経済参謀

個人や私企業らの各々の個人経済系とは、
異なり、 通貨ら等の効果らが、
自己循環する、 国民経済系などの、天下経済系への体系的な認識の構築を通しても、
日本の主権者である、 日本国内らに在るべき、福利らの拡充を成す事に必要な、
情報事項らを提供する

三石理論➕藤川院長; タンパク質、 から 、 アミノ酸 、たち ❗ 。 報道されない ❗; 日本人たちの数千人以上を既に監禁中な、 シナ❗ 。 シナによる、 桜木 琢磨 市議ら 実質 拉致問題❗

☆ タンパク質から、 アミノ酸たち ;


☆ 三石巌 理論 ;


三石巌の書籍で、 現在では、

絶版のために、 読む事ができない、

物の中から、ご紹介させていただきます。

第1章 ~高タンパク食の軌跡~ 

高タンパクは、 なぜ、 必要か

-三大栄養素らの中で、 もっとも、

生体・生命と直結 ;

☆ 【 アミノ酸の鎖状分子 】 ;


 断わるまでもなく、

タンパク食品は、 多種多様である。


肉も魚も、豆腐も味噌も、チーズも、

卵も牛乳も、すべてが、

タンパク質のたぐいではないか。


それならば、 タンパク質を食え、

と、 いわれたとき、

豆腐でも卵でも、何でもよいのだろうか。


どんな形のタンパク質も、口にはいれば、 けっきょくは同じものになる、

と、 考えてよいのだろうか。


 前項では、 卵白のアルブミン、

骨の、 ゼラチン、 牛乳の、 カゼイン、

小麦粉の、 グルテン 、 などを、

タンパク質の例としてあげた。


それらには、 むろん、 共通点があったが、 相違点も、 ないでは、なかった。


その相違点は、 栄養上においても、

相違点になるのであろうか。


 素朴に考えても、

タンパク質にまつわる問題は、

なかなか、 多い。


その問題を解決するためには、

タンパク質の化学を、 もう一歩を、

深める必要がある。


タンパク質 、 という名で、

総括される、 化学物質らは、

一筋なわでゆくような、

単純なしろものでは、ないのだ。


我々は、 どうしても、

「 アミノ酸 」 、 に、 着目しなければ、

ならない。


 アミノ酸とは、

窒素 N 、の、1個 、と、 水素 H 、の、 2個 、

と、からなる、 NH2 、な、

「 アミノ基 」 、と、 よばれる、

原子団 、 と、

カルボン酸 、 という、

酸の基礎になる、

炭素 C 、 1個 、へ、

酸素 O 、 の、 2個 、と、 水素 H 、の、1個 、

とが、 結び付いてある、

COOH 、 な、

「 カルボキシル基 」

、 と、 よばれる、 原子団 、との、

両者をもつことを、 特徴とする、

化合物ら 、 への、 呼び名 、 である。




アミノ酸たちの中には、

アミノ基を、 2個をもつものも、

カルボキシル基を、2個をもつ物も、ある。

 


フランスのブラコンノーは、

1818年 、 ゼラチンを、 うすい硫酸で、

煮てみた。


そして、 これを、

他の原子や分子らから、

電子強盗を働く、 原子や分子らへ、

負電荷な、 電子を、 くれてやる、 性質のある、

塩基 、 の、 液体に成ってあるもの、 である、

『 アルカリ 』 、 で、

中和すると、

甘い味のする物質が、でてきた。


彼は、 これに、 「 グリシン 」 、

という、 名前をつけた。


グリ 、は、 “甘い”、 ことを意味する。


グリシン 、は、

アミノ基の1個、 と、

カルボキシル基の1個 、とをもつ、

化合物であるから、

まさしく、 アミノ酸たちの1つ、

ということになる。

 

