☆ 観得ない、 外因性らの側の、
因果系らの存在を特に窺わせ得る、
因果現象性 。
2017/ 9/5 10:22 ;
【 観念系らへ対する、
外因性らの側における、 あり得る、
因果系の在りようをうかがわせる、
事例として、
量子のもつれ、 に、 関わる、
実験らの結果の事ら、 が、 ある。
一定の操作によって、
もつれ 、を、 成し合ってある、
一対の、 量子らの、 片一方の、
状態 、 を、
定め付けてしまう、 と、
それに対応して、
残りの一方の、 量子の状態も、
確定してしまう、
のだが、
その、 反応の速さ、 が、 瞬時であり、
光の速度でも、 それらな、
量子らの間の距離を、その瞬く間である、
時の間の内においては、
移動しおおせる事が、 できない、
というものだ。
それは、 その、 量子らの、
片方の状態についての情報が、 瞬時に、
残りの一方へも伝わって、
その状態を、 変える、なり、
改めて、 そのままに、 定める、 なり、
するように、 させしめた、
という事なのだが、
こうした類の事を成り立たしめる、
からくりら、は、 観念系らへ対する、
外因性らの側に、 あり得る、
因果系らにおけるものでも、 あり得る 。
これまでにも、 外因性らの側に、 あり得る、
因果系らによる、 現象らが、
人々において、 見過ごされ、
見落とされて来ても、 あり得る 。
観念系らへ対する、外因性によるものら、と、
内因性によるものら、 とを、
一定度合い以上に、
区別して観得てある、
分析型の体系知ら、を、
自らにおいて、 構築し得ていない、 主らは、
それぞれを、
それぞれの事情を成してあるもの、 として、 観念な、 関係性らの宛てにして観る、
解釈の系を、 それだけ、 欠いてある、
訳だから、
当然に、 外因性らの側に、 あり得る、
因果系らによっても、 あり得る、
現象ら、 などを、
そのようなものとして、 観積もる事は、
できない、 訳でもあり、
そうした現象らの何彼らを、
観察は、 し得ても、
そうした可能性らについては、 当然に、
見過ごし、 見落とす事になる。
外因性らの側に、 あり得る、
因果系らへ対する、
操作を成し得る 、 手筋ら 、を、
探り当てる事を、 意図して、
成し行ってゆく事において、
初めて、 観得て来る事らが、 あり得る 。
いずれにせよ、
日本国民たちは、 より早くに、
日本国民たちの足元の、 地下へ、 より、
どこからでも、 より、
速やかに、 落ちついて、
歩み降りてゆき得る、 避難経路ら、と、
より、 快適に住める、 避難所らとを、
作り拡げてゆく、
公共事業らを成す事により、
日本の、 財務省の役人ら、と、 与野党の、
主な政治家らとが、
英米のカネ貸しらの主張する事らを、
そのまま、 自らもまた、
オウム返しにして、主張し、
実行もする事において、
日本政府の財政における 、 緊縮 、 を、
繰り返し、 成す事を通して、
彼らへの、 主 アルジ 、の立場にある、
日本の主権者としての日本国民たちへ、
物価だけではなく、
その労働らへの、 あり得る、
賃金らの水 準へも、 より、
押し下げる向きへ圧力をかける、
要因らの系である、
『 デフレ 不況性 』 、を、
押し付け続けて来てある、
その、 『 デフレ 不況性 』 、を、
解消し去ってゆく、
と共に、
日本国民たちの防衛性の度合いを、
飛躍的にも高めてゆくべき、
ぎりぎりの状況にも、 ある 】 。
◇ 負電荷な 電子対なら 奪う、酸
逆な、 陽子を 引き取る、塩基・・。
☆ 湧き水の 濁りに続く 山津波
無い、水どもが 湧くも、先触れ・・。
◇ 連れ去るに 浜から沖へ 離岸流
脇へ泳げば ひろえる命・・。
☆ 水に塩 糖分も去る 風も去る
砂漠肌には 湧く、熱射病・・。
☆ 根途記事➕論弁群➕;
☆ 複数の 、 blog 、 らへ、同時に、
記事を発信をしており、
頂く、 論弁らの、 一つ、一つへの返信は、
出来がたいので、 ご容赦を頂きたい。
その論弁欄らは、 情報交換の場などとし、
日記代わりにでも、
詩律句を発表する場としても、
好きに、 使われたし。
☆ 精神科医 こてつ名誉院長のブログ ;
◇ 鉄不足があると、 ガンになりやすい❗
