、 触れておくべき、
必要性がある
、 と、 考えました。
「 妊娠中の厳しい糖質制限が、
向いていない人、 するべきでない、
体質を持っている人がいて、
つわりの深刻さ、 とも、
関連するかもしれない 」
、 という、 可能性です。
あくまでも、 仮説ですが、
日本人の場合は、
494人に、 ➖人の割合で
( 広く考えると、 92人に、
➖人か、 それ以上の割合で ) 、
そういう方がいらっしゃるかもしれません。
◆ 「 脂肪酸 代謝 異常症 」 、の、
胎児への母親に起こる、妊娠中のトラブル ;
日本人だと、 3万4千人に、 ➖人
、 の割合で存在する、
脂肪酸代謝異常症の方々です。
我々の細胞は、 糖質、と、
脂肪酸、 との、 両方を、
エネルギーへの源にできるのですが
、
脂肪酸代謝異常のある人は、 主に、
糖質しか、 エネルギーにできないので
、
糖質への制限をすると、
命にかかわる、
『 低血糖 』 、 になってしまいます。
このようなメカニズムは、
脂肪酸への代謝に関わる、
様々な遺伝子らでの変異が、
原因となります。
この中で、
長い方の、 脂肪酸、 への、
代謝に関わる、
「 long-chain 3-hydroxyacyl-CoA dehydrogenase
( LCHAD 」
、 という、 分子、 な、
遺伝子に、 変異が起こって、
赤ちゃんが、 この遺伝子を、
両方とも、 失っている ;
( ホモ 変異の )
、 場合には
、
半分だけを失っている、
ヘテロ変異で、 体質に問題のないはずの、
お母さん ; ( 保因者 ) 、 において、
妊娠中に、 重大な問題が起こる❗
、 可能性が報告されています。
この、 タンパク質から成る、
酵素 コウソ 、 が、 ないと、
長鎖脂肪酸をうまく利用できません。
そして、 LCHAD 、 の、
酵素の活性を失った、 赤ちゃんの胎盤には、
処理しきれない、 『 脂肪酸 』
、 が、 多量に溜まってしまいます❗ 。
これが、 妊娠の後期のお母さんの、
『 肝臓 』 、へ流れ込むと
、
「 妊娠 脂肪肝 ;
( Acute fatty liver of pregnancy :
AFLP 」
、 と呼ばれる
、
かなりに、 危険な、
『 肝機能 障害 』、 を起こします。
この場合には、
糖質制限をしていると、
症状が増悪する、 可能性があります ;
( 理論上です )。
◆ 妊娠中の糖質制限が、
危険な人の割合は? ;
この酵素 コウソ 、 な、
LCHAD 、 への、 遺伝子の、
ある点での、 突然変異 ;
( 編注: DNA 、や、 RNA 、の、
G 、 A 、 T 、 C 、 のうちの、
一つの一塩基が、
別の塩基に、 置き換わってしまう、
突然変異 ) ;
、
が、
ヨーロッパ系の人たちの間では、
良く知られています。
たとえば、
ポーランドの北部の、
バルト海の沿岸に住んでいる、
カシューブ人の方々の場合は
、
そのヘテロ変異は、
57人に、 1人
、
ホモ変異の赤ちゃんができる確率は、
一万3千回の妊娠に、 一回
、の、
割合となります。
ドイツ、 などの、 その近隣諸国でも、
百人に、 1人は、
『 ヘテロ 変異 』 、 を持つ
、と、 推定されています。
日本人では、
欧米型の、
LCHAD 、 を成す向きな、
遺伝子、での、 『 点 突然 変異 』
、は、
見つかっていませんが
、
新生児タンデム・マス・スクリーニングでは
、
百95万人中の、 2人
、 において
、
この遺伝子を含む、 三頭酵素 コウソ
、 という、
遺伝子な領域に、 変異のある、
赤ちゃんが、 見つかっています。
発症する疾患は、 似た物になりますが、
こちらの方が、 少し、 重症です。
その割合から逆算すると、
日本人でも、
494人に、 1人
、 の割合で、
その遺伝子変異への保因者 ;
( ヘテロ 変異 ) 、 の、
お母さんがいる計算になります。
ヘテロのお父さんと、ペアになった場合に
、
ホモのお子さんを持ち得る、可能性は
、
4分の1
、 なので
、
97万5千回の妊娠に、 1回
、 は、
起こりえます。
その割合で、
「 妊娠中の糖質制限が、
