経済参謀

個人や私企業らの各々の個人経済系とは、
異なり、 通貨ら等の効果らが、
自己循環する、 国民経済系などの、天下経済系への体系的な認識の構築を通しても、
日本の主権者である、 日本国内らに在るべき、福利らの拡充を成す事に必要な、
情報事項らを提供する

歴史拾遺 ヒロイ ; 連歌❗ 。 解放を急ぐべき、 シナによる、 桜木琢磨市議ら 実質 拉致事件ら❗

☆ 連歌❗ ;

歴史拾遺 ヒロイ ;


「 連歌師❗ 」、の、 裏稼業が、ヤバい❗ ;

戦国時代に流行った魅惑の連歌会とは❗?

Dyson 尚子 記者 ➕ ;


戦国の世、至るところで、

合戦が繰り広げられる中で、

どの場所にもたどり着ける者がいた。

激戦の危険地帯だろうと、

敵対関係にある陣であろうと、

お構いなし。

それも、信じられないことに、

「 よっ❗、 待ってやした❗ 」、

とばかりに、歓待される。


そんな不思議な職業、それが、

連歌を生業とする、

「 連歌師( れんがし 」 、だ。


今回は、戦国時代に暗躍した、

「 連歌師 」、 について、活躍の場である、

「 連歌会 ( れんがえ 」 、 と共に、

ご紹介しよう。


戦国時代に必須だった、

「 連歌 」、 とは? ;

「 連歌 ( れんが 」、 とは、

簡単にいえば、

和歌が連なったものだ。

そもそも、 和歌は、

「 五・七・五・七・七 」、と、

一人の人が詠むもの。

この和歌を連ねて変形させた、

版序 ; バージョン ; 、が、

「 連歌 」 、だ。


上の句な、 「 五・七・五 」、と、

下の句な、 「 七・七 」、 とを分けて、

複数人で、詠み、

連作形式に、 繋げていく。


自分の句の下に、 名を記して、

紙面な上には 、 それが、

順番に並んでいく、 というわけだ。


場所や目的にもよるが、大体で、

5名 ~ ➕名ほどで、 詠むのが、

一般的だ。


どれくらいを続けるか、 というと、

50韻、 あるいは、 百韻が多い。


50韻、 百韻、 という、 数字は、

これで、 完結させることで、

功徳 クドク 、が生じる❗ 、

と、 考えられていたからだ、 とか。


この連歌、 じつは、中々に、難しい。

というのも、一人で詠む場合は、

それで、 完結だが、

複数人で詠む、 連歌は、

「 他人の句を受けて、 つなげる 」、

という、 足枷があるからだ。


同じ列辺 レベ ; レベル ; 、であれば、

大きな問題は、 ないが、 直前の人が、

機知に富んだ句を作ったり、

隠れた意味を入れ込む場合は、

非常に、厄介だ。


気付かないのは、 論外。

間違った解釈も、頂けない。


結果的に、連歌会で、

自分の無能性などを露呈することになる。


つまり、 和歌を、少し、

たしなんだくらいでは、 連歌、 という、

恐ろしく高い馳堵 ハド ; ハードル ;

、 を越えることは、 難しいのだ。


逆に、 高列辺 ; ハイレベル ; 、な、

実力者同士の連歌は、 非常に、 優雅で、

洗練されたものとなる。

時は、 1574年、 な、 天正 2年 、

の冬、 琵琶湖に面した近江 ;

( 現在の滋賀県 ) 、は、

坂本城を居城とする、 明智光秀氏が、

友の細川幽斎 ( ほそかわゆうさい ) 、

氏を招いて、もてなした時の連歌は、

その代表例であろう。


幽斎氏は、 この情景と、招いてくれた、

光秀氏の城に敬意を表し、

「 大舟の雪にしつけき堀江哉 ( かな 」、

と、 発句を詠んだ。


これに応え、 亭主の光秀氏は、

「 氷る汀( みぎわ 、や、 遠きさゝ波 」、

と、 脇をつける。


幽斎氏とともに招かれていた、

当代一の連歌師、な、 里村紹巴氏が、

「 村千鳥 啼行 ( なきゆく ) 、

月の、 かけ更( ふけ )て 」、 という、

第三句をつづけた。


雪が舞う中で、 琵琶湖に、舟を浮かべて、

酒を酌み交わして詠んだ歌だ、 という。


発句が、 雪の中の琵琶湖の静寂さを表し、

脇の句で、遠くのさざ波を織り込んでいる。


そして、第三句で、

群れを成す、 千鳥の羽ばたき、と、

鳴き声が、 詠まれている。


段階的に、 音を大きく表現する、 などし、

それぞれが、 前の句を受けて、

理解するからこそ、 かくのごとき、

見事な情景を表す、連歌ができるのだろう。

これぞ、 芸術のコラボレーションだ。


@ 様々な頃合いで行われる、

魅惑の、 「 連歌会 」 ;


さて、連歌会が、なされるのは、

何も、もてなしの時だけではない。


忘れては、ならないのが、

「 出陣連歌 ( しゅつじんれんが 」、だ。

「 出陣連歌 」、 とは、

合戦へと出向く前に、

連歌を詠んで、 神社に奉納する、

連歌会 ( れんがえ ) 、 のことだ。


縁起を担ぐものとして、 戦国時代の世では、

出陣前の重要な居抃 イベン ;

イベント ; 、 であった。


有名なものでは、明日光秀氏が、

主君である、織田信長氏に謀反を起こす、

「 本能寺の変 」、の前の、出陣連歌な、

『 愛宕百韻 』( あたごひゃくいん ) 、

がある。


時は今 天( あめ )か下しる

五月哉( かな ) ; 光秀氏 。

 水上なさる 庭の夏山  ; 行祐氏 。

花落る 池の流を せき留て  ;      紹巴氏 。

 かせは霞を 吹をくるくれ ;

宥源氏 。

松も猶 かねのひゝきや 消ぬらん  ;

 昌叱氏 。

 かたしく袖は 有明の霜  ;

