経済参謀

個人や私企業らの各々の個人経済系とは、
異なり、 通貨ら等の効果らが、
自己循環する、 国民経済系などの、天下経済系への体系的な認識の構築を通しても、
日本の主権者である、 日本国内らに在るべき、福利らの拡充を成す事に必要な、
情報事項らを提供する

糖質、と、熱 ❗ ➕ ドクター江部❗。 解放を急ぐべき、 シナによる、 桜木琢磨市議ら 実質 拉致事件ら❗。 報道されない ❗ 事からも後押しを得て来てある、 日本人の数千人以上を、すでに、監禁中な、シナ❗

☆ 糖質、 と、 熱

☆ 根途記事➕論弁群 ;


☆ みなさんの、 “❓”、 を解決 ;

家づくりの知識 ;


☆ 熱容量と蓄熱 ;

1) 比熱 ;


『 比熱 』 、とは、 1 g 、 の、

物質の温度を、 1 ℃ 、を上昇させる、

ために、必要な、 熱量 、 のことです。


比熱の小さい物質ほど、

少ない熱量で、 温度を上げ得る。

一般的には、

「 質量あたりの、 必要熱量 」 、 が、

比熱 、として、 用いられているが、

「 体積あたりの、 必要熱量 」 、 を表す、 「 容積 比熱 」 、 もあります。


断熱材、や、 蓄熱材、 などの、

熱容量を検討するときは、

単位質量ではなく、 単位体積の方が、

便利なので、 建築での、 実務的には、

容積比熱が、 よく、用いられている。


☆ 容積比熱 = 重量比熱 ✖ 比重 。


一般の建築材料では、

重量比熱に大きな差がないことから、

比重の大きなもの程、

容積比熱が大きい、 と、

考えてよいでしょう。


同じ容積であれば、 重い材料ほど、

暖まりにくく、冷めにくく、

沢山の熱量を蓄え得る、

というわけです。


比熱は、 単位が、 「 J 」

≒ ジュール 、 の場合と、

「 cal 」 ≒ カロリー 、

の、 場合とが、 入り交じっている。


これらの違いにより、

値は、 大きく変わってくるので、

比熱を扱う場合には、 単位に着目し、

それが、 何に対する、 比熱 、 なのかを、

よく理解して用いることが、 大切です。



☆ 動物の生理的プロセスの速度は、

体温の上昇に伴って、 上昇する。

体温が、 十度 、を高くなると、

神経刺激の伝達速度は、

1・8 倍 、に増し、

筋収縮の速度と力は、

3 倍 、 に増す。


高い体温を維持するには、

多くの、 エネルギー 、 を必要とする。


同じ大きさの爬虫類と比べて、

鳥類は、

20 ~ 30 倍 、 の、

エネルギー 、 を消費する。


体温が、 46度 、 を越えると、

細胞内の、 蛋白質 ≒ プロテイン 、

は、 補充されるより、

破壊される、 割合が大きくなり、

脳内では、

致死的な、 生化学変化が起こる。


鳥たちは、

エネルギー 、の消費を抑えるために、

夜間に、 その体温を、 平熱以下に下げる。


多くの鳥は、 夜間に、体温を、

6度 、を、 さげることができる。


非常に寒い夜は、

さらに、 下げることができる。


蜂鳥 ハチドリ 、 では、

8 ~ 20 度 、まで、

プアーウイルヨタカ 、 では、

4・3度まで、 下げることができる。


コビトドリ科、ネズミドリ科、ハチドリ科、 アマツバメ科、ヨタカ科、ハト科、の、

鳥だけに見られ、

スズメ類は、この能力を持たない。


≒ その体温を維持する、のに、

必要な、 熱量を得るために、

より、 自らの体温を下げても、

生きて、 子孫らを成し得る、 能力のある、

同じ位の体の大きさの、 鳥たちに比べ、

そうした能力性の、 より、 無い、

雀らは、

より、 余計に、 熱量のある物を、