2017- 1-9 22:12:29 ;
☆ 鉄不足→ 好気性解糖の機能の低下→
嫌気性解糖が、 主導になる 。
『 乳酸 』 ;
【 C3 ➕ H6 ➕ O3 】 ;
、 の蓄積 、 負電荷な、 電子らを奪う、
酸性化 、 低体温化 。
これって、 すなわち、 ガンになりやすい、
ということですよね 。
世紀の大発見か❗ 、 と思い、
「 ガン 鉄不足 」 、で検索したら、
溝口先生が、 もう指摘されていました。
ガン 、への治療に関して、
鉄の不足への対策は、
非常に重要 、 と、 書かれていました
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
http://healcancer.jugem.jp/?eid=100
http://healcancer.jugem.jp/?eid=101
http://healcancer.jugem.jp/?eid=103
『 鉄 Fe 』 ;
【 その原子の核を成す、 正電荷、な、
陽子 、が、 26個 、があり、
よって、 その原子番号が、 26 、 な、
金属である、 元素 、で、
人々の体らにおいて、
エネルギーら、を、能く、成す、上で、
タンパク質ら、と共に、
より、 それへの摂取らを、
欠かす訳には、行かない、
極めて、 重要な、 代謝ら、への、
補因子、 な、 ミネラル 、であり、
タンパク質な、 酵素 コウソ 、
と、 一定度合い以上で、
合体をする事により、 初めて、
その、 タンパク質、 と、
代謝な、 働きを成し合い得る、
代謝員 、 である、 元素❗ 】 ;
。
がんへの栄養アプローチでは、
鉄が不足している患者さんへは、
積極的に、 たんぱく質、と、 鉄 、 とが、
結び付いたものである、
『 ヘム鉄 』 、 の補充を行い、
鉄の欠乏への補正をしています。
体内に存在する鉄のうち、
鉄の原子が、
電荷の働きようを成してある状態にある、
鉄イオン 、 が、 過剰な状態になることは、
体内での、 電子強盗、な、
活性酸素の発現を増し、
さらに、 フェントン反応 、 という、
フリーラジカルの発生する、
悪循環、へ の、 きっかけになる為に、
当然として、
ガン 、だけでなく、
多くの疾患への原因となる、
ことを示します。
つまり、 ここでは、 鉄の過剰ではなく、
鉄イオン、の、 過剰な状態は、
危険である、
というように、 明確に、
表現を区別しなくては、なりません。
それは、
その他の存在形式で存在している、
鉄、たちは、
何の問題も生じることが、 無いからです。
私達の体には、 鉄が、 非常に重要であり、
そして、 上述のように、
危険をともなう分子でもあるが為に、
厳重な調節機構 ;
( ホメオスターシス ) 、 を持っています。
つまり、 通常であれば、 鉄、 を、
食材 や、 サプリメント で、 摂取しても、
体内で、 危険な、 鉄イオン ❗ 、 が、
増えないように、
何重にも、 セーフティー、 の、
機構が準備されています。
万一の、 鉄の過剰な時には、
小腸の粘膜を、ねこそぎ剥いで、
【 タンパク質に、 包まれ、
封をされて、 危険な、
電子強盗である、 鉄 イオン 、な、
状態を成さないように、
封じ込められてもある、
『 鉄 タンパク 』、 であり、
『 貯蔵 鉄 』、 な 】 、
『 フェリチン 』 ;
、 らを、
便の中に排泄するほどに、 厳重なのです。
鉄イオン 、 以外の、
その他の存在形式で、
存在している、 鉄 、たちは、
何の問題も、生じることが、 無いのです。
鉄を飲んでもらう、代わりに、
点滴をすることになるのですが、
それは、 鉄イオン ❗、を、
体内で、 急激に増す可能性がある、
危険な治療法 、 となるわけです。
鉄の不足による、 これらな、環境らは、
ガン細胞たちにとって、
とても、 過ごしやすい、
ものになってしまいます。
鉄イオンの過剰は、
避けなくてはならない状態ですが、
鉄の不足は、 ガン細胞にとって、
すごしやすい環境を作ってしまいます。
鉄は、 充分にある状態にしながら、
鉄イオンの発生を抑制することが、
