経済参謀

個人や私企業らの各々の個人経済系とは、
異なり、 通貨ら等の効果らが、
自己循環する、 国民経済系などの、天下経済系への体系的な認識の構築を通しても、
日本の主権者である、 日本国内らに在るべき、福利らの拡充を成す事に必要な、
情報事項らを提供する

重力らと、その働き合う向きら; 綱引きらの組み合わさりようら

【 また、 日本の財務省の役人らが、

税収への見込みが、 より少なくなった事を、

言い立てて、 それを口実として、 日本政府の財政での緊縮なり、 引き締めなりをなす事を訴え、

それを、 NHKを始めとする、 報道機関らの者らが、 そのまま、 繰り返して、 日本国民らへ訴える、 という事が、 成されているが、


これは、 心臓から、 その血管系の他の部位らへ出される筈の、

血潮らの一定量を取りのけて、

別の容器へ、 貯め込んでは、

その心臓へ戻って来る、 血潮らの量が減る、

といった、 図式の事らを、 自ら、 成して置いて、


当然に、 見返りとして来るものらが減る、

事態を招いて置いて、、

その事態の存在を、 表向きの口実の事として、

更に、 心臓から出される、 血潮らの量を減らして、 その体中を流れ得る、 血潮らの全体量を減らす事を、 日本国民らへ、 ゴリ押しして、

黙認させようとしている訳であり、


体中を、 順繰りにめぐる、 血潮らを、

彼奴らに減らされる事において、 自らの存続への余力を、 それだけ、 減らされてしまう、

細胞らの各々の立場にある、

日本国民らの各々へ対して、

彼奴らが、 宣戦を布告し、

日本国民らへの加害行為を成す事を、 宣言して、 その事へ、 取り掛かろうとする、 実態のものでもあり、

日本国民らの一般の側に立つ事を選ぶ、 日本国民らが、 差し許すべきではない筋合いの事だ。


公然と、 日本国民らの一般の、 在り得る、 福利らを害 ソコナ う、 反日行為を成す事を宣言し、

それへ対して、も、 その指す宛の事を差し止めるべき、 日本国民らの反応らが、 より、 少ない事を頼みとし、 それの少ない事をも、 目安として、

英米の金融派員として機能して来ている、

実質的な、 反日工作員らは、

その反日行為らを、 それだけ、 差し控えずに、

成し得て来ている、 実態を成しており、

最も、 日本国民らの一般へ、 負の効果を甚だしく与え付けて来ている、 この、 日本政府の財政での緊縮、 という、 反日行為へ対して、


日本国民らによる、 日本の主権者として、

差し止める行為らの乏しい事が、

日本国民らが、 ながながと、 その共同の国民経済系へ、 デフレ不況性を押し付けられて来てあり、

これからも、 押し付けられてゆく事を、 定かにしてしまっている。


日本国民らの、 より多くが、

カネら等は、 血潮らのごとく、 循環系を成して、

自らの側の人々へ、 物やサービスらを配分して回る事を、 その本分として、 機能するものである事を、

より、 体系的に認識し、

実質的な、 日本国内の、 反日工作員らの宣伝事ら等に、 より、 惑わされる事を無しに、

より能 ヨ く、 『 自らの天下の血の巡りようをよくする 』 事へ向けて、

働き掛ける行為らを成し、

より早くに、 日本国民らの足元の地下へ、

避難経路らと、 住める避難所らとを作り拡げてゆく公共事業らを、 本格的に執り行う、 政府を、

仕立て得る状況らを成す事が、 在るべき、

在り得る、 日本に、 ひたすら、

待たれ続けている状態にある 】 。



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☆  重力なんてものは、

空気と同じような存在で、

生まれた時から、 そこにあるから、

階段で、 つまずいて、 落ちたりしない限りは、

あまり、 意識したりはしないだろう。


 だが、 古代の哲学者にとって、

重力は、 力ですらなかった。


物体が、 地球の中心へ向かって、沈み込むのは、

単なる、 自然な傾向でしかなかったのだ。


 もちろん、 今日では、 それが、 ただ、

物を落とすだけのものではないことが、

わかっている。


太陽を回る地球の動きを定め、

銀河をまとめ合わせ、 宇宙自体の構造までをも決定してしまうほどに、 重要なものだ。



☆  重力は、 地球上で、 物体が、

地面に近寄っていく現象や、

それを引き起こす、 とされる、

【 働きらの原因な存在として、 観念される、 】

「 力 」 を呼ぶための名 【 と、

その名が宛としている概念の内容の事 】 であり、


電磁力、や、 弱い相互作用、に、

強い相互作用と並び、

自然界に存在する、 4つの基本的な力らのひとつである、 と、 考えられている。



 現代の重力の理論、すなわち、

アインシュタイン氏の一般相対性理論は、


人類の史上で、 もっとも成功した理論らのひとつだ。

だが、 それと同時に、 これを、

他の力らと統合する方法をはじめ、

重力については、 まだ、 不明な点もある。



ここで紹介するのは、 重力について判明していることらだ。



1. 重力は、 既知の力では、 最弱 ;