食べないと、 生きられない、 ので、

雀らは、

そうした能力性の、より、ある、

鳥らに比べて、

より、 脂質、や、糖質、 を、

余計に摂取して、 その身を、

より、 頻繁にも、温めるべき、

必要性の度合いが大きい、

可能性がある。

体温が、 20度の、 トーパー状態から、

回復するのにかかる時間は、

蜂鳥 ハチドリ 、で、 1時間、

アメリカチョウゲンボウ 、で、 12時間。


☆ 生き続けて、

子孫員らを成すまでの間に、

一定以上に、

自らの体温を維持する必要のある、

生き物らは、

その身柄が、 小さければ、 小さい程、

より、 その体積へ対する、

表面積の割合が、 大きくなる程に、

その身柄の熱が、

より、 急速に、失われ易くなる分、

例えば、

とても小さな鳥である、 蜂鳥たちは、

より、頻繁に、 花の蜜を吸い、

糖質らを、 我が身へ、 より、 頻繁にも、

大量にも、仕入れるべき、

必要性を帯びてある、 にしても、

それは、

その身柄の小ささ

≒ 体積に対する、 表面積の、

比率の、 大きさ 、 と、

その体温の維持に必要な、

熱、の、 失われ易さ、

に応じて、ある、 もの、 であり、


より、 甚だしく、 身柄の大きな、

種の、 生き物らの一般において、

頻繁な、 糖質ら、への、摂取が、

その生存、 と、

子孫員らを得ての、

種族的な存続、 とに、

必要な訳では、ない。


それでも、

生まれから、 間もない、

その身柄の小さい頃の、

例えば、

人の、 赤ん坊ら、などにおいては、

それらの、 大人の身の丈な頃に比べて、

より、 甚だしく、

糖質や、 脂質、への、 摂取の、

必要性を大きくしてある、

という事は、 ある。


☆ 人の、 子供らには、

乳糖への代謝を成す、

タンパク質から成る、 酵素 コウソ 、

らが、あり、

成長するにつれて、

日本人たちにおいても、

それの活性が、 より、 失われる。



・・プアーウイルヨタカ 、は、

2 ~ 3ヶ月の、 冬眠も行う。

酸素への消費量を、 9割 、以上を減少。

☆ パンティング ;


鳥たちは、

口を開けて、 速く、 浅い呼吸を行い、

気道からの蒸発を盛んにし、 体を冷やす。

発汗と異なり、

皮膚温を維持しながら、

体の内部からの熱の発散ができる。


☆ 嘴 クチバシ ;


体温を下げるのに、 嘴が有効。

気温が高い地域らの鳥たちは、

より、 嘴が大きい傾向がある。


☆ 脚 ;

羽毛に覆われていないので、

放熱に適している。

体温の上昇時には、 脚の血量を増やし、

外気で冷やして、 体温を下げる。

飛行中の代謝率は、

静止時の、 十倍に達し、

体温は、 4度 、を上昇するが、

背黒鴎 セグロ・カモメ 、 では、

飛行中の脚の血液量は、

3・5 倍 、 になる。


≒ 自らの、 血潮ら、を、

その体のどこそこへ、 どれだけを、

通すようにするか、 で、

その体温への上げ下げが成され得る、

事は、

人々においても、 ある事で、

車が、 空冷式である、のに対して、

人は、 水冷式 、 を成してある。



☆ Wikipedia ;


・・乳糖不耐症は、小腸で、 ラクターゼ 、 が、 十分に働かず、 乳糖が分解されない、 ことで、 症状を起こしている。


乳糖 ( ラクトース )

≒ C12 ➕ H22 ➕ O11 、

は、

腸内で作られる、 タンパク質から成る、

消化酵素 コウソ 、の、

ラクターゼ 、 により、

加水分解され、

ガラクトース

≒ C6 ➕ H12 ➕ O6 、

と、

グルコース ( ブドウ糖 )

