経済参謀

個人や私企業らの各々の個人経済系とは、
異なり、 通貨ら等の効果らが、
自己循環する、 国民経済系などの、天下経済系への体系的な認識の構築を通しても、
日本の主権者である、 日本国内らに在るべき、福利らの拡充を成す事に必要な、
情報事項らを提供する

歴史拾遺 ヒロイ ; 源頼信氏❗ 。 解放を急ぐべき、 シナによる、 桜木琢磨市議ら 実質 拉致事件ら❗

☆ 源頼信氏❗ ;

歴史拾遺 ヒロイ ;

☆ Japaaan ;

家族や友人など、もしも、大切な方が、

「 人質にとられたら 」、 どうしますか?、

身代金を支払うなどして、

要求を呑むか、あるいは、

「 テロに屈する訳にはいかない! 」、

と、あえて、見殺しにするでしょうか。


極限の状況の下のにおける決断こそ、

人間の真価が問われる、 と言いますが、

ここで、ある武者の逸話を紹介したい、

と思います。


彼は、 テロに屈せず、 人質も、

見殺しにはしませんでした。


時は、 平安時代の、 長保二年 ;

第千年 、 ごろ。


今回の主人公の 、 源頼信

( みなもとの よりのぶ ) 、 氏が、

上野介 ( こうづけのすけ。 現:

群馬県の国司 ) 、 として、

現地に赴任していた時のこと。


頼信氏には、 藤原兵衛尉親孝

( ふじわらの ひょうえのじょう ちかたか )、

氏、 という、 乳兄弟 ;

( 乳母の子。 主従が、

同じ母親に育てられることで、

兄弟同然の絆と忠誠心が養われた ) 、

がおり、 すぐ、近所に住んでいました。


ある日に、 親孝氏の家に、

盗人が忍び込んだところで、 主君の、

頼信氏と同じく、

「 極 ( きはめ )タル、

兵( つはもの 」、 として知られた、

親孝氏は、 恐れる事なく、それを捕らえ、

縛り上げておいたのですが、どうした事か、

巧く逃げられてしまいます。


その時、 親孝氏は、 出勤していて、

不在だったために、 家来たちが、

すぐに、追い駆け、 間もなく、

盗人に追いつくのですが、

追い詰められた盗人は、 すぐ近くにいた、

「 5 ~ 6歳の可愛らしい男の子 ;

( 五ツ六ツ計 バカリ 、 ナル、

有ケル男子ノ、 形チ厳カリケル 」 、

を、 人質にとると、 物置小屋 ;

( 壺屋 ) 、 へ立て籠もります。


盗人が、 男の子をねじ伏せて、

膝で、おさえつけ、 刀を抜いて、

その腹へ突きつけた様子に、 一同は、

すっかり、青ざめてしまいました。


それも、 その筈、 盗人が人質にとった、

男の子とは、 他ならぬ、

親孝氏の息子だったのです。


さぁ、困りました。

とにもかくにも、報告せねば、と、

家来の一人が帰って来ると、ちょうど、

親孝氏も帰宅していました。


「 大変です❗、 逃げ出した盗人が、

若君を人質に、立て籠もりました❗ 」 ;


【 原文 】 ; 「 若君ヲバ、 盗人

( ぬすびと )、 質 ( しち )、

ニ取リ奉リツ 」 。


聞いた親孝氏が、 慌てふためきながら、

現場に急行してみれば、 確かに、

捕らえた筈の盗人が、 厳

( いつくし = 慈し ) 、い我が子に、

白刃を突きつけています。


一瞬、目の前が真っ暗になった ;

( 見ルニ、 目モ暗レテ、 為ム方無ク

思ユ ) 、 親孝氏ですが、そこは、

「 極タル兵 」 、 の意地、 どうにか、

我が子を奪い返してやろう、と、

にじり寄るも、


「 近寄るな❗ 、 近寄ったら、

子を突き殺すぞ❗ 」 ;


【 原文 】 ; 「 近く、ナ、 寄リ

不御座 ( おはしまし ) 、 ソ。

近クダニ寄御座 ( よりおはしまさ ) 、

バ、 突キ殺シ奉ラムトス 」 。


と、 凄まれてしまっては、

どうすることもできません。


「 あぁ……我が子を殺されてしまったら、

こんな盗人ごときを、

ズタズタに切り刻んだところで、

いったい、何になると言うのだ… 」 ;


【 原文 】 ; 「 現ニ云 ( いふ ) 、

マヽニ突キ殺 ( ころし ) テバ、

百千ニ此奴ヲ切リ刻( きざみ )タリトモ、

何ノ益カハ可有 ( あるべ )キ 」 。


途方に暮れてしまった親孝氏は、

家来たちへ、 「 逃げないよう、

遠巻きに囲っておけ❗ 」、と、

命じておき、 自分は、

国司の館へ急行しました。


こうなったら、もう、

頼信氏を恃むよりなかったのです。


さて、 国司の、頼信氏の官邸は、

すぐ近く。 親孝氏のただならぬ様子に、

驚いた頼信氏が、 「 これは、 一体、

どうしたことだ ( 此ハ何事の有ゾ 」

、 と尋ねると、 親孝氏は、


「 大事な一人息子を、 賊の人質に、

とられてしまいました❗ 」 ;


【 原文 】 ; 「 只独リ持テ候フ子ノ童ヲ、

盗人ニ質ニ被取 ( とられ )テ候フ也 」 。


、と、泣き出してしまいました。


平素からの親子の情愛深さが、

察せられるところですが、

今は、状況が状況。


頼信氏は、 動じることなく、

咲( 笑 )って、 親孝氏をなだめます。


「 我が子が愛しい気持ちは、 解るが、

別に泣くほどのことはなかろう。

こんな時こそ、相手が、 鬼神だろうと、

挑みかかる勇気が大切なのだ。


いっそ、 『 こわっぱの一人くらい、

殺させれば、よかろう 』、 位に考えよ。

そもそも、 『 我が身が惜しい、

妻子が心配だ 』、 などと言っておっては、

武士の奉公は、 務まらぬ 」 ;