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 重力は、 ただ、 引きつける。


物体を反発させるような、 逆バージョンはない。


それは、 銀河をまとめるだけの力があるが、

実は、 人の力でも、 簡単に逆らえてしまう位に、 弱い。


例えば、 一冊の本を持ち上げたのなら、

それは、 地球が生み出している、 全ての重力に、打ち勝っている、 ということだ。



 比較のためにお伝えすると、


原子内にある、 負電荷のある事を示す、 働きらを成し得る、 態勢にある、 電子 、 と、

正電荷の在る事を示す、 働きらを成し得る、 態勢にある、 陽子 、 との間に働く、

『 電気力 』、 は、


重力によって引かれる、 強さの、

100穣 ( 10の30乗 ) 倍だ。



【 力らの交差する、 大きさの無い、 動的な、

位置である、 物質、 ら、 の、 在る度合いに応じて、 そうしたものである、 質量の度合いに応じて、 その質量の在る分らを、 引き寄せ合う、

力である、 】


重力 、 は、 なぜ、 そんなに弱いのかが、

わからないほどに、 弱いのだ。



2. 重力と重さは、 同じではない;


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 宇宙須停所 ≒ ステーション 、 での、

宇宙飛行士は、 ふわふわ浮かぶ。


これは、 適当に、 無重力などと言われるが、

それは、 正しくない。


宇宙飛行士に働く重力は、

地球のそれの、 90パーセントもあるのだ。



それなのに、 宇宙飛行士の体重は、なくなる。



それは、 体重が、 地球において、

地面 ( あるいは、 椅子や、 ベッドなど、

なんでもかまわない ) が、 押し返すように、働く、 力 、 だからだ。


 例えば、

豪華なホテルのエレベーターに置いた、

体重計を想像してもらいたい。


あなたは、 エレベーターが上下に動く間に、

体重計に乗り続けている。


体重は増減し、 エレベーターが加速と減速を繰り返しているように、 感じるだろう。

それでも、 重力は、 同じだ。


 反対に、

軌道上では、 宇宙飛行士らは、

宇宙ステーションと一緒に移動している。


そこでは、 彼らを、 宇宙船の壁に押しつけて、

【 それを押し返す度合を成すものである、 】

体重 、 を作り出すものがない。



≒ 我々が、 地球の土地の表面域に沿う、 曲線らの延びてゆく方向らへ引っ張られる力らの働きらを受けて、 地球の中心へ引っ張られる度合よりも、 そうではない方向らへ引っ張られる度合いらの方が、 大きく成った場合には、


地球の中心方向へ、 我々の体らが引っ張られ、

我々の体らの質量らの方も、 地球を引っ張り寄せる、 度合いを成して、 在る、 その体重らの各々は、 質量らの各々が、 在り続けてある、

にも関わらず、 その間には、

減って、 無くなったままな状態に成る 。


恐竜らの一定数の化石らは、

その一定数の恐竜らが、 暮らし得ない程の質量を成してあった事を意味し得ているが、


それは、 地球の中心方向と、 その質量らとが、

引っ張り合いを成し得てある事の度合いを示す、

体重 、 が、 その一定数の恐竜らにおいて、

その暮らしようらを成り立たせ得ない程以上も、

あった、 という事を、

その化石らの示唆 シサ する宛 アテ の事らが、

指し示している訳ではない、

という事をも意味し得ている 。



カナダの、 ハドソン湾における、 重力のうわべの少なさにも関わり得ているかも知れない事として、


この、 方向の異なり合う、 質量らの、

引き寄せ合う、力らの、 働きらの、 その宛先の質量らの動かされて行く事における、 差し引きでの、 動き向きの度合いへの、 打ち消し合い 、

が、 在り得る 。



・・アインシュタイン氏は、 この考えようを、

特殊相対性理論に応用して、

一般相対性理論を生み出した。



3. 重力は、 光速で移動する、

波 【 としての図式を観念させる、 働きらの組み合わせらからなる現象ら 】 を作る;


