経済参謀

個人や私企業らの各々の個人経済系とは、
異なり、 通貨ら等の効果らが、
自己循環する、 国民経済系などの、天下経済系への体系的な認識の構築を通しても、
日本の主権者である、 日本国内らに在るべき、福利らの拡充を成す事に必要な、
情報事項らを提供する

三石理論➕藤川院長; 卵 。 命な、たんぱく質、たち❗ 。 報道されない ; 日本人の数千人以上を既に監禁中な、 シナ❗ 。 シナによる、 桜木 琢磨 市議ら 実質 拉致問題❗

三石巌氏の書籍で、現在では、

絶版のために、 読むことができない物らの中から、 短編のコラム記事をご紹介させていただきます。


「卵を食べるべきか」

卵は、 コレステロールのもとだから、

敬遠するのが、 賢明、と いう、常識が、

どこかにあるようで、

私が、卵をすすめると、

無知をなじられるのが、通例である。


それなら、 それで、

卵を敬遠していただいて、 私は、

いっこうに、 いたくもかゆくもない。


私が、 卵を評価する根拠は、

そのタンパク質が飛び切り良質であって、

しかも、 値段が安い点にある。


卵が、 含硫 アミノ酸、 つまり、

イオウを含む、 アミノ酸に富むことは、

大きな魅力としなければなるまい。


イオウは、 硫酸に変わるから、

卵は、 酸性の食品だといって、 また、

敬遠する向きがある。


硫酸が、 粘膜の正常化に、

解毒に、 かけがえのない、

役割をもつことを忘れては、

それこそ、 無知ということだ。


卵は、 生で食うべきものではない。


加熱して、 少なくとも、

卵白を固まらせるが、 よい。


その第一の理由は、

単細胞動物な、 トキソプラズマ 、の、

寄生が、 よく見られることだ。


第二の理由は、

卵黄の、 ビタミンH 、 と結合して、

それを、 不溶性の物質に変え、

腸における吸収を不可能にする、

アビジン 、 という、

タンパク質が、卵白に存在する事である。


第三の理由は、

卵白の、 オボムコイド 、

という、 糖タンパク 、 が、

タンパク消化酵素な、 トリプシン 、

の、 作用を阻害することである。


〔三石巌全業績-11  健康ものしり事典 (絶版) P178より抜粋〕


元記事は、 こちら

https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/1297560347026953


第1章 ~高タンパク食の軌跡~ 

高タンパクは、 なぜ、 必要か ❗。

三大栄養素らの中で、 もっとも、

生体・生命と直結 。


☆ 【 必須 アミノ酸 の 含有量 】 ;


 すでに述べたように、

タンパク質を構成する、 アミノ酸 、は、

20種が、 あるが、

これは、 2種に大別される。


「 必須 アミノ酸 、 もしくは、

不可欠 アミノ酸 」 、と、

「 可欠アミノ酸 」 、 との、

2種である。 


前者は、 その名のとおり、

欠くことが、できず、 必須である、

のに反し、

後者は、 欠くことができる。


必須 アミノ酸 、は、 8種があって、

残りの12種が、可欠アミノ酸である。 

人体が、 タンパク質をつくるとき、

必須 アミノ酸も、 可欠 アミノ酸も、

ひっくるめて、 20種のものがいる。


それなのに、 なぜ、 欠くことのできる、

アミノ酸があるか、 というと、

それは、 体内で、 合成できるのである。


必須 アミノ酸は、 合成がきかないから、

それそのものを、 外界から、

供給してもらわなければ、 ならない、

ことになってしまうのだ。


たとえば、

同じ、 含硫 アミノ酸 、 でも、

メチオニン 、 は、 必須であり、

システイン 、は、 可決である。


システイン 、は、

『 メチオニン 』 、から、つくられるが、

その逆は、 不可能だ。

 

一般に、 可欠 アミノ酸は、

糖質を変形したものに、

アミノ基を付加してつくる。


このとき、

「 アミノ基転移酵素 」 、 という名の、

たんぱく質らから成る 、

酵素 コウソ 、 の登場が、要求される。


メチオニン 、を、 システインに変える、

転移酵素は、 あるのに、

システイン 、を、 メチオニンに変える、

転移酵素が、 ない。


そのために、 メチオニン 、は、

必須 アミノ酸 、 になり、

システイン 、は、 可欠アミノ酸になる、

という、 論理だ。

 

何が、 必須 アミノ酸 、 になり、

何が、 可欠 アミノ酸 、 になるかは、

転移酵素の顔ぶれできまる。


したがって、

両者の振り分けは、

動物の種類によって、 ちがう。


同じ人間のなかまでも、

幼児にとっては、

ヒスチジン 、も、 不可欠であって、

結局は、 必須 アミノ酸 が、 9種になる。


ラットでは 、 9種、

鳥類では、 11種も、 必要だ。


良質 タンパク 、 と、 非良質 タンパク 、 との、 目安となる、

プロテイン・スコーア ≒ 、


ヒトの体に必要な、 アミノ酸たちが、

卵のそれらを、 百 、 として、

どれだけあるかを、 数値で示すべく、

あるもの、 あるいは、 その数値 、ら 、

が、 必須 アミノ酸 、たちの含有量だけで、 きまることは、 これで、

納得されたことであろう。


われわれが、 タンパク食品を、

問題にする場合においては、

タンパク質たちの総量、 すなわち、

アミノ酸たちの総量に着目すると同時に、

8種の必須アミノ酸たちの含有率、

したがって、

プロテイン・スコーアにも、

着目しなければ、ならないのである。


☆ 【 トウモロコシの問題点 】 ;