【 原文 】 ; 「 理ニハ有レドモ、

此ニテ可泣 ( なくべ ) キ事カハ。

鬼ニモ神ニモ取合 ( とりあはむ )

ナドコソ可思 ( おもふべ )ケレ……

( 中略 )……然許 ( さばかり )ノ小童

( こわっぱ ) 一人ハ突殺サセヨカシ。

然様 ( さよう ) の心有テコソ、兵

( つはもの ) ハ立ツレ…(後略)… 」 。


一度は、 戦場に出てしまえば、

いかに、手立ては打てようと、

故郷の妻子を直に守ることは、できない。


しかし、妻子の事など気にかけていては、

奉公がおろそかになって、

自分が、殺されるだけなら、まだしも、

味方は、 戦に敗れ、

主君に、面目が立たない。


それなら、いっそ、気がかりとなる、

子供など、殺させてしまえば、

心置きなく戦い、奉公も適うというもの。


現代の価値観からすれば、 随分と、

酷薄で、非情にも思えますが、 これが、

武士の倫理であり、 戦場で、

互いの命を預け合う仲間に、

求められる資質でした。


ただ、頼信氏も、 別に、

親の愛情がわからない人ではなく、

ちゃんと捕漏を入れています。


「 まぁ……とは言うものの、 一つ

わしが行ってやろう 」 ;


【 原文 】 ; 「……(前略)……然ニテモ

我レ行テ見ム 」 。


そう言って、太刀を一振り手にとり、

悠然と出かけていきました。


さて、太刀を一振り持って、

現場に到着した頼信氏は、盗人が、

親孝氏の息子を人質にとって立てこもる、

物置小屋 ( 壺屋 )、を確認します。


「 上野介様だ❗、

上野介様が来られたぞ❗ 」 。


すると、 盗人は、その顔色が、

みるみる青ざめてしまいました。


それも、そのはず、かねてより、

文武に名高く、鬼神も恐れぬ豪傑として、

知られた源頼信氏が来たとなれば、

人質などは、お構いなしに、

自分を殺しに来るかも知れません。


もうダメだ、と、震え上がった盗人は、

いよいよ、テンパって、

童に、刃を突きつけます。


「 く、来るな❗ 、 こ、こいつが、

どうなってもいいのか❗ 」 。


すっかり、泣き疲れていたであろう息子も、

また怖くなって、大声で泣きわめきますが、

そんな事で動じる頼信氏では、ありません。


頼信氏は、 盗人に訊ねます。


「 そなた、その童を人質にとったのは、

そなたが助かりたいためか。それとも単に、

その童を殺したいためか……申せ 」 ;


【 原文 】 ; 「 汝( なむぢ )ハ、

其ノ童ヲ質ニ取タルハ、我ガ命ヲ

生カムト思フ故カ、 亦( また )、只

童ヲ殺サムト思フカ。 慥( 確か )ニ

其ノ思フ所ヲ申セ、彼奴 」 。


静かに、しかし、有無を言わさぬ、

威厳をもって発せられた頼信氏の問いかけに、

すっかり萎縮しながら、盗人は、答えます。


「 別に、 子供を殺したい訳が、

ないじゃないですか。 ただ、

私は、死にたくない、 生き延びたい、

と思うから、 一縷の望みを賭けて、

人質をとっただけです 」 。


【 原文 】 ; 「 何 ( いか )デカ、

児ヲ殺シ奉ラム、 トハ思給ヘム。

只、 命ノ惜ク候ヘバ、 生カムトコソ、

思ヒ候ヘバ、 若( もし ) ヤトテ、

取奉タルナリ 」 。


そりゃ、 そうだろうな……という事で、

頼信氏は、 盗人に、

「 解決策 」、 を提示します。


「 よし……それなら、 悪いようには、

せんから、 刀を捨てよ。この頼信が、

『 捨てよ 』、 と言うからには……、

解って居ろうな…… この頼信を信じて、

刀を捨てよ 」 ;


【 原文 】 ; 「 ヲイ、 然ルニテハ、

其ノ刀ヲ投ゲヨ。 頼信ガ此許

( かばかり )、 仰セ懸ケムニハ、 否投

( えなげ ) デハ不有 ( あらじ ) 。

汝ニ童ヲ突セテナム、 我レ否見

( えみ ) マジキ。 我ガ心バヘハ

自然 ( おのづか ) ラ、音ニモ聞クラム。

慥ニ投ゲヨ、彼奴 」 。


刀を捨てて、人質を解放すれば、

命は、助けてやる。


そうは、言われても、刀を捨てたら、

約束を反故にされてしまうかも知れない。


盗人は、暫し、 逡巡しましたが、結局は、

頼信氏を信じることにしました。


「 ありがとうございます。 頼信様が、

そう仰せなら、どうして、

背くことがありましょうか 」 。


【 原文 】 ; 「 忝( かたじけな )ク、

何( いか )デカ仰セ事ヲバ不承

( うけたまはらで )ラ

候( さふら )ハン。 刀ヲ投ゲ候フ 」 。


そう、 刀を投げ捨てると、

童を解放したのでした。


さて、頼信氏は、 家来たちに命じて、

盗人を捕らえて、引き出させました。


大切な息子を殺そうとした極悪人ゆえ、

親孝氏は、 斬り捨ててくれようと、

息巻きますが、 頼信氏は、

それを制して言いました。


「 こやつは、 この頼信を信じて、

息子を解放したのだから、

約束を反故には出来ない。 そもそも、

盗みを働くのは、 貧しいからであり、

人質をとったのは、

助かりたいからであって、

憎む事でも、ない。 結局、

息子は、 無事だったのだから、

今回ばかりは、 赦してやる。 道中、

何か、入用な物はあるか? 」 ;