がんへの治療では、 重要なのです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
細胞を使った実験で、
「 鉄が過剰となると、 毒性がある 」 、
と、 報告されているのは、
その全てが、 鉄イオン ❗ 、 のこと 。
蛋白と結合していない、 鉄である、
フェジン 、を、 頻回に、 静注する
≒ しきりに、 静脈へ注射する ;
、ことは、
寿命を縮める医療行為❗ 。
生体内で存在する鉄は、 常に、
蛋白と結合しており、
鉄イオン ❗ 、 では、ない 。
これは、 生体にとって、 必須であり、
決して、 危険なものでは、ない❗ 。
これを取り違えて、
” 鉄が増えると、危ない❗ ”、
という、 医者が、 多い 。
本当に、 医学部では、
ウソばかりを教えている。
鉄 ( Fe ) 、 について、 基礎的な知識、
治療の実際、 臨床症状
https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/711407125642281
元記事は、 こちら
https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/923996531050005
☆ ブドウ糖 ; グルコース ;
【 C6 ➕ H12 ➕ O6 】 ;
、の、 環状構造の一つが、
酸素 O 、で、
残りの、 5つは、 炭素 C 、 です。
炭素には、 ヒドロキシ基 ;
( OH基 ;
≒ 酸素 O 、 の、 1個
➕ 水素 H 、の、 1個 ) 、が、
ついていて、
この、 つく、方向で、 名前が変わります。
名前が変わる、 ということは、
性質も、代謝も、 変わる、
ということです。
生体は、 このグルコースを基本とした、
代謝系らをもっており、
【 ブドウ糖、ではない、物らから、
ブドウ糖、を作り出す、
『 糖 新生 』、 な、 代謝や、
脂質、への、代謝ら、に、
障害性のある、
日本人たちにおいては、
60人に、 何人かの割合で、 居る、
特殊な遺伝性の人々には、
赤血球ら、が、 ブドウ糖しか、
自らへの栄養分にできない、
といった事情がある、事などにより、
その体の外側から、 ブドウ糖 、を、
摂取し続けるべき、 必要性がある、
が、
その場合においても、
個々の人ごとに、
その必要分、らは、あり、
その必要分、らを超えて、
ブドウ糖らを摂取すると、
その体内の、タンパク質ら、が、
ブドウ糖らと、余計に、結びついて、
その構造が、 もろくなったり、
その機能らが、そこなわれたりする、
損害性らを成す事は、
より、 通例な遺伝性の人々の場合と、
変わりが、無い 】。
・・炭素に付いている、
ヒドロキシ基 ; OH ;
、の、
付き方により、 名前と性質が、
異なってきます。
まず、 α-D-グルコース。
最初の、 α アルファ 、 は、
直鎖状になった、 グルコースが、
環状構造をとるときに、
どちらから、 炭素と結合するかによって、
ヒドロキシ基 ; OH 基 ; 、 が、
その環、の、 下側に来るか、
上側に来るか、
により、
前者を、 α体 、 後者を、 β体 、として、
区別します。
次に、 4位、3位、2位
( 炭素の順序の番号 ) の,
炭素 C 、 についた、
ヒドロキシ基 ; OH 基 ; 、 が、
上側か、下側かにより、
8種類 、が、できます。
◇ ブドウ糖は、 下上下の位置に、
ヒドロキシ基 ; OH 基 ;
、 が、 あります。
◇ ガラクトース ≒ 果糖 ;
、は、
上上下の位置に、
ヒドロキシ基 ; OH 基 ;
、が、あります。
ここで、理解してほしいことは、
この、 アルド・ヘキソースの化学式は、
C6 H12 O6 、 であり、
その、全てが、 同じです。
しかし、 1位の、 ヒドロキシ基 、
4,3,2位の、 ヒドロキシ基 、の、
付く方向によって、
物質としての、性質が変わってくる、
ということです。
もちろん、 生体内での化学反応
( 代謝 ) 、も、 変わります。
ブドウ糖、と、 ガラクトース、の、
代謝経路は、 同じでは、 ありません。
☆ 生体には、 何千、何万、 という、
分子が、 ありますが、
その、ほとんどは、