危険な人がいる❗ 」 、 という事です ;
( 理論上です ) 。
★ 『 ヘテロ 変異 』、 であっても、
栄養への代謝の機能に、 異常が出る❗ ;
LCHAD 、 での、
『 ヘテロ 変異 』、 の人は、
妊娠していない時には、
何の症状も、 指摘されていません❗ 。
妊娠しても、 赤ちゃんが、 運悪く、
『 ホモ 変異 』、 にならなければ
、
『 妊娠 脂肪肝 』 、 にも、ならない❗
、 と、 推測されます。
ですが、
ヘテロ変異の方の、
代謝の機能には、本当に、
何の異常も、ないのでしょうか? 。
人間で、 見つかった、
遺伝子変異と同じような変異を、
マウスに導入 ;
( あるいは、 遺伝子を欠損 )
、
させて、 何が起こるかを研究する、
「 ノック・アウト・マウス 」
、 と呼ばれる、 方法があります。
LCHAD 、 を成す向きな、
遺伝子を含む、 三頭酵素 、 を成す、
遺伝子についても
、
ノック・アウト・マウスが作成され、
何が起こるか、が、 研究されています。
すると、
ヘテロ変異、な、 マウスでも
、
肝臓に、 脂肪が溜まり
、
『 インスリン 抵抗性 』 、 が上がる❗
、 ことが、 確認されました。
つまり、
ヘテロ変異であっても
、
栄養への代謝の機能に、 異常が出る❗
、 ことが、 明らかになったのです。
人間のヘテロ変異の方で、
肝機能や、インスリン抵抗性に、
問題があるか、どうか、 への、
報告は、 まだ、 ありません。
その問題についての研究は、
これから始まる所だ、 と、思います。
しかし、
ミトコンドリア 、 での、
長鎖脂肪酸を代謝するメカニズムは
、
マウスと人で、 ほぼ、 共通であり
、
人間のヘテロの方でも
、
肝臓での、 脂肪酸、への、
代謝の能力性が、 低くなっている❗
、 可能性が考えられます。
妊娠中のお母さんの肝臓は、
自分の分だけでなく、
お腹の赤ちゃんや、 胎盤、 の、
栄養らへの処理も、 負担する、
ことになる❗
、ので
、
この酵素 コウソ 、 への遺伝子での、
ヘテロ変異の人が、 妊娠した場合には
、
お腹の赤ちゃんが、 ホモ変異でなくても
、
脂肪酸、への、 代謝
、と
、
【 タンパク質、 などから、
生きてある体が、 自前で、
肝臓、 などで、 『 ブドウ糖 』
、を作り出す 】
、
『 糖 新生 』
、 が、 追いつかない❗
可能性は、 あります。
その場合には、 糖質制限をすると、
状況を悪化させる❗
、 と、 思われます。
このような状況の下 モト 、 では、
妊娠中の厳しい糖質制限は、
お勧めできません。
しかし、
いちいち、
自分の脂質への代謝を成り立たしめる、
遺伝子群の、 遺伝子配列を調べてから、
妊娠を考えることは、
現時点では、 できません。
妊娠中の血液への検査で、
肝機能での異常を指摘されてからでは、
対処が遅すぎる❗
、 可能性があります。
では、どうすれば、いいのでしょうか?。
今回にご説明した、
「 LCHAD 、 を成す向きの、
遺伝子が、 ヘテロ変異 、の、
妊婦さん、の、 胎児 、が、
ホモ変異である症例 」
、 では
、
その、 かなりの症例で、
妊娠の初期 ; ( 13週齢ぐらい ) ;
、 までに、
重症の妊娠悪阻 ;
( 妊娠中絶を考えるような、
激しい、つわり ) ;
、 が発生する❗
、 ことが、 報告され、
それには、
『 肝機能 異常 』
、 を伴います。
私は、 以前の記事で、
「 つわりは、 脂肪酸 ;
( ケトン体 ) エンジン 、を、
うまく動かせなくて、
糖新生の能力が、低い、 妊婦さんで、
症状が強いのではないか 」
、 と、 書きました。
その一方で、
マウスへの研究から考えると
、
「 LCHAD 、 あるいは、
三頭酵素 、 を成す向きの、
遺伝子 、 が、
ヘテロ変異のお母さんは、
体質的に、 脂質への代謝の能力、や、
糖新生の能力が、 低い、 可能性がある 」
、 と、 予想されます。
これらな事らを考えると
、
妊娠の初期から、 酷いつわりで、
苦しんでいる妊婦さんは、
脂質への代謝の能力が、ほかの方よりも、
低い❗
、 可能性があります。
つまり、