≒ C6 ➕ H12 ➕ O6 、

に分解され、

それから、 吸収される。


しかし、 ヒト 、 を含む、

ほとんどの哺乳動物たちは、

離乳すると、

ラクターゼの活性が低下する。


離乳後の、 ラクターゼの減少は、

遺伝子に基づいた現象だ。


ラクターゼの活性が低い人が、

牛乳、 などの、 乳糖を含んだ食物、

を摂取すると、

乳糖を十分に分解できないために、

乳糖を吸収することができない。


その結果にて、 腸内に、

乳糖が残ってしまうことで、

乳糖不耐症の諸症状が発生する。


乳糖不耐症は、 健康であっても、

哺乳類であれば、 起こりうる。


ヒトの場合には、

乳製品を、 子供の頃から摂取してきた、

人を除き、 大抵の大人の腸内では、

ラクターゼの分泌が少ない、

ことが、 知られている。


ただし、 乳糖不耐症でも、

ラクターゼ 、が、 全く、 存在しない、

場合もあれば、

存在しても、 充分な量がないだけの、

場合もあるので、

乳糖への許容量には、 個体差がある。


この乳糖不耐による、 自覚症状がない、

者も含めて、

ラクターゼの活性の低下が見られる場合は、

乳糖不耐症として、 勘数 カンス

≒ カウント 、 し、

乳糖 ( 主に、 牛乳への摂取 ) 、の、

有害性を主張する例も見られる。



☆ 牛乳を飲むと、 お腹がゴロゴロしたり、

下痢や腹痛を起こしたりするのが、

「 乳糖 不耐 」。


日本人では、 成人の、 20 ~ 30 %

、に、 こうした症状が、 見られます。


原因は、 牛乳に含まれている、 乳糖。


母乳や牛乳に含まれている、 乳糖は、

小腸で、 タンパク質から成る、

乳糖分解酵素 ( ラクターゼ ) 、の、

働きによって、 ブドウ糖 、と、

ガラクトース 、 に分解・吸収されて、

エネルギー 、への源になります。


これは、 乳児の発育には、

欠かせない、 栄養源。


しかし、 成人になると、

色んな食べ物をとるようになるため、

必ずしも、 必要ではなくなって、


乳糖を分解する、 ラクターゼ 、 の、

量も減ってくるんですね。


すると、 乳糖が、 そのまま、

大腸に残ってしまう。


乳糖は、 大腸の浸透圧を高め、

大腸の中に、 水分 H2O 、ら 、

が、 たまります。

また、 乳糖が発酵して、


乳酸

≒ C3 ➕ H6 ➕ O3 、や、

炭酸ガス CO2 、 が発生し、

腸 、 を圧迫して、 刺激します。


ヨーグルトは、 発酵により、

乳糖の一部が、分解され、 また、

乳酸菌には、 乳糖への分解を助ける、

機能もあるので、

乳糖不耐への対策の一つとして、

おすすめします。


このように、 食べ物を、

消化・吸収しやすくするというのも、

発酵の力の一つです。


☆ ガラクトース ; 伽糖 ;


グルコース ≒ ブドウ糖 、とともに、

二糖類の、 ラクトース

( 乳糖 )、を構成する。

ラクトースから、 グルコース、と、

ガラクトース 、への分解は、

酵素 、な、 ラクターゼ

( ヒトでは、

ラクトース β - グルコシダーゼ ) 、

によって、 加水分解される。

この酵素を欠く人は、

乳糖非耐性 、 となり、

乳中の糖類を栄養とする事が、できない。

さらに、 大腸に達した、 ラクトース 、が、

腸内細菌に分解され、

ガス 、と、腹の張り 、 への原因となる。

人体では、 乳糖 、を分泌するために、

ブドウ糖 、が、 乳腺 、で、

ガラクトース 、 に変換されて生じる。


☆ ドクター江部❗;


・・「 糖尿病診療のエビデンス 」 ;

能登 洋 著 は、

2千15年の刊行ですね。


能登先生、 2千18年には、

山田悟先生と一緒に、

糖質制限食肯定の論文を書いておられます。


『 EBM 』 、 が、 現在は、

医学界を席巻しています。


< EBM 、とは >

Evidence Based Medicine

( 証拠に基づく、 医学 ) 、 を略して、

EBM 、 と言います。


EBM 、だけに頼る医療には、

明確に、限界があります。

一方で、

EBM 、 を無視する医療にも、

明確に、限界があります。

ともあれ、 今回の記事は、

EBM 、 について考察してみます。


☆ 医学界において、 evidence

( エビデンス、 証拠、 根拠 ) 、

となるのは、

基本的に、

医学雑誌に掲載された、 論文です。


ニューイングランド・ジャーナル、

ランセット、米国医師会雑誌、 など、

定評ある医学専門誌に掲載された、

論文であることも、

evidence ( エビデンス、 証拠 ) 、の、

大きな要素となります。


その論文も、

① 無作為割り付け臨床試験 ( RCT )。

② 前向きコホート研究 。

の、 二つが信頼度の高いものとなります。

その論文も、

「 糖尿病診療ガイドライン2016 」 、

によれば、


・レベル1➕ :

質の高いランダム化比較試験

( RCT )、 および、 それらの、

メタアナリシス ( MA ) /

システマティック・レビュー ( SR ) 。


・レベル1:

それ以外の、 RCT 、 および、

それらの、 MA / SR 。


・レベル2:

前向きコホート研究、 および、

それらの、 MA / SR 。


( 事前に定めた )、 RCT サブ 解析 。


・レベル3:

非ランダム化比較試験 前後比較試験

後ろ向きコホート研究

ケースコントロール研究、 および、

それらの、 MA / SR 。

 RCT 後付け サブ 解析 。


・レベル4:

横断研究 症例集積


*質の高い、 RCT 、とは

(1) 多数例

(2) 二重盲検、 独立判定

(3) 高追跡率

(4) ランダム割り付け法が、明確 。

などをさす。 


といった順番で、

信頼度に差をつけられています。


これを、 研究デザインのヒエラルキー、

と呼ぶそうです。

他に、 コンセンサス ≒ 合意 、

がありますが、 コンセンサスは、

実証的研究に基づかない、

権威者の意見や合意、 なので、

エビデンス 、とは、 言えません。

一般に、 エビデンス・レベルが高い、

研究論文と言うときは、


(1) レベル1➕ / レベル1

(2) レベル2 、


に基づく、 論文のことをさします。


症例報告も、 大切な医学研究の一つ、

なのですが、

こと、 EBM 、というときは、

「 無作為割り付け臨床試験 ( RCT ) 」、

と、 「 前向きコホート研究 」、

だけ、 を考慮すれば、いい、

ということです。


かつて、 医学界では、

実証的研究に基づかない、

権威者の意見や合意 ( コンセンサス ) 、

が、 幅を利かしていて、

学会での発表などでも、

有名大の教授で、 権威者の先生が、

「 私は、 こう思う 」 、 といったら、

水戸黄門の印籠みたいなもので、

「 ヘヘー、恐れ入りました 」 、

という事で、

一件落着、 という、 世界だったのです。


権威者が、何人かが、 寄り集まって、

ガイドラインの内容を決めると、

コンセンサスによる決定となります。

これは、上述のヒエラルキーからみると、

エビデンス・レベルは、 最低、

エビデンスは、無し、という事です。


権威者の意見や、コンセンサスに基づく、

見解、 などに頼っているのは、

非科学的である、 という批判が、

世界中の医学界で続出して、

それでは、よろしくない、 という事で、

evidence based medhicine

( 証拠に基づく、 医学 ) → 略して、

EBM 、が登場したわけです。


< 従来の糖尿病食には、

エビデンスが、 無い > ;


前振りが、長かったですが、

「 糖尿病診療ガイドライン2016 」 、の、

食事療法の部分、 37ページに


Q3-1 糖尿病における、

食事療法の意義と、

最適な栄養素のバランスは、

どのようなものか? 、 に対し、


「 摂取エネルギーのうち、

炭水化物を、 50 ~ 60 % 、

たんぱく質 、 を、 20 % 、 以下

を、目安とし、 残りを脂質とする 」


、 と記載しています。

しかし、 推奨グレードの表示は、

無し 、です。


以前の、

「 科学的根拠に基づく、

糖尿病診療ガイドライン 2010 」

、の、 食事療法、

31 ページ 、 では、

「 炭水化物は、

指示エネルギー量の、 50 ~ 60 % 」、と、

グレード A 、で、 推奨してありますが、

根拠は、 なんと、 コンセンサス 、 で、

科学的根拠に基づいていない、

ことが、 明示されていました。


2千十年に比べれば、 2千16年は、

エビデンス 、の、 無い、 ことを

グレード A 、で推奨する、

という、 暴挙がなくなった分を、

よし、と、しましょう。


ちなみに、

「 2型糖尿病患者に、

運動療法は、 有効か? 」 、 に対しては、

血糖コントロールに、 有効で、

推奨 グレード A 、 です。


結局は、 糖尿病の食事療法に関しては、

日本糖尿病学会が推奨する、

糖尿病食( カロリー制限高糖質食 ) 、

には、

エビデンスは、 無い 、のです。


< 糖質制限食には、

エビデンスが、 ある > ;