炭素 C 、 酸素 O 、 水素 H 、
窒素 N 、で、 できています。
そのために、 これらな、
原子らの数と順序で、
非常に、多種類の分子を形成します。
糖質ならば、 アルデヒド、 または、
ケトン構造をもち、
かつ、 多価アルコール構造をもった、
繋がり方で、 分子を形成しています。
糖質は、 この、 6個の原子らが、
手と手をつないで、 環を成してある、
環状構造を、 基本構造として、成り、
それだけの、 糖質は、
単糖類 、 と、 呼ばれ、
それが、 多く繋がったものが、
多糖類 、 です。
☆ 糖鎖への研究の原料とツールを、
大量に合成❗、 生命現象の鍵;
「 第3の鎖 」、への解明と応用を加速❗;
東京化成工業株式会社 ;
人工合成された、糖鎖の粉末❗ ;
東京化成工業が製造し販売する、
百 mU ( U = ユニット ; 揃 ソロ ) 、
入りの、 Endo-M 試薬 ;
☆ ヒト・ゲノムへの解読が完了し、
『 核酸 』 ;
【 DNA ;
≒ 【 タンパク質から成る、
遺伝子、 の、 本体な、
『 デオキシリボ 核酸 』 】 ;
、や、
RNA ;
【 タンパク質から成る、物で、
その、 塩基、の、 3つごとによる、
一つごとな、 並びよう、 により、
タンパク質から成る、 遺伝子、らの、
遺伝情報らのどれ彼、を、
自らの側に、 塩基らでの配列として、
その対のありようらを逆転させる形で、
写し取る、 能力性を帯びてあったり、
その、塩基らでの配列へ対して、
一つごとの、 アミノ酸、 を、
宛てさせる、 能力性を帯びてあったり、
などする、
『 リボ 核酸 』 】 ;
、
その他の、 タンパク質に続く、
「 第3の鎖 」 、として、
『 糖鎖 』 、 が、 注目を集めています。
『 糖鎖 トウサ 』 、は、
生体内で、 多彩な機能を担っており、
例えば、
細胞の表面にある、 糖鎖の違いで、
ABO式の血液型が決まったり、
また、 がんの転移や、
インフルエンザの感染 、 といった、
病のメカニズムにも、 関わっています。
糖鎖への研究により、
生命現象のさらなる解明や、
新しい治療薬の開発が、
期待されていますが、
複雑で、 多様な構造をもつ、 糖鎖は、
構造への解析や、合成が、難しく、
核酸や、 タンパク質に比べて、
研究が遅れているのが、 現状です。
そこで、 ユニークな試薬、の、
合成を得意とする、 東京化成工業は、
糖鎖の大量な合成と、
関連する、 タンパク質な、
酵素 コウソ 、 の、
製品化に乗り出しました。
@ 細胞の表面を覆う糖鎖❗ ;
ヒトの体は、 約 60兆個 、の、
細胞たちから成り、 すべての細胞は、
無数の糖鎖で、 うぶ毛のように、
覆われています。
糖鎖は、 「 細胞の顔 」、 として、
細胞同士の認識や、 情報の交換を行い、
私たちの体の組織や器官を形成する、
細胞社会のネットワークを維持しています。
身近な例では、 血液の中の、
赤血球の表面にある、 糖鎖の違いより、
A型、 B型、 O型、 AB型、 という、
4種類の血液型に分類されます。
一方で、 細胞の表面の糖鎖は、
ウイルス 、が、 細胞内に侵入する際の、
目印として、 悪用される、
ことも、あります。
例えば、 インフルエンザ、の、
ウイルスは、 「 ヘマグルチニン 」、
と、 「 ノイラミニダーゼ 」、 という、
2つの、 タンパク質を持っており、
ヘマグルチニンが、
宿主な細胞の糖鎖に結合することで、
ウイルスが、 細胞内に侵入します。
ただし、 どのような糖鎖にも、
結合するわけでは、 ありません❗ 。
ヘマグルチニンの態譜や、
糖鎖の形によって、 結合するか、
否か、が、 決まるために、
ヒトや、トリ、に、 ウマ、 などで、
感染する、 インフルエンザ、の、
ウイルスが、異なるのです。
ヒトの、 ABO式血液型は、
赤血球の表面の糖鎖の末端の、
わずかな違いにより、 分類され、
基本型は、 O型で、
基本型へ対して、 A型、と、 B型では、
それぞれに、 別の糖が、
付け加えられれており、
AB型では、
A型、と、 B型の両方の、
糖、らが、 付加されている。
@ インフルエンザ、の、 ウイルス、