必前氏 。


ちょうど、 豊臣秀吉氏が、

中国攻めを行っている最中のこと。

明智光秀氏には、 秀吉氏への援軍として、

中国へ向かうよう、 命令が下っていた。


光秀氏は、 居城の丹波亀山城 ;

( 京都府は、 亀岡市 )、へ、

一度は、 帰ったあとに、 兵を整え、

1582年、 な、 天正 ➕年、 の、

5月28日に、 愛宕山威徳院 ;

( 京都府は、 京都市 )、 に参り、

連歌会を行った、と、 されている ;

( 諸説が、ある ) 。


この愛宕百韻、 明智光秀氏の発句は、

本能寺の変へのカギ、 と、 いわれている。


「 時は、 今 」、の、 「 時 」、を、

明智氏の本姓である、

「 土岐氏( ときし )」、にかけている、

というのだ。


「 天( あめ ) が下しる 」、 とは、

「 天下を治める 」 、 という意味。


つまり、

「 土岐氏である自分が、

天下を治めるのだ 」、 という、

本能寺の変を起こす、

決意の表明ではないか、と、

一般的に、 解釈されている。

本能寺の変は、 この数日後の、

6月2日に起こっている。


こうして、 合戦前の戦勝への祈願に、

連歌会を行うのは、縁起を担ぐ、

という、 目的もあるが、

一体感を強める、 という、

意味合いも大きい。


主君と、その家臣が、共に、和歌を詠み、

つなげることで、 一体感が増し、

士気が上がる。

この、「 連歌会( れんがえ 」、は、

誰でも、開催することは、可能だ。

が、 和歌への造詣が深くなければ、

赤っ恥をかくことになる。


特に、出陣連歌の場合に、

失敗は、 許されない。

それから行う合戦の戦勝への、

祈願として、 行われるため、

出来が悪ければ、その場にいる者の、

士気に影響を及ぼしかねない。


そのため、何としてでも、

連歌会を成功させる必要がある。

そこで、 登場するのが、

「 連歌師 」、 だ。


連歌師とは、 連歌を専門として、

指導にあたり、 連歌会や、時には、

出陣連歌などでの、 進行役も行う者だ。


特に有名な連歌師といえば、

宗祇( そうぎ ) 、 師だろう。


室町幕府の、 第9代の将軍な、

足利義尚( よしひさ )、氏を指導し、

京都の北野天満宮にある、

「 連歌会所 ( れんがかいしょ 」、の、

奉行にもなったほど。

この宗祇師によって、 連歌は、大成した、

と、 いわれている。


さらに、 連歌は、 戦国時代にも、

引き継がれ、より一層と、拡大した。


公家や武家員らのみならず、

庶民にまで、浸透し、大流行したのだ。


宗祇の弟子である、 柴屋軒宗長

( さいおくけんそうちょう ) 、氏や、

その弟子な、 谷宋牧 ( たにそうぼく )、

氏、 とか、 先ほどから名が出ている、

戦国時代の末期まで活躍する、

里村紹巴 ( さとむらじょうは )、 氏、

などの、 多くの連歌師が、

各地で、 求められた。


中には、 有力者たちに呼ばれて、

各地を転々とするべく、 僧侶、

などの格好をするものもいた、 という。


時は、 戦国の世。 ただ、

連歌の指導をするためだけに、

何日も費やして、 離れた所らを、

行き来するのは、いささか、

費用対効果が、 よろしくない。


どうせなら、 和歌をしっかりと学ばせて、

生え抜きの連歌師を育て、

手元に置く方が、 効率的だろう。


では、なぜ、 連歌師を、

わざわざ、 呼ぶのか。

じつは、 連歌師には、裏の顔があった、

と、 されている。


彼らの裏稼業は、 「 情報屋 」 。


連歌師が、 各地を回って得た、

情報らを手に入れるべき必要性のある、

人々があった。


戦国時代は、

超情報戦が、 繰り広げられていた。

忍びは、 もちろんな事に、

商人、僧侶、巫女、 などの姿をした、

透破 スパ ; スパイ ; 、

自らのもとに置いて、

いかに、情報らを収集するかで、

自他の勢力性の優劣などが、 決まる。


そういう意味では、連歌師は、

武将のみならず、都や各地の有力者、

公家員ら、などの所らへ回って、

多くの情報らを持ち合わせていたため、

重宝された、 と、 いえよう。


また、有力者たちを結ぶ、

役割も担っていた。

いうなれば、「 交渉役 」、だ。


各地の武将の意見のとりまとめ、

公家、武家を問わず、口利きや、

あっせんなどをし、

裏稼業ならではの、

便事 ビンジ ; ビジネス ;

、 を展開していた。


実際に、 柴屋軒宗長氏は、

包囲された今川勢への救出での交渉を、

甲斐の武田氏と行っていたのは、

有名な話だ。


このような存在があったからこそ、

戦国時代には、 様々な堵覧 ; ドラマ ;

、 が生まれたのかもしれない。


実際の戦国時代は、

武芸は、 戦のため、

生き残るために必要なモノ。


併せて、 茶道、香道、和歌、などの、

文化性をたしなむことも、

戦国の世を生き抜くには、必要だった。


特に、 武将の上に立つ、

戦国大名であれば、 和歌が詠めるのは、

必須の条件。

主従を関係なく、 輪になって詠む、

連歌は、連帯感を高める、

案偶 アグー ; アイテム ;