そういう人に、
厳しい糖質制限は、お勧めできません ;
( 勿論、 そういうお母さんの場合は、
糖質制限なんて、 全然、 無理、
糖質を、 ほんの少しずつ、 食べる、
のが、 精いっぱい 、 という、
状況かもしれませんが ) 。
私が、 産婦人科医になった頃には
、
まだ、 AFLP 、 への、
原因な、 遺伝子は、 わかっていなくて
、
一万数千回から、 数万回に、
➖回
、 の割合で起こる、
原因が不明の、 怖い妊娠合併症である
、 という、 概念でした。
三頭酵素 コウソ 、 を成す、
原因な遺伝子
、 で、
ホモ変異が発生する、 妊娠は
、
97万5千回に、 1回
、 ですから
、
三頭酵素への遺伝子での変異だけが、
AFLP 、への、原因である、
、とは、 考えられません❗ 。
色々な遺伝子の変異で、
AFLP 、 が発生する、
可能性があります。
新生児タンデム・マス・スクリーニングから
、
日本人では、 さまざまな、
脂肪酸、への、 代謝らの経路での異常 ;
( ホモ 変異 )
、 が
、
3万4千人に、 ➖人
、 の割合で、発生する❗
、 ことが、 わかっています。
これらの一部もまた、
AFLP 、 の発症、への、 候補である
、 と、 想定すると
、
ヘテロ変異を持つ方は
、
妊娠中の厳しい糖質制限を、
避けておく方が、 良い❗
、 と、 考えます。
3万4千回に、 ➖回
、 の割合で
、
『 ホモ 変異 』、 が発生する
、
これを、 仮に、 単一の、
遺伝子異常で発生する
、と、計算すると
、
92人に、 ➖人、の、 日本人は
、
『 ヘテロ 変異 』、 を持つ、
可能性があります。
正確には、
それぞれの遺伝子変異について、
確率を計算して、 合計するべき、
必要性がありますし
、
ホモ変異の赤ちゃんの一部は、
生まれる前に、 亡くなる、
可能性もあるので
、
ヘテロの方は、 もう少し、
多いかもしれません。
そう考えると、 理論な上では
、
92人に、 1人か、 それ以上の確率で
、
妊娠中の糖質制限は、 お勧めできない、
宛ての体質をお持ちである、
可能性があります。
そして、そういう方は、
酷いつわりに悩まされている❗
、 可能性があります ;
( 仮説です ) 。
また、
3万4千回のお産に、
➖回は、
命にかかわる合併症 ;
( 妊娠 脂肪肝 )
、 が起こり易い❗
、 可能性もあり、
その場合に、
糖質制限は、危険な食事方法となる❗
、 可能性があります ;
( 仮説です ) 。
☆ 妊娠中の、 安全な、
糖質制限への取り組み方は、人それぞれ❗ ;
自分のタイプを知る、6つのポイント ;
2018. 6.15 ;
「 長鎖脂肪酸 、への、 代謝 」
、 に必要な、 酵素 コウソ 、 を、
成し得る、 遺伝子について、
ヘテロの遺伝子変異のある方 ;
( 保因者 ) 、 が、 理論上では、
日本人の場合は、
92人に、 1人か、 それ以上がいる、
可能性がある――。
これらの、 ヘテロ変異の方らは、
厳しい糖質制限が向いていない、
可能性があります❗ 。
特に、 妊娠中は、
母親の肝臓への負荷が増えるので、
向いていない❗
、 可能性があります。
妊娠の初期の重症悪阻 ; ( つわり )
、 の症状が、 大変に、 強い人は、
そのヘテロ変異を持っている、
可能性があるのです 。
さらに、 父親も、
ヘテロ変異を持っていて、
お腹の赤ちゃんが、
ホモ変異だった場合には、
『 妊娠 脂肪肝 』、 などの、
危険な妊娠合併症が起こるかもしれない。
その場合には、 糖質制限は、
その症状を増悪させる、
可能性があります。
◇ 妊娠中の食事での、 糖質制限は、
体調を見ながら、 変えていく❗ ;
以前の記事で、
「 妊娠中の糖質制限は、 理論的には、
問題ない 」 、 と、 私は書きました。
それは、 脂肪酸、 への、
代謝の機能に、 問題が、ない、 方々を、
前提として、 考えた場合です。
しかし、
長鎖脂肪酸への代謝に関わる、
酵素 コウソ 、 を成し得る、
遺伝子について、
ヘテロの遺伝子変異のある、
保因者の方々が、
日本人でも、
92人に、 1人程度は、いる❗
、 可能性がある、とすれば