【 原文 】 ; 「 此奴、 糸( いと )、

哀レニ此ノ質を免シタリ。

身ノ侘シケレバ、 盗ヲモシ、

命ヤ生 ( いかむ )トテ、

質ヲモ取ニコソ有レ。

悪 ( にく )ガルベキ事ニモ非ズ。

其レニ、 我ガ、「 免セ 」、ト云ニ随テ、

免シタル、物ニ心得タル奴也。

速( すみやか )ニ、 此奴免シテヨ 」、

「 何カ要ナル。 申セ 」 。


こう聞いて、盗人は、

感涙にむせぶあまり、 何も、

言えなくなってしまいます。


そこで、 頼信氏は、家来に命じます。


「 よし、こやつに食糧を少しくれてやれ。

それと、盗みの報復を受ける、

かも知れないから、 厩の駄馬に、

鞍を載せたものと、弓矢も、

一揃いくれてやれ 」 。


罪を赦したばかりか、 そもそも、

盗みをするのは、 飢えたゆえ、と、

食糧を与え、更には、 報復を受けない、

場所まで、 身を護れるよう、

馬や武具までくれてやる始末。


盗人の恐れ入りようは、

察するに余りあります。


「 その食糧がある内に、

まっとうな仕事を見つけて、今度こそ

真っ当に暮らせよ……

さぁ、早く行くがいい 」 ;


【 原文 】 ; 「 此ヨリ、 ヤガテ、

馳散 ( はせちら )シテ去( い )ネ 」 。


盗人は、 頼信氏へ、礼を言い、

親孝氏らな父子に詫びると、 そのまま、

駆け去っていったのでした。


その後に、 その盗人が、 どうなったかは、

誰も知りませんが、 命の助かった、

親孝氏の息子は、 金峰山 ;

( みたけ。 現:奈良県の、 吉野郡は、

・金峯山寺? ) 、 で出家して、

明秀( みょうしゅう )、 と名乗り、

修行を積んだ末に、 阿闍梨 ( あじゃり )、

と、なられたそうです。


こうして、 頼信氏は、人質の命も、

盗人の命も救ったのですが、

これが、 成功したのは、頼信氏が示した、

「 兵 ( つはもの ) の威 」 、が、

あってのことでした。


盗人が、その名を聞いただけで、

戦意を喪失し、観念してしまう程に、

武勇にすぐれていた事に加えて、

頼信氏が、 「 命を助けてやる 」、

と、 言えば、 親孝氏のように、

殺意を持った者がいても、

制することのできる威厳、そして、

「 そもそも、 盗みをするのは、

貧しいからだ 」、と、

罪を赦せる、慈悲。


これらを総括して、 当時は、

「 兵 ( つはもの )の威 」、 と称し、

それを感じたからこそ、 盗人は、

頼信氏を信じて、 刀を投げ捨て、

人質を解放したのでしょう。


一方では、

「 子供など、 足手まといなら、

殺させてしまえ❗ 」 、と、

言い放つ非情さと、

盗みをはたらくまでに追い詰められた、

人に対する、 慈悲深さ。


これらは、 決して、相反する物ではなく、

武者にとっての、 「 中庸 」、 とは、

両極端を足して、二で割った、

「 平均値 」、 ではなく、

両極端のいずれにも対処できる、

柔軟さを意味します。


「 If I wasn’t hard, I wouldn’t be alive.

If I couldn’t ever be gentle,

I wouldn’t deserve to be alive. 」

( タフでなければ、生きて行けない。

優しくなれなければ、

生きている資格が、ない ) ;

※レイモンド・チャンドラー氏著 ;

『 プレイバック 』、 より。


かつて、 武者たちが理想とした、

「 兵の威 」、は、 戦乱のない、

現代にあっても、平和や、

大切な者を守るために、大切なことを、

私たちに教えてくれます。


☆ 海底からの噴火で、

日本の領土が拡大か。

数千人以上の日本人たちを監禁している、

シナ❗ 17/ 3/25 16:53 ;


【 より早くに、

日本人たちの足元の地下へ、

避難経路らと、

住める避難所らとを、 作り拡げてゆく、

公共事業らを成して、

英米の実態的な金融員らから、

日本国民たちへ、

押し付け続けられて来てある、

『 デフレ 不況性 』 、

を、 解消し去ってゆくべき、 必要性が、

日本国民たちと、 在り得る、

日本国民たちによる、

平和への調停を有効に受け得る、

可能的な戦争当事者としてもある、

世界中の一般の人々には、 ある 】。


◇ 湧き水の 濁りに続く 山津波


無い、水どもが 湧くも、先触れ・・。


◇ 連れ殺す 浜から沖へ 離岸流


脇へ泳いで 命を拾え・・。


◇ 根途記事 ➕ 論弁群 ➕ ;


☆ 1858年に、

・・立山カルデラ 、 という、

火山陥没地の、 脆い山の斜面が、

広大な範囲にわたって、 崩れ落ち、


常願寺川の上流である、

真川や湯川をせき止めてしまったのだ。


それから1週間ほどは、 何もなく過ぎた。

が、 常願寺川の流量が、 5分の1しかない。


誰彼ともなく、 山津波が来ると、 騒ぎ出し、

藩主や家中の侍たちは、 呉羽山に避難し、

城下の町人たちも、 家財を捨てて、 避難した。


◇ 粥 カユ のごとき、 土砂の濁流❗ ;


洪水時の常願寺川 ; 写真提供:

立山カルデラ砂防博物館 ;