、 の、 一つであり、

士気を高めることができたからだ。


また、死に際して、

「 辞世の句 」を残すことも、しばしば。

このような慣習があったからこそ、

「 和歌 」、 の勉強をしておく、

必要があったのだ。


しかし、 ただ、 目の前の情景を、

和歌で表現するだけでは、足りない。


というのも、 和歌の技法には、

古典文学の場面を踏まえた場面選びや、

古歌の語句などを取り入れる、

「 本歌取り( ほんんかどり 」、 がある。


それまでの古典文学を引用できる、

列辺にまで到達しなければ、いけない、

というワケだ。


その古典文学の、平安時代の代表作は、

『 源氏物語 』、『 伊勢物語 』、だ。


実際に、連歌師は、 指導の中で、

『 源氏物語 』、への、

講釈もしていた、とか。


そのため、 徳川家康氏をはじめ、

様々な武将が、

『 源氏物語 』、 を読んでいる。


なかでも、 愛読して、蒐集までしていた、

大内義隆( おおうちよしたか )、氏は、

有名で、さらに、 蒐集だけでは、

飽き足らずに、 研究までしていたのが、

能登七尾城主の畠山義総

( はたけやまよしふさ )、氏だ、 という。


「 伊達男 ( だておとこ 」の言葉の、

起源でもある、 伊達政宗

( だてまさむね )、 氏は、

『 源氏物語 』、 の一説を、

襖絵に、 自筆で、書きつけている。



☆ 三橋貴明氏❗;


日本の輸出に占める資本財の割合❗ ;


2008- 4-7 22:1:54 ;

三橋貴明オフィシャルブログ

「新世紀のビッグブラザーへ blog」


 意外に知られていませんが、

自動車やデジタルカメラ、プラズマテレビや、

液晶テレビなど、一般の消費者が購入する、

「消費財」が、

日本の輸出に占める割合は、

恐ろしく低いです。


日本の輸出の実に、 七割以上が、

工業用原料や一般機械、電気機械などの、

「企業」が購入する、資本財になります。


http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_05.html#JPEXPO04-07


 JETROのデータを調査したところ、

一般の人から、何となく、

日本の輸出の花形のように思われている、

耐久消費財 ;

( 家庭用電気機器、乗用車など )、の、

シェアは、 20 % 、も、

いっていませんでした。


 今までにも、 何人かの経済学者が、

この点を指摘し、日本の輸出産業は、

円高に強い❗ 、

構造だ、と、主張していましたが、

定量的なデータを見たことがないので、

自分で、作ってみました。


確かに、 2004年から07年までの四年間は、

資本財が、 日本の輸出の平均で、

75 % 、 を占めています。


( 面倒なので、03年以前は見ていません。

興味がある人は、情報ソースに、

昔の数値も載っていますので、

調べてみてください。)

 

企業が購入する資本財は、

一般消費財とは、 異なり、

価格よりも、 品質が重視され、かつ、

一度は、 選択すると、 取引での関係な上で、

簡単には、 購入先を、変えれません❗ 。


確かに、日本は、

他の消費財輸出が、 中心の国々よりは、

通貨高に強い❗、 構造、

と、 言えそうです。


一般の消費者は、

消費財の価格が上がれば、

少々の品質には、 目を瞑り、

より、 安い製品に流れる、

可能性もありますが、

資本財の場合は、 そうは、いきません。


価格だけで購入先を選択すると、

下手をすると、 品質問題で、

ラインが止まる❗ 、 可能性もあり、

リスクが大きすぎる❗ 、 からです。


 しかも、 最近の資源高で、新日鉄、

などの、 資本財メーカは、 容赦ない、

値上げを行っていますが、

韓国企業などの、 購入側は、

仕入先を変えることも、 できず、

涙を飲んでいます。


特に、 新日鉄などが生産する、

高品質の鉄は、事実な上で、

代替製品が、 ありません❗、

ので、 少々の値上げには、

文句も言えないような状況のようです。

 

 さて、以前の記事で、わたしは、

日本の外需依存が、 せいぜいで、

15 % 、16 % 、 で、 他国に比べると、

外需依存度が高い、 などとは、言えない。


むしろ、 日本は、 内需依存国家だ、

と、 書きました。

( アメリカと比較するなら、

話は、別ですが )

http://blogs.yahoo.co.jp/takaakimitsuhashi/3336604.html

 その上、 日本の輸出産業の、

花形のように思われている、

耐久消費財の輸出に占める割合が、

わずかに、 20 % 、 と言うことは・・・


 耐久消費財の輸出の規模は、

対日本の、 GDP 、比で、 わずかに、

3 % 、強 、 ということになります。


 つまり、 「 円高になると、

日本の輸出の花である、

電化製品や自動車産業が、大打撃を受け、

日本経済は、破綻する❗ 」 、

などの論調があった、としたら、それは、

単純に、 「 嘘❗ 」、

ということになります。


どんなに脆弱な経済であったとしても、

たかだか、 対 GDP 比 、 が、

3 % 、の産業が、

打撃を受けたくらいで、

崩壊だの、 破綻だのをするはずも、

ありません。

 

もちろん、日本の輸出産業の、

圧倒的な主力である、

資本財の輸出が、 ダメージを受ければ、

日本経済も、

無傷とは、言えなくなるでしょう。


ただし、資本財がダメージを受けるときは、

資本財を購入する、

海外の消費財企業らが破綻した、

後のことになります。


 つまり、 日本の、

迂回( 鵜飼 )、貿易に組み込まれている、

各国の輸出産業らが崩壊し、 その次に、

日本の資本財輸出産業が打撃を受ける、

ということになります。


円高で、

「 日本の輸出産業は破綻する❗ 」、

と叫んでいる、 似非経済学者は、

日本、への、 鵜となっている、

各国の輸出産業が破綻するまで、

待った方が、よろしいかと。



三橋貴明のホームページ

「新世紀のビッグブラザーへ」を開設しました。

http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/index.htm


☆ 岐路の日経新聞❗ ;


2008- 4-5 9:20:4

http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_04.html#Kabukasuii


 本グラフは、日経平均(N225 )、ドイツ株(GDAXI)、インド株(BSEN)、中国株(000001.SS)の四つの株価について、

2008年初頭から、 三ヶ月間の推移を、

グラフ化したものです。 

 この株価の推移を頭に入れたうえで、

以下の日経の記事をお読みください。


 日経新聞 2008年4月4日 

景気足踏み 岐路の日本経済

「ベアーの取引を肩代わりしてもらえないか」

 米証券大手ベアー・スターンズの

資金繰り不安説が流れた三月上旬、

大手邦銀のニューヨーク支店に

欧州系銀行から、こんな打診があった。


欧銀は、 企業融資の貸倒リスクを扱う

デリバティブ ( 金融派生商品 ) 契約を、

ベアーと結んでいた。


焦げ付いたときに損失を補填してもらう、

一種の「保険」だが、

ベアーが破綻すれば、

契約は、履行されない。


慌てて、 別の相手を探し、

不安を煽る結果になった。(中略)