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 一般相対性理論は、

重力波 を予言している。


お互いの軌道に存在する、 2つの、 恒星か、

白色矮星か、 ブラックホールがある場合には、


重力波が、 エネルギー

≒ 物を、 ある一つの向きへ、 動かす、

物理学における意味での、 『 仕事 』 を成す、

能力、 や、 それの在る度合い 、

を、 放出するために、


それらは、 ゆっくりと接近する。



地球もまた、 太陽を公転しながら、

重力波を放っているが、

エネルギーの損失は、 極小であるために、

実際に、 気がつくことはない。



 40年の間を、 重力波については、

間接的な証拠しかつかむことができなかったが、


今年になって、 レーザー干渉計重力波観測所

( LIGO ) が、 ようやく、

この現象を確認するにいたった。



20億光年以上を離れた場所らにある、

2つのブラックホールらの衝突によって生み出された、 重力波らへの検出に成功したのだ。



 相対性の帰結として、

いかなるものも、 真空においては、

光速を超える速さで、 移動することはできない。



それは、 重力とて変わらない。


太陽で、 なにか劇的なことが起きた場合に、

それが、 私たちのもとに届くのは、

光が、 そこから、 私らの所々まで行き着くのと、

同時である。



4. 重力のミクロレベルの挙動は、

研究者らをループに投げ込む;


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 3つの基本的な力らの性質らは、

最小のスケールにおいて、

量子論によって説明されている。


しかし、 重力を量子論で完全に扱うことには、

まだ、 成功していない。



 その試みらの一つが、

ループ量子重力理論 、 という、

量子物理学を用いて、

【 観念としての、 図式化や、 座標化をできる、 記号としての、 】


時空 、 の、 構造を説明しようというものだ。



それによれば、

【 観念らの宛として、 観念らにある、 】

時空 、 は、

最小のスケールでは、

物質と同じように、 粒子のようなものだ、

という。



物質らの各々は、 制約によって、

柔軟な網目のような構造の上を、

ある点から、 別のある点へと、 飛び跳ねる。



これを踏まえて、

ループ量子重力理論は、

原子核よりも、 はるかに小さなスケールにおける、

重力の効果を説明する。



 もっと有名なアプローチは、 超ひも理論だ。


これは、 重力子を含む粒子らの各々は、


極小の次元に巻かれている、 ひもの振動

【 として、 観念で、 図式化される運動 】

である、 と、 説明する。



いずれにせよ、

ループ量子重力理論も、 超ひも理論も、

それ以外の、 いかなる理論も、

微玄列辺 ビクロ・レベ

≒ ミクロ・レベル 、 の、 重力の振る舞いようらを、 検証の可能なレベルで、

説明することは、 できていない。

 


5. 重力は、 質量のない重力子によって、

運ばれている可能性 ;


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 標準モデルでは、

粒子らの各々は、 力を運ぶ粒子を介して、

相互に作用している、 と、 説明する。



例えば、

光子 ≒ フォトン 、 らの各々は、

電磁力 、 の、 フォース・キャリア

≒ 力の運び手 、 である。



量子重力理論で仮定されている、

粒子らの各々は、 重力子だ。



その動きについては、

一般相対性理論から、 多少の推測がされており、

光子のように、

その重力子にも、 引っ張り合いを成す、

質量がない可能性が、 高い。



 仮に、 質量があれば、

実験によって、 何らかの証拠らが、

検出されていただろう。


とは言え、 その質量が、 馬鹿げたほど以上に、

小さい可能性も、 まったくないわけではない。



6. 量子重力は、 最小の長さで、 出現する;


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 重力は、 非常に弱いが、

2つの物体らを引き寄せて、

それらの距離を短くするほどに、 強くなる。


究極的には、 プランク長 、 と、 呼ばれる、

原子核の、 何倍も小さな、 極小の距離において、


他の力らの強さらと、 並ぶ程になる。



 量子重力の強さが、 計測可能なほどに、

強くなるのは、 その状態において、 であるが、

実験によって、 証明するには、 小さすぎる。



ミリ・メートル単位の付近でも、

量子重力が出現する、と、 提唱する理論もあるが、

今のところでは、

その効果を観測することは、できていない。


また、 大きな金属棒、 すなわち、

超低温に保たれた、 原子らの集合した物の、


振動を用いる、 という、 独創的な手法でもって、

量子重力効果を増幅させよう、

というものもある。



最小のスケールであれ、

最大のスケールであれ、 重力は、

科学者らの意識を引き寄せて、 やまないようだ。



その事実は、 あなたが、 次に、 転んで、

意識が、 重力につかまれたときに、

多少の慰めになるだろう。


via:Here Are Six Weighty Facts./ translated hiroching / edited by parumo



☆ 重力が存在しない場所;

「 ハドソン湾 」 の謎が、 遂に解明される!