先の地震から、 半月ほどを経た、 3月10日

( 新暦の、 4月22日頃 ) 、 だった。

桜の花も散り、

暖かい日が続いていた、 という。


突然に、 立山の全山が崩壊したか、

と思えるような、

激しい地鳴りがしたかと思うと、


「 川筋の一面に、 黒煙が立ち上り、

みるみるうちに、 大岩小岩、大樹、

森羅万象、押し出され、

右押し出せる内には、

水は、 一滴もなく、 皆、 固き粥のごとき、

泥砂にて、 その内、 大小岩相交じり、

また、 岩と岩とが衝突して、砕け、

時々, 黒煙立ち上り、


葦峅寺までは、 20~30間

( 36 ~ 54 メートル ) 、 ばかりの、

大岩を押し出して、

2、3里下の横江村辺では、 7~8間 ;

( 13メートル前後 ) 、 の石を押し出し

( 中略 );


なかんずく、 廻り、 6 ~ 7尺の樫の木に、

猿の、2匹が、 すがりながら、

葦峅辺より、 半屋村まで、

4里あまり、 流れ来たり。


その木そのまま、 今も、 川中に立てり。

実に、 万代未曾有の変事なり 」

( 『 立山変事録 』 ; 一部を意訳 )。


この土石流は、 今の大日橋あたりから、

右岸の舟橋村を直撃し、 白岩川をつたって、

水橋の港を襲った。


水橋の港では、 膨大な流木らが押し寄せ、

その下へ、 土砂が潜って、 大渦巻きが起こり、

なにやら、 鯨のような、

得体の知れぬ生き物が、 渦の中で、

青白い炎を吐いた、 という、

怪奇現象も報告されている。


岩峅寺では、 神殿が、 山の方へ、

50数メートルも、押し上げられ、

その上流にある、 葦峅あたりの、

広大な川原は、土砂に埋まり、

高低なく、 一面が、 平らになった。


上滝に流れ着いた大岩は、 長さが、

約30メートルもあり、 馬瀬口あたりは、

川と堤防が、 同じ高さになった、 という。


常願寺川の一帯の田畑は、

黒い粥のごとき、 泥砂の大海原と化し、

流され壊された家屋は、 数を知れず、 また、

水路らの大半は、 潰されてしまった。


死者は、 38人、 と、 某記録にあるが、

この時の被害は、 よく分かっていない。

その1ヵ月半の後に、 常願寺川の流域は、

再び、 未曾有の大災害に襲われる。


☆ 常願寺川 農人の記憶 ― 山をも流した河

[ Jyouganji-River Memory of the Farmers ] ;


【第五章】; 恐るべし山津波 ;


「 泥抜けの気遣い、 これなき候 」 ;


・・3月10日の山津波は、

午後4時頃になって、引いたらしい。


しかし、 翌日に、また、

「 城下残らず、 川底となるべし 」 、

との噂が飛び交い、


武士町人は、 狂気のごとく、 東奔西走、

城下は、 火事か戦のような大騒ぎとなった、

という。


さすがに、 加賀・富山の両藩主も、 再び、

山への調査を命じた。

この時の報告書によれば、

堰 セ き止め、 湖は、 すべてが、 流れ去り、

真川の水も、滞りなく流れて、


「 この末、 再び、 泥抜けの気遣い、

これ無き義と存じ奉り候 」 、

と、 結んでいる。

そして、 城下に、 安全宣言を発令した。


4月といえば、 今の新暦で、 5月の半ば。

しかし、 田植えどころではなかった。


ことに、 壊れた水路らへの補修に、

多くの農員らが、 かり出されていた。


「 三ヶ村用水、 次に、 太田用水

普請 四月七日より十日が間、

七万八千人の人足なり 」 、

などと、 記録にある。

おそらく、 老若男女を問わず、

村中の人々が、

この一面の泥海の後始末をしている、

最中であった。

そして、 1ヶ月半の時が流れた。

ようやく、 村人の顔に、

落ち着きが見え始めた頃であった。


◇ 恐るべし 山津波❗ ;


人物画『地水見聞録』より ;

富山県立図書館所蔵 ;

出典: 『 越中立山大鳶崩れ 』 ;