 ドル安は、

米に輸出する企業の儲けを減らす反面、

米企業の競争力を高める。


そのうえ、 米国以外の地域の、

ドル建ての株価が、 上がるので、

米国の投資家や金融機関は、

運用益を高められる。


主要通貨に対する、 ドルの、

総合的な価値を示す、

「実効為替レート」は、

70 、前後と、 過去最低。

一年で、 11%あまり、

ドル安が進んだ。

 

インドは23%、ドイツ19%、日本18%、

フランス16%-

各国の株式相場の年初下落率は、

米国の8%を大きく上回る。

ファンドなどが、

手元資金の確保を急ぐため、

ドルベースで、 利益の出た、

株を換金売りしたからだ。(後略)


 まさに、 ごもっとも。 日本は、

世界の投資家に見捨てられたとか、

政治混乱で、 投資家が逃げているとか、

出鱈目を散々に書いていたことは、

置いておいて、円高で、

ファンドの換金売りが増えたことを、

きちんと書いたのは、

評価に値します。


 でも、株価下落のグラフ

(日経新聞に載っていたグラフ

「世界の株安は米国以上に進んでいる」

3月末時点)の中で、 唯一に、

35 % 、くらいが、 落ちており、

世界で最悪の下落率が、 明々白々な、

中国株式を、文章でスルーするのは、

どういうわけなのでしょう。


「中国35%、インド23%(以下略)」と、

きちんと書かないのは、なぜでしょう?。


 中国株価の下落率が、

日本やインドを越えていると、何か、

困ることでもあるのでしょうか、日経は。


 株価下落率トップの国を、

グラフには載せて、文章でスルーするとは。

世界各国のGDP規模を書くときに、

アメリカを省いて、

「日本、ドイツ、中国の順番になっており」

なんて書く莫迦は、いないでしょう。

 

岐路に立っているのは、日本経済よりも、

むしろ、日本経済新聞の方です。


「グローバリズム礼賛」、

「日本は、 外需依存国家なの❗、

だから、 円安万歳なの❗ 」、

「 大中国経済様大絶賛❗ 」、な、

コンセプトは、現実世界との、

乖離が激しすぎて、もう、無理なのです。

 いい加減、自覚された方が、よろしいかと。



☆ 日本の、 反日員らから成る、

財務省の嘘と、メディアの罪❗


2008- 4-19 23:53:6 ;

「財務省 国の財政は夕張以下 試算示す」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080419-00000005-maip-bus_all

「 財務省は、 18日、

国の財政が、 財政破綻( はたん )した、

北海道は、 夕張市よりも、

はるかに悪化した状況に置かれている、

との試算を、 財政制度等審議会

( 財務相の諮問機関 ) 、 に示した。


地方自治体の財政健全度を測る指標の、

「実質公債費比率」を、国に適用すると、

04~06年度の3年間の、

平均値が、 80.4 % 、となり、

国の財政の悪化度合いは、


夕張市(38.1%)の、

倍以上のレベルになるとしている。


09年度の予算編成に向けて、

国の財政が極めて厳しいことを、

アピールすることで、

地方自治体からの、

地方交付税増額要請をけん制する、

狙いがある、 と、 みられる。 」


 と、Webページに、

借金時計を張ったのに続き、またまた、

財務省が、

日本政府の債務問題で、 暴走しています。


実質公債費比率と言えば、

聞こえは良いですが、

日本政府の債務額だけを取り上げ、

莫大な金融資産を無視しているのは、

いつもの通りです。

 日本政府の債務問題と言えば、最近、

素晴らしい Web ページを

教えて貰いましたので、是非ご覧下さい。


http://www.tek.co.jp/p/debt_time.html

「日本経済復活の会 借金時計改良版」


 この借金時計改良版を見ると、

日本政府の、 借金の対 GDP 比が、

刻一刻と、 減り続けている❗ 、

のが、 分かります。


なぜ、 政府の債務が増え続けている、

のに、

対 GDP 比で、 減少するか、 と言えば、

日本の、 GDP 、の、 増加率が、

債務増加率を上回っている❗ 、

ためです。


その上、 日本政府の金融資産が、

刻一刻と、 増え続けている❗ 、

ため、

日本政府の純債務は、どんどん、

減少していっています❗ 。


 いつの間にか、日本政府の金融資産は、

6百 兆円 ❗ 、

の、 目前に迫り、

GDP 比 、で、

百 % 、を越えてしまいました❗ 。


 ヤバ韓にも書きましたが、これほど、

莫大な金融資産を、 政府が保有している、

先進国は、日本しか、ありません❗ 。


アメリカ政府の資産は、

対 GDP 比で、 12 % 、

イギリスが、 34 % 、 です。


 日本政府の債務をネットで見ると、

わずか、 240兆円にまで、

減ってしまいました❗ 。


06年末の時点では、

3百兆円程度だった記憶があるので、

もの凄い減少率、 と言えます。

 