一方で、

ひいき目と言われるかもしれませんが

糖質制限食においては、

一定の、 エビデンス 、 があります。


以下に、 EBM 、として、

信頼度の高い、 長期の研究を列挙します。


いずれも、糖質制限食の、

『 長期的有効性・安全性 』 、 を保証する、

論文です。

なお、 これらの論文らは、

スーパー糖質制限食に関する、 もの、では、

ありません。


普通に、 食事をしている集団

( 糖質も食べている ) 、 において、

糖質を多く食べている群と、

比ぶるに、 少ない、 群を比較したものです。


1年間の研究なら、

スーパー糖質制限食の、 RCT 、

が、 少なくとも、 2つ、があります。


1) は、 RCT 論文 、で、

8年間であり、 信頼度は、

トップランクの研究です。


2)3)4)5)6)は、

前向きコホート研究であり、

信頼度は、 上から、 二番目です。


糖質制限食の長期的安全性の肯定に関しては、

EBM 、に基づき、 少なくとも、

6つの信頼度の高い研究論文らが、

存在するわけです。


例えば、

2)は、

炭水化物への摂取比率、 が、

36 ➕➖ 6・1 % 、な、 群流 グル

≒ グループ 、 と、

58 ➕➖ 7 % 、な、 グループ、

との、 比較です。


炭水化物 CH、ら 、 への摂取の多い、

グループでは、

冠動脈疾患へのリスクが増加です。


4)は、

糖質への摂取比率、 が、

51・5 % 、 な、 グループ 、と、

72・7 % 、 な、 グループ、との比較です。


糖質への摂取比率が、 一番に少ない、

51・5 % 、 な、 グループは、

一番に多い、 72・7 % 、 な、

グループ 、 と比較すると

心血管死、への、 リスク 、 が、

59 % 、しか、 ありません。


いずれも、 糖質への大量な摂取の弊害

( 心血管 、への、 リスク ) 、 を、

如実に示しています。

結果として、

糖質への摂取が、 少ないほど、

その、 心血管への、 リスクの軽減において、

有利になる、 ことも、示しています。


6) は、 2017年8月に、

ランセットに発表されました。

「 炭水化物への摂取比率が多いほど、

総死亡率が上昇し、

脂質への摂取比率が多いほど、

雄死亡率が低下 」

、 ですから、まさに、

夏井睦先生の言う、

「 炭水化物が、人類を滅ぼす 」 、ですね。


長期の研究 ;

1) RCT 論文 ;


『 低 糖質 地中海食 ( LCMD 』 。

8年間 RCT 論文。


糖質 50 % 、未満の、

LCMD 群 、と、 低脂肪群、 との比較。


女性は、 千8百 Kcal / 日 。

男性は、 千8百 Kcal / 日。


新たに診断された、 2型糖尿病患者では、

LCMD 、は、 低脂肪食と比較して、

HbA1c

エイチ・ビー・エー・ワン・シー

≒ 糖タンパク質、 な、

グリコ・ヘモグロビン 、

の大きな減少、

糖尿病の寛解率が高く、

糖尿病への治療薬の導入を遅らせた。

Diabetes Care. 2014 Jul;37(7):1824-30.

The effects of a Mediterranean diet on the need for diabetes drugs and remission of newly diagnosed type 2 diabetes: follow-up of a randomized trial.


2) 前向きコホート研究

低炭水化物・高脂肪・高タンパク食に、

冠動脈疾患、への、 リスク 、 なし 。


一方で、

総炭水化物への摂取量は、

冠動脈疾患、への、 リスク、の、

中等度での、 増加に関連していた。


高 GL 、は、

冠動脈疾患 、への、 リスク 、

の増加と、 強く関連していた。


ニューイングランドジャーナルの、

コホート研究 ;

 

8万2千8百2人 。 20年間 ;

2千6年に掲載 ; ハーバード大学 ;


炭水化物への摂取比率

36 ➕➖ 6・1 % 、な、 グループ 、 と、

58 ➕➖ 7 % 、 な、 グループ、

との比較。

Halton TL, et al. Low-carbohydrate-diet score and the risk of coronary heart disease in women. New England Journal of Medicine 2006;355:1991-2002.


3) 前向きコホート研究 ;

21の論文ら、

約 35万人を、 メタアナリシスして、

5 ~ 23年、を追跡して、

1万1千人の脳心血管らに、

イベントが発生。


飽和脂肪酸への摂取量と、

脳心血管イベント・ハザード比、

を検証してみると、

飽和脂肪酸への摂取量、 と、

脳心血管でのイベントの発生、とは、

関係が、 無い、 ことが、 判明。

Siri-Tarino, P.W., et al., Meta-analysis of prospective cohort studies evaluating the association of saturated fat with cardiovascular disease.  Am J Clin Nutr, 2010. 91(3): p. 535-46.