・・4月26日 ( 新暦での、 6月9日頃 ) 。


正午過ぎ、 またもや、

立山から、 大鳴動が聞こえた❗ 。

そして、 天を突き上げ、 地を逆巻きながら、

真っ黒な濁流が、 怒涛のごとく押し寄せ、


ほとんど一瞬にして、

常願寺川の流域を飲み込んでしまった。


今度は、 真川ではなく、

湯川を塞いでいた土砂であった。


この土石流は、 前回よりも、

6メートルほどは、 高かったらしい。


岩峅寺の立山権現は、 川底から、

約 24メートルの高さにあるが、


本社の床まで、 水がつき、

柵が流された。


「 河下は、 水盛には、 両ふち共に、

川も岡もなし。 瞬時に泥海也 」。


冒頭で書いた大場の巨石は、

この時に流れ着いたものだ。

また、 その対岸の西大森には、

幅が、 15メートル、で、 長さが、

29メートル 、 という、

とてつもない大岩が、

今も、 土手にはまっている。


山中、真川と湯川の合流点にあったものが、

西大森まで流れ着き、 ここで、

土手の崩壊を防いで、

村は、 助かったらしい

( 現在でも、 水神が奉ってある )。


ともかく、いかなる大石も巨木も、また、

家であれ、 蔵であれ、 納屋であれ、

鍋釜、桶、箪笥、長持、屏風、斧、茶碗、

皿、 ひき臼……、物の軽重を問わず、


一面に、 浮き上がった。


人や牛馬は、 言うに及ばず、

犬、猫、鼠、狸、鶏、蛙、蛇……、

生ある者らは、 すべてが、

浮かび上がって流され、

「 森なき処には、 森が出来、 森ある処は、

川となり、 山となる 」 。


家ごと流され、 2階から泣き叫ぶ家族。

生きて流れ着いた人も、

髪の毛は、 全部が、抜け、

全身が、 寸分の隙間もなく、

傷だらけだった、 という。


人も泥、犬も泥、家も蔵も道も田も、

森羅万象のすべてが、

泥にまみれてしまった。

凄絶の極みとしか言いようもない。


奇怪な現象も、 幾つかが、目撃されている。

水橋では、 濁流に巻き込まれた家々や、

舟の20艘ばかりが、 もみ合い沈みながらも、

火を噴き上げたこと。


腰の高さの水流に、 2メートルもの、

岩が流されてきたこと、 70坪ほどの、

田んぼが、 畦もろとも浮かびながら、

流れていったこと。


あるいは、 一尺ほどを、

水に浸かったところは、

立木が、残らず、枯れてしまったこと等々。


伝承ながら、 生々しい光景である。


この大災害による家屋らの流失は、

常西側が、 5倍以上の損害となっている。


濁流は、 鼬川の橋をすべて壊しながら、

神通川へと流れ込んだ。


新庄村では、 400軒の内の、 200軒が、 流失、


新庄新町では、 130軒の内で、 残ったのは、

わずかに、 3軒だけ。


広田針原用水を修理していた人足・農員の、

370人が、 即死、

助かったのは、わずかに、

4、5名だった、とある。


この2回にわたる泥洪水がもたらした被害は、

加賀藩では、 流失家屋が、 1,612軒、に、

死者が、 140名。 被災者が、 8,945名。


2万5,800石の水田らが荒廃。


富山藩では、 7,380石の水田らが壊滅。

死者の数は、 不明だが、

1千人は、くだるまい、とも言われている。


川は濁り、井戸は埋まり、

飲み水は、 10キロの道を往復した、 という。


この岩砕流は、 3月10日から始まり、

6月の下旬まで、 9回に及んだらしい。


◇ 安政大地震常願寺川出水図[安政5年];

滑川市立博物館所蔵 出典:

『越中立山大鳶崩れ』;


・・この➕年程前には、長野の善光寺でも、

ほとんど同じような、 山津波が起こっている。


1847年の、 3月24日

( 新暦での、 5月8日 )。


マグニチュード 7.4。

折から、 御開帳の期間であり、

7、8千人の客たちで賑わっていたが、

生き残った者は、 1割だった、 という。


その際には、 岩倉山が崩れ、

犀川を堰き止めた。


雪解けも重なって、 この堰き止め湖は、

30キロの上流へまで延び、


数十ヵ村らが、 水没。


その20日後に決壊した。

死者は、 1万~1万3千人。


松代では、 四万ヶ所以上の、

山崩れがあったらしい。


この地も、 前述した、

日本列島が折れ曲がった、

構造な上に位置している。


地形的宿命と言うべきであろう。


いずれにせよ、 この山抜けをもって、

常願寺川は、 川としての性格を、

すっかり変えてしまった。


新川、 と呼ばれていた頃 ( 806年 ) から、

幕末の1,060年間に記録された、

この川の洪水は、 47回。


ところが、 明治から大正の60年間で、

46回、 と、 追いついてしまう。


◇ 立山町西大森の大石 ;

石の周囲の長さが、 約32.4メートルもある、

と、 される、 巨石。


大部分は、 地中に埋没し、

全体を見ることは、できない。


1858年でもある、 安政5年の、 4月26日の、 洪水で、 現在の位置に流れ着いた。


この石により、 水勢が、西向きに変わり、

西大森より下流の右岸での、

洪水の被害を少なくしたことから、

村民から、 護岸の神として、

祭られるようになった。


安政の山抜け以来、

立山カルデラの崩壊は、

とどまることを知らず、


川床が、 周辺の田より、 3.5メートルも高い、

という、 天井川を形成し、 復旧の間もなく、

雨のたびに、 暴れ狂い、 もはや、

県は、 なす術を失ってしまった。


とりわけ、 明治24年7月19日の大洪水は、

単なる集中豪雨だったにもかかわらず、

山津波の再来を思わせた。


岩峅寺村の水位は、 約5.6メートルを記録。


堤防は、 八ヶ所にて、 合計で、

6.4キロメートルを破壊、

道路・橋梁を壊して、

約700ヘクタールの田畑、

1千軒余りの家屋を流失させた。


時の県知事の森山茂氏は、 直ちに上京、

70日間に及ぶ、 粘り強い説得をもって、

国庫からの補助の承諾を取り付けた。


そして、 日本政府は、 ひとりの男を派遣する。

名は、 ヨハネス・デ・レーケ氏。

後に、 近代治水の父とも称される、

オランダ人の技師であった。


※ページ上部イメージ写真 : 安政大地震常願寺川出水図[安政5年] ; 滑川市立博物館所蔵 ;

 出典: 『 越中立山大鳶崩れ 』 。


【 技術体系知らが、 地下へ、

避難経路らと、

住める避難所らとを作り拡げる事に及ばない、 昔とは、 異なり、 今の日本国民たちには、

それらが、 世界一の列辺 レベ ;

≒ レベル ; 、 で、 在り得ている。


率先して、 地上をおおう、

災害らに襲われようのない、 地下へ、

避難経路らと、 住める、

避難所らとを成すべき、 世界でも、

最たる立場に、 日本国民たちは、 ある。


ノーベル経済学賞を授かった、

クルーグマン教授は、 数年前の論説記事で、

宇宙から、 攻め寄せて来る者らでもあれば、

世界中の人々が、 連携して、

大々的な公共事業らを成す事において、

世界中の不景気らが解消されるのだがなあ、

と、 述べているが、


世界中の不景気らを解消する事においても、

宇宙からの侵略などは、 必要が、 無い。


核攻撃らなどの、人為的な災害らも含めた、

地上をおおう、 災害らへ対して、

それらによる被害性の、 より、

はるかに、 および得ない、 地下へ、

避難経路らと、 住める、

避難所らとを作り拡げてゆく、

公共事業らを成して、

そこの主権者たちへ、 より、

所得金額らと、

それらと引き換えに渡される、

サービスらや、 生活物資ら、 などの、

物らが、 加えられるべくして、

加えられる、 その社会の、

一定の購買力以上の、

収益や、所得の金額が付く、

仕事らの総量が、

その中央政府によって、 直に増やされる、

全体な状況を作り出す事でも、

不景気らは、 解消されるべくして、

解消される。


日本国民たちこそは、 率先して、

それを成して、 自らを手本となす事でも、

世界中の人々へ、

絶大なる貢献をし得る立場にある 】。



☆ タンパク質の立体構造を予測する、

仕須提 システ ; システム ;