が、持っている、 「 ヘマグルチニン 」 、
という、 タンパク質が、
宿主な細胞の糖鎖に結合して、
その細胞の内側に侵入し、増殖し、
もう一つの、 タンパク質、な、
「 ノイラミニダーゼ 」 、 が、
糖鎖の中の、 特定の構造を切断する❗ 、
ことで、
ウイルス 、が、 その細胞の外へ、
放出され、 感染が進行する❗ 。
薬な、 リレンザ、や、 タミフルは、
ノイラミニダーゼが切断する、
糖鎖と、 よく似た構造の物質で、
これらの薬らを投与することで、
ノイラミニダーゼを騙し、
本来の糖鎖が、切断されるのを防ぐ。
DNA 、や、 タンパク質、の、
基本な構造は、
1本の紐状である、 のに対し、
糖鎖は、
枝状に分かれた、 構造をしています。
これは、 糖鎖の構成要素となる、 単糖に、
複数の結合部分らがあるからです。
どんな、 糖、が、 どこに、
どのようにつくか、さらに、
糖鎖の長さ、立体構造の違いによっても、
糖鎖のもつ情報は、異なります。
糖鎖の大量な合成に関しては、
決定打となる方法が、まだ、
開発されていません。
DNA 、や、 タンパク質は、
酵母や、大腸菌、 などを使えば、
たやすく、目的のものを増やす、
ことが、 できますが、
糖鎖では、 そのような、
増殖の仕須提 システ ; システム ;
、が、 確立されていません。
糖鎖を人為的に合成することは、
その構造が、 複雑であることから、
非常に難しく、 時間も、
費用も、かかかります。
研究のための原料や試薬となる糖鎖が、
世の中に、少量しかなく、
販売価格も、安くは、ありません。
これが、 ボトルネックとなり、
糖鎖への研究の裾野を広げる、
妨げとなっています。
そこで、 糖鎖の有機合成の能範 ノーハン ; ノウハウ ; 、 をもっている、
東京化成工業は、 現状を打開するべく、
糖鎖の大量な合成と、
糖鎖を、切ったり、つなげたりできる、
タンパク質な、 酵素 コウソ 、 の、
製品化に乗り出しました。
有機化学的な手法により、
糖鎖への合成が、 確立できれば、
糖鎖の量産化も、可能で、
様々な分野の研究者らへ、
糖鎖を提供することで、
糖鎖への研究のすそ野を一気に広げる、
ことも、期待できます。
生体内で合成された、 糖鎖は、
タンパク質や脂質に結合する、
ことで、
色々な、機能らを発揮します。
生命活動の主役となる、
タンパク質、の、 半数以上には、
糖鎖がついており、
糖鎖は、 タンパク質の働きに、
大きな影響を及ぼしています。
そこで、人為的に、 糖鎖を、
別のタンパク質に付加したり、
糖鎖を改変したりすることで、
結合先の物質の安定化や、
新たな機能の付与を実現させよう、
という、 試みが行われています。
京都大学の山本憲二教授は、
タンパク質や脂質に結合している、
糖鎖、を、 まるごとを、 切り出し、
他の物質に移し替える働きをする、
酵素 コウソ 、を、
微生物から、 見つけ出しました❗ 。
その酵素は、 「 Endo-M 」 、
と、 名付けられてあります。
これまでにも、似たような働きをする、
酵素は、複数が、 見つかっていましたが、
従来の酵素は、
決まった構造の糖鎖しか、
移し替えることが、できなかったり ;
( 専門用語で、
「 基質特異性が高い 」、 と言います )、
糖鎖の一部だけを切り出して、
移し替えたりするものでした。
一方で、 Endo-M 、 の特徴は、
基質特異性が、 低い❗ 、 つまり、
色々な構造の糖鎖に、 作用できる、
ことです。
山本教授は、 Endo-M 、を用いて、
HIV 、への、 治療薬、 への、 候補な、
ペプチドに、 糖鎖を付加することで、
ペプチドが分解されにくくなる、
事を見出しました。
また、インフルエンザ、の、ウイルス、
への、 補足型感染阻害ポリマーを、
Endo-M 、 を用いて合成する、
技術の確立にも、取り組んでいます。
山本教授は、 「 Endo-α 」、 という、
酵素 コウソ 、も、 発見しています。
Endo-α エンドー・アルファ 、 は、
特定の二糖を、
タンパク質や、 ペプチド、に、
糖 、 などの、
あらゆる物質に移し替え得る、
酵素です。
Endo-M 、 は、
キリンビールの研究者が、