40年間も、 科学者らを悩ませ続けた、

反重力場とは? = カナダ ;

2016.12.21


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画像は、 「 Express 」 より引用;


 カナダの北東部に広がる、 ハドソン湾。


あまり知られていないことだが、

この、 123 万平方 Km にも及ぶ、

広大な湾は、

40年もの間を、

「 重力の影響が少ない、 反重力場 」 として、

科学者たちを悩ませてきた、 ミステリースポットでもあるのだ。



■40年間を、 謎に包まれていた、

「 ハドソン湾の反重力現象 」 ;


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ハドソン湾「Wikipedia」より引用;


 英紙の、 「 Express 」 ( 11月17日付 ) が、

ハドソン湾が、 重力

【 の在る事を示す度合を成して観せる、 働きら 】 を喪失している理由が、


科学的に説明された、 と、

報じている。



不可解すぎる現象のために、

ハドソン湾内に、 異次元ポータルがあるのでは、

と、 噂されたこともあるが、

本当の理由とは、 一体、 何だったのだろうか?



 60年代に、 地球上の重力らへの測定が開始されて以来は、 ハドソン湾の重力が弱いことは、

知られていたが、


長い間を、 その実態は、 謎に包まれてきた。



しかし、 近年の研究によって、

ハドソン湾の重力の異常性には、

2つの要因らが絡んでいることが、分かってきた、

という。


 1つは、 「 ローレンタイド氷床 」 。


ローレンタイド氷床とは、


7万年前 ~ 1万年前の、 最終氷期に、

現在の、 カナダとアメリカの大部分を跨 マタ ぐように形成された、 厚さが、 3.2~3.7 kmもの、

巨大な氷の塊である。



その大部分は、 約1万年前に、 解け、

地表からは、 消えてしまったが、


長年を堆積した分厚い氷が、 地面に食い込み、

深い溝を刻み込んだことで

( 地殻の圧縮を成した事で )、


重力をさえも、 “捻じ曲げて”しまった、

というのだ。


おそらく、 窪んだ地殻を、 元の、 平らな状態に戻すために、

窪みの側面を、 横方向らへ、 引っ張る重力らがかかることで、

垂直方向への重力が、 弱まるのだろう。



 ちょうど、 スポンジの窪みが、 元に戻るように、

氷解によって、

年間に、 1.2cm~1.7cm ほどを、

地面は、 元の位置へと戻りつつあるが、


重力が、 通常値に復帰するには、

あと、 5千年ほどがかかる、 と、

見積もられている。



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氷床の消失による、 リソスフェア

( プレート ) の上昇の割合 ;

「Wikipedia」より引用 ;


 だが、 ローレンタイド氷床が、

重力に与えた影響力は、

実は、 それほど、 大きくないことが、

近年に、 分かってきた。


重力場を歪めていた、 より、 大きな要因は、

氷床のさらに地下にあったのだ。


■「マントル対流」が、 重力を歪めていた ;


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画像は、 「Express」より引用;


 アメリカ合州国は、

「ハーバード・スミソニアン天体物理学センター」の物理学者らが、


NASA ( アメリカ航空宇宙局 ) と、

DLR ( ドイツ航空宇宙センター ) が、

共同で打ち上げた、

重力場観測用の人工衛星な、 「 GRACE 」 の、

詳細な観測データら

( 2002年4月 ~ 2006年6月 ) を調査したら、


ローレンタイド氷床が、


ハドソン湾の重力場に与える影響は、

全体の、 25~45% に過ぎず、


残りの、 55~75%を占める、 大きな要因は、


ハドソン湾の地下の、

“マントル対流”にあることが、 判明した。



 地表から、 160km の地下を流れる、

灼熱の火泥 ヒドロ

≒ マグマ 、らが、 対流を引き起こし、

大陸プレートを引き下げることで、

その部分の質量が減少し、

同時に、 重力も、 弱めているそうだ。



 この他にも、 巨大隕石が、

ハドソン湾の内部に、 巨大な空洞をつくったことが、 主要な原因とする、 「 隕石説 」 や、

「 異次元ポータル説 」 などの諸説があるが、

とりあえずのところでは、

科学的な、 原因への究明は、 ここまで、と、

なりそうだ。


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画像は、 「Wikipedia」より引用;