 ビタミンB群に属するものとして、

ニコチン酸 、 というのがある。


成人は、 1日に、 このビタミンを、

9 ミリ・グラム 、 を必要とする。


ところが、 人体では、 これを、

肉や魚と大豆などに豊かにある、

必須 アミノ酸 、 な、

トリプトファン 、からつくる事ができる。


ビタミン B 3 、でもある、

ニコチン酸 、への摂取がないときは、

トリプトファン 、から、

これが、 つくられる、 ということだ。


 ただし、 9 ミリ・グラム ≒

千分の、 9 、 グラム 、の、

ニコチン酸 、 をつくるのには、

540 ミリ・グラム 、もの、

トリプトファン 、 達がいる。


『 60倍もの、 トリプトファン達が 』、

要りようになる、 ということだ。


こういう事実があるので、

ニコチン酸が不足すると、

トリプトファン 、 達が失われ、

摂取した、 タンパク質の、

プロテイン・スコーア ≒

アミノ酸らでの満足度 、が、

さがってしまうことになる。


大まかにいって、

トリプトファンの含有量は、

植物タンパクで、 1 %、

動物タンパクで、 1.4 % 、である。


したがって、

動物タンパクのほうが、

ニコチン酸での不足には、 強い事になる。


 トウモロコシには、

「 3 アセチル・ピリジン 」 、

という名の化学物質が、 ふくまれている。


それには、 ニコチン酸をこわす、

働きがあるので、

「 アンチ・ビタミン 」 、 といわれる。


トウモロコシだけを食うと、

ラットが死ぬのは、

ニコチン酸が、 これによって、

破壊されるために、

ただでさえ、 少ししかない、

トリプトファン達が、その方にまわされ、

結局は、 プロテイン・スコーア 、が、

ゼロに近くなるからであろう ❗。


☆ 【 「異化」と「同化」 】;


 読者諸氏のなかには、

我々な成人の場合においては、

すでに、 体は、 出来上がっている、

のであるから、

タンパク質が、 体のもとだといっても、

いまさら、 タンパク質を食うべき、

必要は、 ないのでは、 ないか、

という様な疑問をもつ向きも、あろう。

 

無論、育ち盛りの子供や妊婦と比べたら、

一般成人のタンパク質必要量は、

少なくて、 よい。


しかし、 タンパク質の補給を怠れば、

さまざまな障害らが、おこることは、

すでに述べてきたとおり、である。

 

ソビエトのノビコフは、

生命を、 ロウソクの炎にたとえている。


これは、けっして文学的な発想ではない。


ここに、ロウソクの炎があったとしよう。


炎の中では、 炭化水素のガスが燃え、

炭素の微粒子が熱せられて、

光を放っている。


そして、 炭化水素 CH 、は、

酸化して ≒

酸素 O 、と、結び合って 、

二酸化炭素 CO 2 、と、

水蒸気 、 とになり、

炭素 C 、の、 微粒子とともに、

上昇気流にはこばれて、

炎の頂点から、 外にぬける。


これが、 連続的におこるために、

炎の内容は、 刻々と更新される。


炎の形は、 不変であっても、

つねに、 新しいガスが燃え、

古いものらは、 炎と分かれてゆく。


ノビコフは、 これこそが、

生命の実相である 、 という。


 我々な人間の姿は、 そう、

変化するものでは、ない。


しかし、 その内容は、 つねに、

更新されている。


ロウソクの炎と、 同じだ。


もし、 更新されない体があったなら、

それは、 死体に他ならない。


生きている、 ということは、 つねに、

新しくなる、 ということなのだ。


 ロウソクの炎に、話をもどそう。


ロウソクの芯から立ち上る、

炭化水素のガスは、 燃えて、炎になる。


これを、「同化」、 という事ができる。


ガスが、炎と同じものに化するのだ。


その一方で、

炎の燃えかすは、 もう、炎ではない。


炎と違ったものに変化して、

そこを立ち去ったのだ。


これを、 「異化」、 という事ができる。


炎が、炎と異なるものに化するのだ。


 ロウソクは、 同化と異化とによって、

生きている ≒ その様にあり続けてある 。

それと同様に、 人間も、

同化と異化とによって、 生きている。


なるほど、 我々の体らは、

タンパク質 、達からも、できている。


我々が生きているかぎり、

そのタンパク質 、達は、 異化して、

肉体を立ち去らなければならず、

そこに、また、 新しいタンパク質がきて、

体を更新するのだ。

同化をおこなうのだ。

 

我々が、毎日に、 適当量の、

タンパク質らを食わなければならない理由は、 まさに、 ここにある。


それは、 命の炎を消さないための、

不可欠の条件なのだ。


 タンパク質に命が宿るーと、

このことを表現してよいだろう。


物質の新旧交代こそが、

生命の実体であり、

交代するものが、

タンパク質そのものである、と、

考えることもできる。

 

そこから、ただちに、

低タンパク食が、 生命の否定であること、 また、 健康の否定であることに、

気づかなければならない。


【 三石巌  高タンパク健康法(絶版)

P66~72より抜粋 】


元記事は、こちら

https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/1417710905011896