山本教授と共同で、組換え体を作成し、
大量生産の道が開けました。
この組換え体を譲り受け、 Endo-M 、の、
工業利用を実現させよう、 と、
名乗り出たのが、 東京化成工業です。
有機化学の研究者らの間では、
「 目的の試薬が見つからないときは、
最後に、東京化成工業のカタログを開けば、
そこにある 」、 と言われるほど、
ユニークで、 新しい物質の合成を、
東京化成工業は、 得意としています。
技術管理本部 技術開発部門 糖鎖技術部の、
熊田純一チームリーダーは、
「 生き物を使って、
安定した品質のものを大量に作る、
のは、 簡単では、 ありません。
例えば、 同じ醤油を使って、
同じ料理法で作っているのに、
つくる度に、 味が違っては、
研究試薬には、なりません 」 、
と、 話します。
一般的に、 酵素 コウソ 、 な、
タンパク質 、は、 精製しすぎると、
活性がなくなってしまいます。
しかし、 製品として販売するには、
ある程度の品質が維持され、
長期間を、 酵素としての活性が、
保たれるものでなければ、なりません。
糖鎖を付加したり、改変したりする、
酵素があっても、肝心の糖鎖が、 高価で、
入手が困難では、 研究が、進みません。
東京化成工業では、 糖鎖への研究に、
革新をもたらすために、
糖鎖の大量な合成、 という、
切望されている難題にも、
同時に、取り組みました。
通常は、 糖鎖への有機合成は、
原料である、 単糖を結合させ、
鎖状にしていきます。
しかし、 一つの単糖には、
次の単糖と結合できる部分が、
複数が存在し、 さらに、
結合の様式も、 2種類があります。
それらが為に、 目的の部分を活性化させ、
それ以外の結合部分は、
保護基で、 捕牢 ブロー ; ブロック ;
、 して、 縮合反応により、
糖 、たちを、 つなぎます。
これで、 1段階目の反応が終わり、
2個の単糖が、 つながった、
「 二糖 」、 ができます。
同様の作業を繰り返すことで、
3個、 4個・・・と、 つながった、
糖鎖をつくることが、できます。
東京化成工業では、 原料となる、
単糖の形に、 工夫を加えたり、
反応の条件を変えたりすることで、
糖鎖の結晶性を上げる、 ことに、
成功しました。
つまり、 合成した後の、 糖鎖、への、
精製が、 飛躍的に容易になったのです。
さらに、 多様な単糖を原料として、
準備できるようになり、
工程数が、 格段に少なくなりました。
こうして、一度に、 大量の、
糖鎖を合成することが、
可能になったのです。
通常は、 混合物から、
糖鎖を精製するには、
「 カラム・クロマトグラフィー 」 、
という、 方法を用います。
これは、 物質の性質によって、
混合物を、 液体の状態で分離する、
精製方法です。
カラム・クロマトグラフィーの場合は、
カラム ; ( 柱状の容器 )、 に、
シリカゲル 、 などの、
「 充填剤 」、 を詰め、
展開溶媒 ; ( 炭素 C 、を含む、
『 有機 』 溶媒 ) ;
、と、 反応混合物の溶液を、
カラムに流します。
すると、 充填剤との親和性や、
物質の大きさ、 などによって、
流れ出てくるスピードが、 異なり、
試験管などで、 一定量ずつ、を、
採取することで、
目的の物質を精製し得ます。
しかし、 精製には、 時間がかかり、
大量の溶媒が、必要となります。
東京化成工業が合成した、
糖鎖、への、 合成の原料の、ほとんどは、
純粋な結晶で、得られます。
しかも、 結晶は、 粉の形状です。
そのために、 基本的に、
カラムクロマトグラフィーを行う、
必要は、 ありません。
例えば、 細菌、な、 O-157 、 の、
ベロ毒素、 と結合する、 糖鎖、や、
癌細胞、へ、特異的に発現する、 糖鎖、
とか、 ES細胞、に、 iPS細胞、 の、
目印として存在する、糖鎖 、
などを合成し、 販売しています。
今後は、 糖鎖の種類を増やすとともに、
脂質、や、 タンパク質 、 に付加し得る、
各種の、 糖鎖や、
蛍光基、 などをつけた、 糖鎖、などの、
様々な用者 ヨーザ 、 の、
要居 イリー ; ニーズ ;
、 に応えた、 糖鎖を、
迅速、 かつ、 大量に合成し、
提供していく予定です。