その上、 日本の場合、

GDP成長率が、

債務増加率を上回っており、

政府債務 対 GDP 比率が、

減少を続けているわけです。


金融資産が増加し、

純債務が減少していっている。


債務増加のペースをGDP成長率が上回り、

政府債務対GDP比率が、

減少していっている。


 この二つ、

日本政府の債務問題を語るときには、

決して、 無視してはいけない、

要因だと思いますが、 財務省も、

日本のメディアもスルーして、

「 実質公債費比率が、 夕張を上回った❗ 。

日本は、もう、おしまいだ❗ 」 。

「 国民一人当たりの借金が、

○✖円を越えた❗

日本は、もうだめだ❗ 」

 、といった、所謂、

「 日本 ダメポ 論 」、を、

叫び続けています。


 どこの世界に、「政府」の債務を、

「国民」で割り、

「国民一人当たり❗ 」、 などと、

騒ぎ立てるメディアがいるのでしょうか。


その政府の「債務」への、

貸し主な、 債権者は、

一体に、 誰だと思っているのでしょうか。


( 前にも書きましたが、 債権者は、

日本国民たち❗ 、 です ) 。


 どこの世界に、保有する資産の額を、

無視して、債務額だけを騒ぎ立てる、

メディアがいるのでしょうか。


債務と資産で、何か、

お金の価値や種類が、

違ったりするのでしょうか?。


 財務省の場合は、

「 消費税を上げたい❗ 」、 という、

最低な動機が、 見え隠れしていますが、

メディアが、 こんな、

基礎的な統計さえ調べようとしない、

理由が、分かりません。


 例えば、 企業を例に取ると、幾ら、

負債が増え続けていても、それ以上に、

売上や利益が伸びていれば、

誰も、心配しないでしょう。


しかも、資産の方も、 どんどん、

増え続けており、

資本の額 ;

( 資産 ➖ 負債 ) 、 が、

増加していっている企業を、

誰が、 心配するのでしょうか?。


 借金は、 全てが、 悪❗ 、

と考えている人がいる、 としたら、

その人は、 資本主義を、 ゼロから、

勉強し直した方が、いい、 と思います。


 日本政府の金融資産が、

6百兆円に迫り❗ 、 純債務が、

凄い勢いで、 減少してる❗ 、 事実、

及び、 日本政府の、 債務の、

対 GDP 比率が、 減少している❗、

事実。


この二点を無視して、

「 日本 ダメポ 論 」、を、

メディアが展開しているのなら、

メディアは、 正しい情報を伝えていない、

という点で、

日本国民を裏切っていることになります。


もしも、 この二点について、

把握していないのなら、メディアは、

能力が無い、 ということになります。


 果たして、 日本のメディアには、

裏切り者と無能者と、どちらが、

多いのでしょうか。



☆ 美田は、 小作人に返す❗ ;


2008-10-1 23:52:8

「ドル崩壊! 今、世界に何が起こっているのか?」再重版決定!m(_ _)m 感謝!

http://www.amazon.co.jp/dp/4883926583

9月19日(金)発売の撃論ムック「猟奇的な韓国」に「崩壊進行中の韓国経済の病理」を寄稿しました。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4775512609

 処女作「本当にヤバイ!韓国経済」を書いて以来、この種の「講演依頼」については、

時間の許す限り、

お引き受けさせて頂いております。

 折角なので、ヤバ韓を書いて以降の、

作者の歩みをまとめてみたいと思います。


2007年2月 ヤバ韓執筆開始

(2ch極東板に「韓国経済wktkスレッド」が

できたのも、この頃です)

2007年6月 ヤバ韓出版

2007年8月 JETROで「現代コリア」に招かれ、韓国経済について講演

2007年10月 PHP社より

「トンデモ!韓国経済入門」の

執筆依頼を受け、執筆開始

同月 「新世紀のビッグブラザーへ」

執筆開始

2007年12月 「トンデモ!韓国経済入門」出版

2008年2月 「本当にヤバイ!中国経済」執筆開始

2008年3月 夕刊フジにインタビュー記事掲載

2008年4月 「本当にヤバイ!中国経済」出版

2008年5月 「ドル崩壊!」執筆開始

同月 「新世紀のビッグブラザーへ」完成

2008年6月 幸福の科学社「The Liberty」にインタビュー記事掲載

2008年8月 「ドル崩壊!」出版

同月 SAPIO「[バブル崩壊]底値が見えない! 中国株の「奈落」」を寄稿

2008年9月 撃論ムック「猟奇的な韓国」に「崩壊進行中の韓国経済の病理」を寄稿

同月 SPAにインタビュー記事掲載

2008年10月 福島県中小企業家同友会にて講演


 上記以外に、チャンネル桜への出演が三回、サンプロへの出演が一回、

静岡ラジオへの出演が一回あります。

こうしてまとめると、よくもまあ、

ど素人の2チャンねらーが

あちらこちらのメディアに

顔を出しているものだと、

我事ながら呆れます。

 本日は、前述したとおり

「福島県中小企業家同友会」様に

お招きいただき、

講師の真似事のようなことしてきました。

テーマは

中国経済がどれほど危険か、だったのですが、

中国経済が世界経済とリンクしている以上、

最近わたしのお得意のテーマである

サブプライムローン関連問題についても

熱弁を振るって参りました。

 ご存知の通り、わたしは

数字の裏づけの無いこと、あるいは

数字から論理的に導かれないことは

一切話しませんので、かなり

講義にご出席された皆様が、

カルチャーショックを受けたようです。

個人的には、満足しています。


 その後、わたしを囲んで頂く

パーティライクなものが開かれたのですが、

その席である方が仰った台詞が、

タイトルにある、

「美田は小作人に返す」でございます。


この意味を、わざわざ、説明するほど、

野暮ではありませんし、真意は、

皆様で考えて頂ければいいのですが、

一つだけ確信したのは、

「数字の裏づけ」に基づいた論旨には、

誰も反論できない、

ということです。(当たり前ですが)