、
妊娠中の食事は、 どうすれば、
いいのでしょうか? ;
糖質制限は、
すべきでは、ないのでしょうか? ;
いいえ、 それでも、
妊娠中の、 糖質への摂りすぎや、
頻回での、 食後の高血糖は、
回避すべきです❗ 。
できるだけ、 そうならない、
糖質への摂取に努めるべきで、
私は、 以下のように思います。
☆ 妊娠中の糖質摂取、 6つのポイント ;
① 妊娠する前から、
糖質制限を開始していて、調子の良い人は、
そのまま、続けてみて、
つわりが酷いようであれば、
糖質への摂取量を、 少しずつ、
増やしてみる。
症状が軽くなった所の、
糖質量で、 維持する❗ ;
( 逆に、 糖質量を増やして、
つわりが悪化するような場合は、
無理をして、 増やす必要は、ない )。
妊娠中に、
肝機能での異常が見つかった場合には
、
以下の、 ③ 、 を参照のこと。
② 妊娠する前の、 糖質への制限が、
そもそも、 うまくいかない❗
、あるいは、
体調の不良を伴う場合には、
糖質制限は、 継続せずに、
以下の、 ③ 、 を参照のこと。
③ 妊娠する前に、
現代人の標準である、
精製されてある、 糖質 、を、
60 % 、 か、 それ以上、を、
食べていたような、 妊婦さんの場合は
、
精製されてある糖質を、
玄米や、全粒粉のような、
より、 人体の側には、 吸収されない❗ 、
糖質 、 から成る、
『 食物繊維 』 、 を多く含む、
『 糖質 』、 に代える❗ 。
さらには、 「 食べ順 」、 を考える、
ことで、 食後の高血糖を回避する❗ 。
調子が良ければ、 徐々に、
糖質への摂取量を減らす❗
、が
、
1食当たりで、
20 ~ 40 g 、 の、
糖質への制限までに、 とどめる❗ 。
調子が悪ければ、
糖質への摂取量を増やす❗ 。
④ 妊娠中に、
妊娠糖尿病を指摘された人も
、
上記の、 ③ 、 からスタートする❗ 。
いきなりに、
厳しい糖質制限に走っては、いけない❗ 。
⑤ 先に生まれた子供や、 血縁に、
脂肪酸への代謝での異常症の方がいる、
場合には
、
医師に相談の上で
、
玄米や全粒粉のような、
食物繊維を多く含むような、
糖質に代えて❗
、さらには、
「 食べ順 」 、 を考えることで
、
食後の高血糖を回避することに努めるが、
糖質への摂取量は、 減らさない❗ 。
⑥ 前の妊娠中に、厳しい、
つわり ; ( 妊娠 悪阻 ) 、 に苦しんだ人、
あるいは、 血縁関係者に、
厳しいつわりで苦しんだ人がいる場合も、
⑤ 、からスタートして、
調子が良ければ、
上記の、 ③ 、 に進む。
前の妊娠中に、
肝機能での異常を指摘された人
、あるいは、
血縁関係者に、
妊娠中の肝機能での異常を指摘された、
人がいる場合も
、 上記の、
⑤ 、 からスタートしてみる。
以上になります。
非常に面倒くさい、 と、
思われるかもしれませんが
、
人間の体質は、 一人一人で、異なる❗
、ので
、
万人に共通する、 食事方法、
というものは、 存在しません。
上記のような対応が、
現実的か、 と、 思います。
もちろん、 これは、
妊婦さんに限ったことでは、なくて
、
男性でも、 女性でも、
厳しい糖質制限をすると
、
体調を悪くする人は
、
このような体質 ;
( 脂肪酸、への、 代謝にかかわる、
酵素 コウソ 、 を成し得る、
遺伝子についての、
『 ヘテロ 変異 』 )
、
である、 可能性を考慮するべき、
必要性もある、 と、 思います ;
( 理論上です ) 。
この事については、 私の務録でも、
数年前に、 指摘しておりますが、
そこでは、 妊婦さんと、
「 妊娠 脂肪肝 ;
( Acute fatty liver of pregnancy :
AFLP 」 、 の存在については、
考慮していなかったので、
記事として上げさせていただきました。
私の記事をずっと読んでくださっている、
方たちの中には、 逆に、
妊娠中に、 糖質、を、
日本人の平均な摂取量である、
55 ~ 60 % 、 を食べさせると、
体調を壊す、
場合によっては、 母子ともに、
危険な状況 ;
( 高アンモニア血症 ) 、 に陥る、