 特異な重力の異常性に、 目をつけ、

お手軽ダイエット目論む人々が、

ハドソン湾に殺到することもあるそうだが、

実は、 重力に変化が見られる場所は、

世界中に点在している。



 重力は、 基本的に、 質量に比例する。



質量が大きければ、 重力も強くなり、

質量が、 小さければ、 重力も、弱くなる。



そのために、 山岳地域や岩が多い場所などは、

標準重力 ( 9.8m/s2 ) よりも、

重力の影響が強くなる。


また、 遠心力の影響を大きく受ける、

赤道の付近などは、

重力が弱くなるために、

日本国内で、 最も重力が弱い場所は、

赤道に最も近い、 沖ノ鳥島だ、 と、

いわれている。

(編集部)


参考:「Express」、「HOWSTUFFWORKS」、ほか



☆ 阿曾沼時代の後期から、

南部家時代の初期における、 南部領の金山ら;


 概略数値

 ○鹿角郡 19ヶ山  ○岩手郡 8ヶ山  

○稗貫郡25ヶ山

 ○和賀郡  3ヶ山 ○九戸郡 2ヶ山 

 ○北郡  2ヶ山

 ○二戸郡  4ヶ山 ○志和郡 2ヶ山  

○閉伊郡54ヶ山

 ○三戸郡  3ヶ山

 「 陸奥産金の沿革・森嘉兵衛氏

( 社会経済史学 第6巻 」


 これをみると、 閉伊郡の金山数が、

圧倒的に多いのが、 わかりますが、

産出高では、 鹿角郡が、 一番に多い、 と、

いわれます。


 閉伊 ヘイ 郡においては、

慶長の大産出、 すなわち、 ゴールドラッシュに沸いた時代があって、

閉伊郡の金山らのほとんどは、 遠野にあり、

気仙郡から、 小友 ( 遠野の ) 、 そして、

稗貫郡、 紫波の佐比内につづく、 山岳地帯に続く金脈が発見され、

この時に、 百を超える金山らが開発された、

と、 いわれます。


 その中心は、 遠野小友の長野であり、

この長野の金山を開き、 発展させたのが、

『 平清水氏 』 であった。


 当初は、 露天掘からはじまり、

後に、 金脈に沿って、 坑道が掘られてからは、

大いに、 産出高も伸びたことから、

他国らからも、 堀り子らが入り込み、

遠野の、 小友は、 大変な賑わいようを成した、

とも、 伝えられますが、

一方では、 南部氏、と、 その南の伊達氏による、 争奪の火種が燻る状況であった、 とも、 いえる、

と、 思います。


 このことは、

「 ブログ 遠野なんだりかんだり 」 に、 記されております。

 こちら


こちらも


 慶長5年に、 遠野の政変で、

阿曾沼氏が、 気仙落ちをすると、


平清水駿河氏が、 遠野の盟主らのひとりとなるも、間もなく、 駿河氏は、切腹、

絶家の憂き目となる。


平清水氏が、 心血を注いで、開発し、守ってきた、

小友地域の金山らであるが、

そのすべてが、 掘りつくされたわけでもなく、

ことに、 気仙郡との境界である、

赤坂金山と、 その周辺は、 まだまだ、 涸渇した訳でもなく、 伊達勢が入り込むなどしての、 争奪の場ともなっている。


 平清水氏の家系は、 途絶えたかに見えたが、

駿河どんの弟の、 出雲どんが、

新谷姓を名乗り、 新谷舘詰めの、 60石を、

八戸直義氏より賜り、

新谷帯刀 タテワキ 、 と名乗り、

その子の、 牛徳氏が、 長じて、 六兵衛氏が、

新谷番所勤番となっている。



 遠野南部時代に、 盛岡南部家は、

小友金山に見切りをつけていたが、

遠野南部の、 第25代の、 八戸利戡氏の時代に、

遠野領の小友、 鱒沢の、 1千2百石と、

盛岡藩の直轄地の、 下宮守等の、 1千2百石との交換を実施し、 藩財政の建て直しに、

小友金山の産金を目論んだといわれますが、

さほどの収穫もなく、 小友、鱒沢は、 正徳年間に、 遠野南部家に返却となりました。