 わたしの講演後の質疑応答の時間に、

「 日本の内需が、今後に、

成長するとは思えない。なぜなら、

日本は、 外需依存国だから 」

( かなりデフォルメしています )、

という、質問が出ました。


 これに対し、わたしは、

「 日本の外需依存度は、

15 % 、程度であり、

2007年においても、 「 あの 」、

金融立国である、 イギリスよりも、 低い。

更に、金融資産、 という意味では、

最も価値が高い❗、 といえる、

預貯金に注目した場合、

日本の預貯金額は、

750 兆円 ❗ 、程度であり、

実は、 これは、

世界で最大の金融資産を持つ、

アメリカ国民の預貯金総額よりも、 多い❗ 。


さらに、今後に、

世界的に需要が生まれるとすると、

失業率が、 他国よりも、 格段に低い、

4・2 % 、 程度であり、

CPI 上昇率が、 2 % 、そこそこと、

これまた、 世界的には、 圧倒的に、低く、

更に、 今後に、 通貨高が予想される、

日本、 以外に、

需要を生み出せる国は、 無い❗ 。


アメリカの失業率は、 現時点で、

6・7 % 、

欧州は、 軒並みで、 ➕ % 強❗ 、

中国に至っては、 農村にあぶれる、

潜在失業者をカウントすると、

失業率が、 15 % 、を上回る❗ 、

と、言われている。


物価の上昇率に焦点を移しても、

CPI 上昇率が、 いまどきに、

3 % 、を下回る❗ 、 主要国は、

日本、以外には、 無い。


この状況で、なぜ、

日本の内需が、 今後に成長しない、

などと思えるのか、

日本が、 外需依存国だと思えるのか、

説明できますか? 」

 、と、 問い返すと、

反論できる人は、 いませんでした。

当たり前ですが。


 わたしは、 日本人の、 互いを思いやり、

争いを避ける傾向を、

非難する気は、全く、 ありません。


しかし、メディアの、

政治的な意図に基づく捏造は、

数値に基づき、

徹底的に、 叩きのめしていく、必要がある、

と、 思った、 一日でした。

 

この後、ロシアのRTSのニュースについて、

書きたかったのですが、さすがに、

力尽きたので、 これにて、

本日は、終了いたします。


☆ ・・ 国債は、 政府の借金であり、

日本の資産とは、

民間の資産から、

政府の借金 、を差し引いた、

ものである。


前述のように、 国債の増加は、 そのまま、

民間の資産の増加になるから、

日本の資産も、 変わるはずがない。


つまり、 国債の発行では、

日本は、 借金大国には、ならない❗ 。


 借金大国の可能性は、

国債発行とは、 無関係であり、

国民の消費意欲が高く、

国内生産では、 足りない場合に出てくる。


そのとき、 政府が、 需要を増やせば、

経常収支が悪化して、 借金が膨らむ。


しかし、 現実は、 日本人たちにおいては、

消費意欲が低く、

生産力が余って、 経常収支は、 黒字だ❗ 。

こうしたときに、

政府が、 需要を増やしても、

余った生産力が、 使われるだけで、

日本の借金は、 増えない❗ 。

 

それでも、 次のような懸念がある。

今のところでは、 国債は、

その大半が、

日本人に保有されているから、よい。


だが、 外国人が持つようになったら、

日本全体が、 外国に対して、

借金を背負うから、借金大国になる、

というものである。


しかし、これも、 杞憂( きゆう ) だ。


 外国人が、

日本国債を保有している、 とすれば、

それは、 外国人が、

自分の資産と引き換えに、

日本国債を買ったからである。


すなわち、 外国人の、

日本国債への保有高が増える分、

日本人の、

外国資産への保有高も、 増えている❗ 。


外国に、 国債の利払いをすると同時に、

外国から、 収益を受け取るから、

結局は、 戻ってくる。


外国人が、 日本国債を買ったら、大変、

という見方は、 交換で、

日本人が、 外国資産を受け取る❗ 、

ことを忘れている。


 国債が、 問題なのは、

日本の借金が増えるからでは、ない。


国債が、 重要な金融資産であり、

発行しすぎて、 信用を失えば、

金融危機が起こるからである。


そうなれば、1990年代の初頭の、

バブル崩壊や、 2008年の、

世界金融危機のように、人々が、

不安で、 倹約に走り、

不況が悪化してしまう。 』


 素晴らしい❗ 。


 ちなみに、最後のパラグラフに、

文句を言いたくなる人がいる、

かも知れませんが、 別に、

間違ったことを言っとりません。


何しろ、 国民一人当たりに、

1億円分くらいを、 国債を発行し、

それを、 日銀に買い取らせた日には、

さすがの、 デフレ大国な、 日本でも、

ハイパーインフレーションが起こる、

そうでございます。 ( 当たり前 ) 。


 そういう意味で、先日の、

クルーグマン氏の発言の中にも、

あったように、

「 以上は、 全て、 極端な話 」(http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10624786592.html

 、というわけでございますね。


【 日本の国家のバランスシート 

2010年Q1速報値 】

http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_30.html#JPBS


 以下は、上の、「国家のバランスシート」、

を見ながら、お読みください。


 一般企業と金融機関と家計をまとめて、

「 国民 」、 と呼ぶことにいたします ;

( 実際に、 記事も、

そうなっているようです )。


国民が、 現金1兆円を持っていたとき、

それを、 政府が、

国債発行で、 借り入れた、とします。 


 すると、バランスシート上では

(1) 国民の現金1兆円という資産が、

「国債1兆円」、という、

資産に姿を変える


(2) 政府に「国債1兆円」という、

負債が増える。

同時に、政府に、

「現金1兆円」、 という、

「資産」が増える


(3) 結果、バランスシート全体では、

資産も負債も、 「共に」

1兆円、 分が、 増える。


(4) 政府が、 国債発行で調達した現金

1兆円を、財政支出で国民に返す ;