、が、 機械学習によって、

大きく進歩している❗ ;


タンパク質は、 22種類の、

アミノ酸、たちが、 鎖状に、

多くで、連結してできた巨大な分子で、

細胞の内側での、

化学的・機械的プロセスに、

深く関与しています。


そんなタンパク質の立体構造を把握する、

システムへの開発が、機械学習によって、

大きく進歩している、 とのことです。


Improved protein structure prediction

using potentials from deep learning |

Nature

https://www.nature.com/articles/s41586-019-1923-7

A watershed moment for protein

structure prediction

https://www.nature.com/articles/d41586-019-03951-0


タンパク質が、 特定の立体構造に、

折り畳まれる、 現象を、

『 フォールディング 』、 といい、

それぞれのタンパク質の挙動を、

理解するためには、

タンパク質の立体構造を把握する❗ 、

ことが、 重要です。


ところが、 ほとんどのタンパク質は、

構成する、 アミノ酸の配列情報しか、

判明しておらず、 実際に、

どのような、 立体構造になっているのか、

が、 わからない、 タンパク質が、

ほとんどだ、 とのこと。


実験で、 タンパク質の立体構造を、

決定するには、 膨大な、 時間と、

コストがかかるために、

タンパク質の立体構造を予測する、

技術の開発は、

重要な研究課題となっています。


しかし、 タンパク質の立体構造は、

非常に多様なパターンを持っており、

タンパク質の構造が、 大きくなるほどに、

アミノ酸たちでの相互作用が増加して、

構造のモデル化が、困難になる、

という、 問題があります。


量子論を用いて、 タンパク質、な、

分子の正確なエネルギーを計算できれば、

最も、 エネルギー的に有利な、

構造を予測することが、 可能ですが、

既存のコンピューターで、

タンパク質に関する、

量子的な計算を実行することは、

できません。


また、タンパク質が取りうる、

立体構造のパターン、は、

天文学的な数字であり、

総当たり的に、 タンパク質の、

正しい立体構造を突き止めようとしても、

全てのパターンらを計算する前に、

宇宙の寿命が尽きてしまう、 とのこと。


この問題は、提唱者である、

分子生物学者の、

サイラス・レヴィンソール氏の名前から、

「 レヴィンソールのパラドックス 」

、と、呼ばれています。


研究者らは、 こうした問題を解決する、

ために、 アミノ酸らの配列から、

タンパク質の立体構造を予測する、

アルゴリズムの開発を進めてきました。


これまでに、 タンパク質の立体構造を、

地形に対応させる手法や、

アミノ酸残基の突然変異が、 対応する、

アミノ酸残基の突然変異を引き起こす、

といった、 共進化の情報に基づいた、

予測の手法などの、

多くの手法が開発されてきました。


特に、 アミノ酸残基を利用した、

共進化の情報に基づく、 予測は、

利用が可能な、 アミノ酸配列のデータが、

2010年代に入って、急速に増加した、

ことから、 大きく進歩した、 とのこと。


そんな中で、 Google 傘下の、

人工知能開発企業である、

DeepMind 、 が開発したのが、

「 AlphaFold 」、 という、

タンパク質の立体構造を予測する、

アルゴリズムです。


AlphaFold 、は、 機械学習を用いて、

タンパク質の立体構造を予測する、

アルゴリズムであり、 まずは、

アミノ酸残基のペアが取る、

距離、と、 角度 、を予測します。


数学的には、

各アミノ酸残基の間の位置によって、

相対的な位置が決定できる、ために、

アミノ酸残基の距離を予測することで、

タンパク質の立体構造を特定可能だ、

と、 研究チームは、述べています。


さらに、 AlphaFold 、は、 勾配降下法 ;

( 最急降下法 ) 、 を用いて、

タンパク質の立体構造への、

予測の精度を継続的に向上させていきました。

これにより、207チームが参加した、

2018年に開催の、

「 タンパク質の立体構造予測の、

国際コンテスト ( CASP13 」 、

において、 AlphaFold 、が、

最も高い精度を示して、

1位を獲得しました。

CASP13 、 において、

AlphaFold 、 の予測は、正しい構造から、

中央値で、 0.66 ナノ・メートル ;

( 6.6 オングストローム ) 、しか、

ズレていませんでした。


しかし、 依然として、 薬物が、

タンパク質に結合する方法への解明や、

酵素 コウソ 、 な、 タンパク質、の、

触媒のメカニズムへの解明など、

2 ~ 3 オングストロームの、

分解能を必要とする、

アプリケーションには、

AlphaFold 、が適用できない、 とのこと。


また、1つのタンパク質の、

立体構造を特定するのに、

数十 ~ 数百時間がかかってしまう点も、

課題だそうです。


それでも、 2025年までには、

4 オングストロームの分解能で、

タンパク質の立体構造が、

予測が可能になる、 とも、いわれており、

低温電子顕微鏡法などで、

タンパク質の立体構造が、

特定が可能になった時代から考えると、

非常に大きな進歩、 といえます。


タンパク質の立体構造への予測に、

機械学習を用いる手法の登場は、

生命科学を変える、

大きな転換点になり得る、

と、 研究チームは、 述べました。


☆ 三橋貴明氏❗ ;


経済成長率が、

「民主党政権期以下」の安倍政権❗

2020- 2-20 8:43:42 ;

三橋貴明オフィシャルブログ

「新世紀のビッグブラザーへ blog」

https://members9.mitsuhashi-keizaijuku.jp/


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『内閣府の狂気のシミュレーション(前半)』三橋貴明 AJER2020.2.4

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三橋TV第199回【現代日本資本主義の真実!