4) 前向きコホート研究 ;

「 糖質制限食の安全性に、 エビデンス 」;


前向きコホート試験 NIPPON DATA 80 ; 

29年間 ; 中村保幸 氏 ;

第 10分位

( 糖質への摂取比率 51・5 % )、

な、 グループ 、 は、

第 1分位

( 糖質への摂取比率 72・7 % )、

な、 グループ 、 に比べて、

女性においては、

心血管死、への、 リスク、 が、

59 % 、しかない、 という、

素晴らしい結論で、 糖質制限食の圧勝。

Br J Nutr 2014; 112: 916-924


5) 前向きコホート研究 ;

上海コホート研究 ;

「 糖質への摂取量により、 4群に分けて、

糖質への摂取量が多いほど、

心血管疾患への発症のリスクが、高い 」 ;


11万7千366人を対象に、調べた研究。


女性が、 6万4千854人で、

平均追跡期間が、 9・8年。

男性が、 5万2千512人で、

平均追跡期間が、 5・4年。


女性 心血管 発症 リスク ;

1、糖質への摂取量

264 g / 日未満 ---------- 1.00


2、糖質への摂取量

264 g ~ 282 g / 日未満---- 1.19


3、 糖質への摂取量

282 g ~ 299 g / 日未満---- 1.76


4、 糖質への摂取量

299 g / 日以上 ---------- 2.41


男性 心血管 発症 リスク

1、糖質への摂取量

296 g / 日未満 ---------- 1.00


2、 糖質への摂取量

296 g ~ 319 g / 日未満 ----

1.50


3、 糖質への摂取量、

319 g ~ 339 g / 日未満 ----

2.22


4、 糖質への摂取量

339 g / 日以上


Am J Epidemiol. 2013 Nov 15;178(10):1542-9.

Dietary carbohydrates, refined grains, glycemic load, and risk of coronary heart disease in Chinese adults.


6) 前向きコホート研究 ;

 『 炭水化物への摂取の増加で、

死亡リスク、が上昇 』;

ランセット誌のオンライン版

( 2017 / 8/29 ) 、 で、

 カナダ・マックマスター大学の、

Mahshid Dehghan 博士らが報告。


5大陸、の、 18カ国で、

全死亡、 および、 心血管疾患、 への、

食事の影響を検証した、

大規模疫学前向きコホート研究

( Prospective Urban Rural Epidemiology:PURE ) 、 の結果。

2千3年、の、 1月1日、の時点で、

35 ~ 70歳、の、

13万5千335例を登録し、

2千13年、の、 3月31日まで、

中央値で、 7・4年間も、 追跡調査。


論文の内容を要約 ;

1) 炭水化物への摂取量の多さは、

全死亡リスクの上昇と関連。


2) 総脂質、 および、 脂質の種類別での、

摂取は、 全死亡リスクの低下と関連。


3) 総脂質 、および、 脂質の種類は、

心血管疾患 ( CVD ) 、

心筋梗塞、 CVD死、 と関連しない。


4) 飽和脂質は、

脳卒中と、 『 逆 相関している 』。


炭水化物への摂取比率 ;  総死亡率 ;

1群 46・4 %     4・1 %

2群  54・6 %    4・2 %

3群 60・8 %     4・5 %

4群 67・7 %    4・9 %

5群 77・2 %     7・2 % 。


脂肪への摂取比率     総死亡率

1群  10・6 %     6・7 %

2群 18・0 %     5・1 %

3群 24・2 %     4・6 %

4群 29・1 %      4・3 %

5群 35・3 %     4・1 %


< 生理学的事実 > ;

さらに、生理学的事実として、

糖尿人が、 糖質を摂取した場合には、

糖質制限食なら、

食後高血糖は、生じませんが、

従来の糖尿病食なら、

食後高血糖が、必ず、 生じる、

ということは、 明白です。


そして、

国際糖尿病連合

( International Diabetes Federation:IDF ; 2007年

「 食後血糖値の管理に関するガイドライン 」

国際糖尿病連合 2011年

「 食後血糖値の管理に関するガイドライン 」、


によれば、

食後高血糖は、

大血管合併症への、

独立した、 危険因子 、 であり、

電子強盗らを成す、

『 酸化 ストレス 』 、 を生じ、

血管内皮を障害し、

糖尿病網膜症 、 と関係し、

IMT 肥厚 、 と関係し、

認知障害 、 にも関係し、

癌 、の、 発症、 への、 リスク 、の上昇、

と関連する、 とのことです。


糖質制限食により、

食後高血糖を防ぐことの意味は、

大変に、大きい、 と、思います。