( 要は、 景気対策 )。


政府の資産「現金1兆円」が、

国民の資産に移る。

 というわけで、記事の通り、

総資産 ( 注:総負債も )、は、

国債発行分だけ、 増える❗ 、わけです。


 ここまで、 まともに、

バランスシートを理解した記事を、

日経新聞で、 見るのは、初めてです。


( まあ、大機小機なので、

日経の記者が書いているわけではない、

と思いますが ) 。


 記事の通り、 借金大国とは、

生産力に比して、 消費意欲が強すぎ

( 要は、 「 供給能力<需要 」 ) 、

経常収支が、 赤字化している、

国のことでございます。


( 経常収支赤字が多いほど、

国家としての純負債が増える。

例:アメリカやギリシャ ) 。


 デフレ ( 供給能力 > 需要 )、で、

経常収支が、 黒字の日本は、

政府が、 需要を増やしても、

「 国の借金 」、は、 増えません。


 また、外国人云々も、 記事の通り。


外国人が、 日本国債を買ったとき、

必ず、 日本の、「誰か」が、

外国の資産を買っています。


日本円が、 外国で使用できない以上、

必ず、 そうなるわけです。


 例えば、 中国が、日本の国債を買うとき、

人民元を、 日本円に、

両替しなければ、なりません。


すなわち、 中国の誰かが、

日本円を手に入れたとき、

日本の誰かが、 必ず、 人民元、

もしくは、 人民元で購入できる、

資産を入手しているのです。


結果にては、 対外資産と、 対外負債が、

同額分を、 増えるだけ、

という話なのです。


 みんな

( 恐ろしいことに、経済評論家、

と自称している人々さえ ) 、

国家間の投資行為には、

「 両替 」 、が発生し、必ず、

カウンターパートが存在する❗ 、

ことを、

理解していないわけでございます。


 日本が、 「 借金大国 」、 になるには、

経常収支が、

大幅に、 赤字化しなければ、なりません。


が、 世界で最大の、 対外純資産国で、

巨額な所得収支黒字が、

毎年に、 勝手に入ってくる、

日本の場合、

今後の、 数十年くらいは、

経常収支は、 赤字化しそうにありません。


赤字化したらしたで、円が下がり、

輸出競争力が上昇するため、 瞬く間に、

黒字路線に戻るでしょう。


 だからこそ、 日経BOの第四回で、

「 ちなみに、世界最大の対外純資産国で、

かつ、 所得収支が、

莫大な黒字になっており、 恒常的な、

経常収支黒字国化している、

日本の政府に対し、

数百兆円ものお金を、

「 外国 」、が、 貸し付けることは、

不可能に近い❗ 」

 、と、 書いたわけでございます。


( 文字数の関係で、連載上は、

理屈を説明できなかったので、

ここで、補足します ) 。


 いずれにせよ、日経BOに、

三橋貴明の連載が掲載されたり、

大機小機で、まともな、

「 国の借金 」、の記事が掲載されたり、

少しずつ、状況は、

変わりつつあります。



☆ TPP交渉への参加 日本有利が不可能なわけは」


 我が国は、

TPP

( 環太平洋パートナーシップ協定 )、 の、

交渉に早く参加して、自国に、

有利なルール作りを進めるべきだ、

という、意見がある。


一般論としては、確かに、

交渉に参加しなければ、

ルール作りにも関与できない。


だが、 TPPに関しては、

日本に有利なルール作りは、不可能だ。

その判断の根拠は、 六つもある。


 第一に、TPPのルールは白地から、

策定されるのではなく、

シンガポール、チリ、ニュージーランド、

ブルネイによる、

経済連携協定がベースとしてある。


この協定は、

物品貿易の全品目について、即時、

または、 段階的な、

関税撤廃を求めるもので、

サービスや人の移動なども対象とする。


この急進的な自由貿易協定が基礎となり、

今後のルール作りを制約するのだ。


それゆえ、 TPPでは、

コメなどの、 除外品目をあらかじめ、

提示しての交渉参加は、認められない、

という。


 第二に、多数国間交渉で、

ルール作りを先導するには、

利害の一致する国々と連携する、

多数派工作が不可欠だ。


しかし、TPP交渉参加国に、

日本と利害が一致する国が、ない、のだ。


日本は、 内需が大きく、

工業製品輸出国で、 農業競争力は、弱い。


また、 高賃金労働の先進国であるが、

デフレなので、

低賃金労働を受け入れる、

メリットが、 ない。


ところが、 米国、 以外の、

TPP交渉参加国は、 その全てが、

日本より、

外需依存度が高い❗ ;

自国の人々、の、 生産し、 売る、

物らや、 サービスら、 を、

外国人らが買う度合いが。

より、 大きい ; 、 小国ばかりだ。


しかも、 米国ですら、

輸出倍増戦略をとっているので、

全交渉参加国が輸出志向なのである。


また、特異な通商国家である、

シンガポール、 以外、すべて、

農産品輸出国だ。


さらに、 移民国家のシンガポール、

米国、豪州、 以外は、

低賃金労働の輸出国ばかりだ。


この中で、日本は、

どの国と組んで、

自国に有利なルール作りを進める、

というのか。(中略)


 第三に、交渉参加国中、

日本より、 国内市場が大きいのは、

米国だけであり、

米国も、 豪州、 などとの間で、

乳製品などの、

自由化したくない品目をかかえてはいる。


しかし、米国は、

ドル安誘導や補助金など、

関税以外の政策手段をもっている。

ところが、日本は、

円高・ドル安を前に、なすすべがない。

(中略)


 第四に、TPP交渉参加国に日本を加えて、

各国のGDP(国内総生産)の比重をみると、


米国が、 約 70 % 、

日本が、 約 20 % 、

豪州が、 約 5 % 、

残り7カ国で、 約 5 % 、 となる。


つまり、TPP交渉参加国の、

実質的な輸出先は、

米国と日本しかない❗ 。


そして、米国の輸出先は、

ほぼ、 日本だけであり、

日本の輸出先も、ほぼ、 米国だけだ。


しかし、その米国には、

輸入を増やす気が、 毛頭ない。

(中略)


 第五に、菅首相は、 昨年11月の、

APEC ( アジア太平洋経済協力会議 )

、で、 「 国を開きます❗ 」

、と、 演説した。


これは、外交戦略上、きわめて、まずい。


なぜなら、

日本の平均関税率は、 欧米のよりも低く、

国は、十分に、 開かれているからだ❗ 。


にもかかわらず、

開国を宣言したため、日本は、

閉鎖的だ、という、 イメージが、

国際的に流布されてしまった。

こうなると、 今後の交渉では、

よほど、踏み込んだ譲歩をしない限り、

閉鎖的、という、

イメージを消せない。(中略)