ストックオプションって知ってる?】



三橋TV第199回【現代日本資本主義の真実!ストックオプションって知ってる?】

 さて、2019年10-12月期の経済成長率と同時に、2019年通年も公表されました。


 2019年通年の経済成長率は、

◆ 実質GDP 対前年比0.7%

◆ 名目GDP 対前年比1.3%

 という、誤差のような結果に終わりました。


 ちなみに、民主党政権期(10年-12年)の経済成長率の年平均は、1.87%。対する安倍政権(13年-19年)は、年平均1.04%。

「あの」民主党政権期よりも、経済成長率の平均が低いのですよ、安倍政権は、゚(゚^Д^゚)゚。ギャハハ八八ノヽw


 ・・・・・・・・・・・いや、笑えないのですが。

【2008年以降の日本の経済成長率(対前年比%)】


http://mtdata.jp/data_68.html#yearly

 民主党政権初期は、リーマンショックからの回復過程にあったのだから、成長率が高まって当たり前だ! 

 と、懸命に安倍政権を庇う人はいるでしょうが、そんなこと言ったら、民主党政権期は東日本大震災があったのです。2011年は、2010年以降で、唯一、年ベースの経済成長率がマイナスになった年なのです。


 というか、民主党政権期の方が安倍政権期よりも経済成長率が高いことを認めたくないため、あれやこれや言い訳を探し始めるということは、

「天気のせいで~」

 と、やっている安倍政権と同類ということになりますよ。現実を認めようよ。


 民主党政権にせよ、安倍政権にせよ、

双方ともに経済成長率が

「世界最低」レベルであることは

変わりはありません。

両方とも腐った政権なのです。

腐った政権同士で

「民主党の方が臭い」

「いや、安倍政権の方が臭い」とか

やっても仕方がないでしょう。

双方ともに、臭いのです。


 そして、データとして、

安倍政権期の経済成長率は、

「あの」民主党政権期よりも低いのです。


 もちろん、13年以降の安倍政権が

「当初の公約通り」緊縮路線を改め、

消費税を増税せず、国土強靭化を中心に

政府支出を拡大していれば、

民主党政権期の二倍以上の成長率は

楽勝だったでしょう。


ところが、安倍政権は

13年6月に

PB黒字化目標を閣議決定し、結果的に

「民主党以下の経済成長率」という

結果を残したわけです。

【歴史音声コンテンツ 経世史論】


http://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

※「歴史に魅せられて、myと辿る邪馬台国への道(前編)」が視聴可能となりました。

『消費増税「大失態」 米英紙が社説で安倍政権批判、財政支出求める

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は18日の社説で、昨年10月の日本の消費税率引き上げが「大失態」だったと酷評した。昨年10~12月期の国内総生産(GDP)が大きく落ち込んだためで、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)も安倍晋三政権の増税判断に批判的な社説を掲載。米英の大手経済紙がそろって日本の経済政策への懐疑論を掲げている。

 17日に発表された昨年10~12月期のGDPが、年率換算で6・3%減を記録したことについて、WSJは「多くの人が警告していた通り」と指摘。1997年と2014年の増税時と同様に、日本経済の苦境を招いたとの見方を示した。

 また、新型コロナウイルスの感染拡大による経済への打撃が予想され、2四半期連続でマイナス成長に陥る懸念があるとの専門家の見方を紹介。「増税のタイミングも最悪」とした。

 一方、FTは「日本は多大な貯蓄を抱えている。欠けているのは消費だ」とした上で、「家計を増税で圧迫」した安倍政権の決定に疑問を呈した。安倍政権下で「日本経済は以前より良好だ」とし、経済政策「アベノミクス」を前向きに評価したものの、「安倍氏は繰り返し政府内の財政タカ派に屈服してきた」とも指摘している。

 検討すべき対応策としてWSJとFTはともに財政支出の必要性を主張した。また、アベノミクスで掲げた「処方箋」が公約通り実行されていないとして、両紙とも安倍政権の経済改革が踏み込み不足だとの見方を示している。(後略)』

 とりあえず、FTの、

「日本は多大な貯蓄を抱えている」

 の意味が分からないのですが、対外純資産という意味であれば、間違っていません。欠けているのが消費という点も、その通り。


 その上で、「日本経済は以前より良好だ」というのは、残念ながら経済成長率を見る限り、安倍政権は民主党以下というのが現実です。まあ、リーマンショック期と比べるなら、「良好」なのでしょうけれども。


 いずれにせよ、WSJもFTも、共に「財政支出の必要性」という正しい提言をしているのは興味深いです。


 何しろ、

◆名目GDP(支出面)=民間の支出+政府の支出+純輸出

 なのです。そして、誰かの所得は誰かの支出。


 さらには、デフレーションとは、支出(=需要)が不足する経済現象です。そうである以上、政府は減税により民間の支出を促し、財政支出により自らの支出を拡大しなければなりません。


 十年以上も前から「ず~っと」同じことを言い続けたにも関わらず、民主党も安倍政権も「真逆の政策」すなわち、緊縮財政に走った。これが、日本国の現実です。


 とはいえ、嘲笑や嘆きで済む話ではありません。ことは、我々の子供たち、孫たちの話なのです。今はまだ、過去の先人の投資により何とかギリギリ維持されている日本国の供給能力ですが、すでに崩壊過程に入っています。


 我が国は、現在進行形で、

「高層ビルが建てられない国」

「大きな橋を建設できない国」

「国民の生命を守る医療サービスを持たざる国」

 と化しつつあります。


 全ては、日本政府の失政の結果です。もっとも、責任を取らされるのは、我々国民なのです。 


 というわけで、方向転換。政策のピボットが必要です。


 皆様、是非とも、

「安倍政権期の経済成長率は、民主党政権期以下」

 という事実を広めて下さい。現在の政策を「データ」に基づき否定しないことには、政策のピボット(転換)は望めないのです。

 間違っていることを認めない者は、改められない。まさに、現在の安倍政権や自民党が「そう」でしょ?