可能性の方々が、いらっしゃる、
ことにも、 思い当たる❗
、と、思います。
これは、 「 シトリン 欠損症 」
、という、 糖質、 への、 代謝に、
問題が起こる、 体質の方々です。
ホモ変異の方々は、 肉や豆を好み、
米や砂糖、 などの、
糖質を回避する❗ 、
偏食の傾向が、 明らかですが、
ヘテロ変異の方々の偏食の傾向は、
特に、 報告されていません。
しかし、ヘテロ変異の方の妊娠中にも、
やはり、 赤ちゃんと胎盤の分の、
栄養ら、への、 代謝の負荷が増大します、
ので、
そのような時に、
糖質を沢山を食べさせるのは、
良いことでは、ない❗
、と、 思われます。
また、 赤ちゃんが、
ホモ変異であった場合には、
糖質による負荷は、 大変に危険です❗ 。
現代の医学や栄養学では、 妊娠中に、
カロリーへの摂取量を上げるように、
それも、 6割程度か、 それ以上の、
カロリーは、
炭水化物から摂るように、
指導されてしまいます。
これは、 65人に、 ➖人 、 の、
妊婦さんにとっては、
危険な栄養指導になる、
可能性がある。
もしも、 あなたが、 糖質制限、あるいは、
低糖質の食事の方が、 好きで、
妊娠中の栄養指導で、
白米を山盛りで食べさせられて、
体調が悪くなったのであれば、
糖質、への、 代謝の機能が、
低い、 体質である❗
、 可能性があります。
自己防衛のために、そのような、
糖質の過多の食事は、 断るべきだ❗
、と、 思いますし、
医療側も、 この可能性を考慮した上で、
個別に、栄養指導をするべきだ
、と、 私は、思います。
「 お腹の赤ちゃんのために、
山盛りの白米の、 どんぶりご飯を食え 」
、と、 強制する事は、あってはなりません❗ 。
★ つわりは、 重い人も、 軽い人も……
なぜに、 違う? ;
妊娠のたびごとに、 重いつわり ;
( 妊娠 悪阻 ) 、 に苦しむ人もいれば、
妊娠のたびごとに、
つわりが重かったり、 軽かったり、
極端に変わる人もいます。
また、 何度を、 妊娠しても、
つわりに、全く、 無縁の人もいます。
私も、かつては、
産婦人科専門医でしたから、
これらの現象らは、知っているものの、
「 なぜ、 そうなるか? 」 、 の、
説明は、できないままでいました。
つわりへの原因が、
妊婦さんの脂肪酸への代謝の経路の、
酵素 コウソ 、 を成し得る、
遺伝子での、 ヘテロ変異 、 の、
有無に影響されるのであれば
、
人によって、また、 妊娠のたびごとに、
つわりの症状に強弱がある、
ことへは、 説明がつきます。
遺伝子変異がある人は、 つわり、
な、 症状らが、 強くなる❗
、 と、 思われます。
お腹の赤ちゃんに、
遺伝子変異がないか、
ヘテロ変異があるか、
ホモ変異があるか、あるいは、
複数の酵素ら、を、成し得る、
遺伝子ら、での、 ヘテロ変異重複 ;
( 父から、 別の、脂質、への、
代謝をする、 酵素 コウソ 、を成し得る、
遺伝子についての、
ヘテロ変異を受け継いだ場合 ) ;
、 が、 あるか、 などの
、
胎児・胎盤での要因も
、
母親の肝機能への負担に関わり
、
つわりの重さに影響する、
可能性があります。
そう考えると、 妊娠のたびごとに、
様々な、つわりの症状がある
、というのも、 納得できるように思えます。
逆に言えば、 私が、 ここで、
以前に、 仮説として提示した、
「 妊娠悪阻・つわり、 とは、
妊娠中に、 胎児・胎盤系の、
脂肪酸、 への、 代謝 、 が、
エネルギー、への、 代謝、 が、
主体になることで発生する、
一時的な症状ではないか? 」
、 という、 考え方も、
確からしい❗
、 という事になります。
以上は、 既存の知識と、それを基にした、
仮説の上の話です。
しかし、
「 妊娠中に、 いきなり、
厳しい糖質制限をすることは、
危険かもしれない❗ 」
、
それと同時に
、
「 妊娠中に、 糖質への摂取量を、
いきなり、 増やすことも、
危険かもしれない❗ 」
、 という事のみ、
認識していただけたら
、と、 思います。
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