 第六に、前原外相が、

「 TPPは、 日米同盟強化の一環 」

、と、 発言している。


北東アジア情勢が緊迫する中、

日米同盟は、 軍事戦略上重要だ。

だが、日本側から、わざわざ、それと、

TPPを結び付けてしまった。


今後、TPPが、 どれほど、

不利なルールになっても、日本は、

もはや、拒否できなくなったのだ。

( 中野剛志氏 = 評論家 )』


 TPPについては、調べれば、

調べるほど、 「ええっ❗」、 という、

情報が出てきます。


 例えば、現在、シンガポールなどが、

締結している協定には、

「 政府調達において、TPP諸国を、

内国民待遇する 」、 という、

項目が、 あります。


政府調達、 すなわち、

公共投資や自衛隊の装備調達においてさえ、

アメリカ企業などを、

「 日本企業と同等 」、 に扱う、

ことを保障しなければ、 ならないのです。


アメリカの防衛産業の競争力は、

日本の比では、 ありません。


自衛隊の装備が、 いつの間にか、

全て、 アメリカ製に置き換えられ、

日本の防衛産業が壊滅状態になる、

可能性すらあるわけです。


 さらに、公共事業においても、

TPP諸国の企業を、

日本企業、らと、 同等に扱い、さらに、

「 労働者の移動の自由❗ 」、も、

認めなければ、ならないのです。


日本の公共事業らを、

「 外国企業 」、 が受注し、

「 外国人労働者 」、らが雇用された場合、

わたくしの、「国家のグランドデザイン」

構想も、水泡に帰してしまうわけです。


 この手の情報を、

きちんとオープンにした上で、

TPPについて議論しているならば、

構いません。

しかし、現実は、決して、

そうでは、ない、わけです。




☆ ガン細胞たちは、

ブドウ糖だけ、 を、

唯一の、主な、栄養分としてあり、

糖質を制限する事を含む、

ビタミン・ケトン療法は、

ガン細胞たちを兵糧攻めにする事でも、

ガン、の、あり得る度合を減らす事になる。

タンパク質たち、と、

ビタミン、たち、に、

ミネラル 、たち、を、 完全以上に、

飲み食いなどして、 摂取し続ける、 事が、

一部の人々を除いた、

ほとんどの人々の健康性を成し続ける、

代謝ら、を、

完全以上に、 成し続ける事に、 必要であり、

これら、を、 より、 欠いてしまう事は、

万病を引き起こす、 可能的な度合ら、を、

より、 余計に、 成す事を意味する。


☆ Cancer cells

Only glucose,

As the only main nutrient,

Including restricting carbohydrates,

Vitamin / ketone therapy

Even if

you make cancer cells attack soldiers,

This will reduce

the possible degree of cancer.

With proteins,

Vitamins,

Minerals, more than complete,

Drink and eat, keep taking,

Excluding some people,

Keeps the health of most people,

Metabolism,

It ’s necessary to continue

to do more than perfect,

The more you miss these things,

Cause all kinds of illness,

possible degree,

More than that, it means to do it.


☆ いずれにせよ、

日本人たちは、 より早くに、

日本人たちの足元の、 地下へ、

より、 どこからでも、

より、 速やかに、 落ちついて、

歩み降りてゆき得る、 避難経路ら、と、

より、 快適に住める、 避難所らとを、

作り拡げてゆく、

公共事業らを成す事により、


日本の、 財務省の役人ら、と、

与野党の、 主な政治家らとが、


英米のカネ貸しらの主張する事らを、

そのまま、自らもまた、

オウム返しにして、主張し、

実行もする事において、


日本政府の財政における 、緊縮 、

を、 繰り返し、 成す事を通して、


彼らへの、 主 アルジ の立場にある、

日本の主権者としてある、日本人たちへ、

物価だけではなく、

その労働らへの賃金らの水準へも、

より、 押し下げる向きへ圧力をかける、

要因らの系である、

デフレ不況性 、を、

押し付け続けて来てある、


その、 デフレ不況性 、を、

解消し去ってゆく、 と共に、

日本人たちの防衛性の度合いを、

飛躍的にも高めてゆくべき、

ぎりぎりの状況にも、 ある 。


地上を襲い、 地上をおおい得る、

あり得る、 災害らへ対して、


地上に、 避難所らや、

避難経路らを設定して、

日本の主権者たちを、

それらへ誘導する事は、


人食い虎どもの住む、 密林へ、

わざわざ、 人々を誘導する事に類する、

行為であり、


日本の主権者としてある、

日本人たちの一般 、へ対して、

個々の日本国民においても、

執事なり、 召し使いなりの立場にある、

公務員などの、 者らにおいても、

成す事が、 許されない 、

行為なり、 態度なり、 であり、


日本人たちの一般の、 あり得る、

福利ら、を、 より、 能くも、

最大限にも、 成す事を、 約束して、

日本の社会に、 存在し、 存続する事を、

日本国民たちの一般から、 許されてある、

筋合いにある者としての、 義務 、 に、

違反性を成す、 行為であり、


それが、 作為型では、 無く 、

無知性と痴愚性とにもよる、

不作為型の、 行為なり、 態度なり、

であっても、

それへの責めを負うべき、 筋合いを、

その主らの側に、 成すものである事に、

変わりは、 無い。


日本人たちには、核武装❗、と、地下避難網ら❗、が、より、日本の内外に、本格的な平和性らを成し付け得てゆく上でも、必要❗。


この事らを、 より、 日本人たちへ、

伝える措置を自ら成さない、 者らは、

より、 反日員としての、

負の度合いを、 自らへ宛てて、

観積もらせる、 筋合いを余計に成し、

より、 伝える措置を自ら成す主らは、

より、日本人たちの一般の、

足しに成り得る向きに、 働き得た主として、

正の向きの度合いを、 自らへ宛てて、

観積もらせる、 筋合いを成す。


差し引きで、 より、

どちら側であるかの、度合いを観積もられ、

その度合いらに相応しい処遇を、

宛てられるべき立場にも、

誰もが、ある。