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☆ ガン細胞たちは、

ブドウ糖だけ、 を、

唯一の、主な、栄養分としてあり、

糖質を制限する事を含む、

ビタミン・ケトン療法は、

ガン細胞たちを兵糧攻めにする事でも、

ガン、の、あり得る度合を減らす事になる。

タンパク質たち、と、

ビタミン、たち、に、

ミネラル 、たち、を、 完全以上に、

飲み食いなどして、 摂取し続ける、 事が、

一部の人々を除いた、

ほとんどの人々の健康性を成し続ける、

代謝ら、を、

完全以上に、 成し続ける事に、 必要であり、

これら、を、 より、 欠いてしまう事は、

万病を引き起こす、 可能的な度合ら、を、

より、 余計に、 成す事を意味する。


☆ Cancer cells

Only glucose,

As the only main nutrient,

Including restricting carbohydrates,

Vitamin / ketone therapy

Even if

you make cancer cells attack soldiers,

This will reduce

the possible degree of cancer.

With proteins,

Vitamins,

Minerals, more than complete,

Drink and eat, keep taking,

Excluding some people,

Keeps the health of most people,

Metabolism,

It ’s necessary to continue

to do more than perfect,

The more you miss these things,

Cause all kinds of illness,

possible degree,

More than that, it means to do it.


☆ いずれにせよ、

日本人たちは、 より早くに、

日本人たちの足元の、 地下へ、

より、 どこからでも、

より、 速やかに、 落ちついて、

歩み降りてゆき得る、 避難経路ら、と、

より、 快適に住める、 避難所らとを、

作り拡げてゆく、

公共事業らを成す事により、


日本の、 財務省の役人ら、と、

与野党の、 主な政治家らとが、


英米のカネ貸しらの主張する事らを、

そのまま、自らもまた、

オウム返しにして、主張し、

実行もする事において、


日本政府の財政における 、緊縮 、

を、 繰り返し、 成す事を通して、


彼らへの、 主 アルジ の立場にある、

日本の主権者としてある、日本人たちへ、

物価だけではなく、

その労働らへの賃金らの水準へも、

より、 押し下げる向きへ圧力をかける、

要因らの系である、

デフレ不況性 、を、

押し付け続けて来てある、


その、 デフレ不況性 、を、

解消し去ってゆく、 と共に、

日本人たちの防衛性の度合いを、

飛躍的にも高めてゆくべき、

ぎりぎりの状況にも、 ある 。


地上を襲い、 地上をおおい得る、

あり得る、 災害らへ対して、


地上に、 避難所らや、

避難経路らを設定して、

日本の主権者たちを、

それらへ誘導する事は、


人食い虎どもの住む、 密林へ、

わざわざ、 人々を誘導する事に類する、

行為であり、


日本の主権者としてある、

日本人たちの一般 、へ対して、

個々の日本国民においても、

執事なり、 召し使いなりの立場にある、

公務員などの、 者らにおいても、

成す事が、 許されない 、

行為なり、 態度なり、 であり、


日本人たちの一般の、 あり得る、

福利ら、を、 より、 能くも、

最大限にも、 成す事を、 約束して、

日本の社会に、 存在し、 存続する事を、

日本国民たちの一般から、 許されてある、

筋合いにある者としての、 義務 、 に、

違反性を成す、 行為であり、


それが、 作為型では、 無く 、

無知性と痴愚性とにもよる、

不作為型の、 行為なり、 態度なり、

であっても、

それへの責めを負うべき、 筋合いを、

その主らの側に、 成すものである事に、

変わりは、 無い。


日本人たちには、核武装❗、と、地下避難網ら❗、が、より、日本の内外に、本格的な平和性らを成し付け得てゆく上でも、必要❗。


この事らを、 より、 日本人たちへ、

伝える措置を自ら成さない、 者らは、

より、 反日員としての、

負の度合いを、 自らへ宛てて、

観積もらせる、 筋合いを余計に成し、

より、 伝える措置を自ら成す主らは、

より、日本人たちの一般の、

足しに成り得る向きに、 働き得た主として、

正の向きの度合いを、 自らへ宛てて、

観積もらせる、 筋合いを成す。


差し引きで、 より、

どちら側であるかの、度合いを観積もられ、

その度合いらに相応しい処遇を、

宛てられるべき立場にも、

誰もが、ある。


より、 日本人たちへ、

知らせるべきを、 知らせず、

不作為型の、 煙幕を張る、

報道員ら、とか、 より、

早くに、 知らされながら、

根途の宛先や、 職場などの、

周囲の人々へ、 より、

伝える事を差し止め得て来てある者ら、は、

それによって、

日本人たちが、 押し付けられ得る、

損害性らについて、

償いを成すべく、 強いられる、

筋合いを自らの側に成す者らであり、

この連中の情報らへの差し止め、ら、

によって、 生じ得る、

日本人たちの不利益らや損害性ら、

への、 償いようは、

この連中によっても、 成されるべき、

筋合いにあり、

日本人たちが、 知らされるべき、

あり得る、 情報の発信経路らの、 より、

出もとな、段階で、 その、

情報な事らを知らされながら、

自分の所で、 それを差し止めて、

より、他の日本人たちへの、

伝えを成さない、 差し止め、を、

成す、者ら、は、

外国人でも、 それらによる、

より、 全体の、 あり得る、 被害性ら、への、

償いようらを成すべき、

要因性を、自らに、成す❗ 。