ブラコンノーはまた、

筋肉や羊毛を分解した液から、

結晶をとりだすことに成功した。


このものは、 色が白かったので、

彼は、 これを、 「 ロイシン 」 、

と、 呼ぶことにした。


ロイシン 、 という名は、

ロイコ ( 白い ) 、 という、

言葉からでている。


その一方で、 ドイツのリービッヒは、

チーズから、 「 チロシン 」、

を抽出した。


ロイシン 、も、 チロシン 、も、

アミノ基の1個、に、

カルボキシル基の1個をもつ、

アミノ酸である。

 

アミノ酸に、色々な種類のあることが、

わかると、

多くの化学者たちが、

その方面の研究にのりだした。


1886年、 シュルツェは、

発芽した種子から、 「 アルギニン 」

、を、 ドレクゼルも、

やはり、 発芽した種子から、

「 リジン 」、と、 「 ヒスチジン 」 、

を、

1906年には、 ホプキンズが、

牛乳から、 「 トリプトファン 」 、

を発見した。

 

アミノ酸とタンパク質との関係を大局的に見たのは、

ドイツのエミール・フィッシャーである。

 

1902年、 彼は、

多くのアミノ酸たちの各々を分離する方法を発見し、

その種類や量を推定する方法を開発した。


そして、 アミノ酸の数百個を結合したものが、

タンパク質 、 であり、

数十個を結合したものが、

「 ペプトン 」 、 であろう、 と、いった。

 

そしてまた、彼は、

アミノ酸の、 2分子から、 1分子の水 ≒

H2O 、 が、 とれて、

縮合した形の分子を、

「 ペプチド 」 、 と名づけた。



さらに、 このような縮合を 、

「 ペプチド 結合 」 、 と名づけた。


多くのアミノ酸たちが、つぎつぎと、

ペプチド結合をして、つくった、

鎖状分子 、を、 タンパク質の実体である、

とした。


これを、 「 ポリ・ペプチド 」 、 という。


ポリは、 “多数” 、 を意味する。

 


ポリペプチドは、 分子量が、

1万2千 、 ないし、 数百万 、 という、

高分子 、 である。



分子量が、 1万以下のものは、

「 ペプチド 」 、 と呼ばれている。



☆ 【 生体における、 タンパク質の役割 】 ;


 タンパク質は、 三大栄養素らの1つとして、

我々が、 ぜひとも、 口に入れなければならない、

物質 、 である。


ところが、 その実体は、

ポリペプチド 、 であって、

アミノ酸たちの鎖に、ほかならない。

 

一方で、 我々の体も、

タンパク質で、できている。


これも、 やはり、 ポリペプチド 、である。


アミノ酸たちの長い長い鎖である。



  われわれの消化管にはいった、

ポリ・ペプチド 、は、

タンパク消化酵素によって、

その鎖が、切れる。


先に、 「 ペプトン 」 、 という、

言葉がでたが、

これは、 タンパク質である、

消化酵素 コウソ 、な、

ペプシン 、 の作用によって、切れた、

ポリ・ペプチド 、 を意味する。


ただし、 ペプトン 、はまだ、

アミノ酸では、ない。


タンパク質のペプチド結合が、

のこらず、切れて、

それが、 ばらばらな、アミノ酸になるまでには、

ペプシン以外の消化酵素の登場を待たなければ、

ならない。


このあたりの事情は、

けっして、単純ではなく、

さまざまな手続きらを要する。



 まず、 ペプシン 、は、

胃壁の分泌する胃液に、 ふくまれている。


この消化酵素は、

何彼が、 電子強盗を働く度合いの強い、

『 強酸性 』 、 で、 よく働くので、

胃のなかで、

タンパク質の、 ペプチド結合 、 を切る。


このときに、

胃壁からは、 ムチン 、も、分泌されるが、

これは、 タンパク質である、 胃壁が、

ペプシン 、 によって、 消化される、

ことを防ぐのが、 役目である。

 


さて、 胃の内容物が、

十二指腸に、でてゆくと、

それへの応答として、

十二指腸の壁の粘膜から、

2種のホルモンたちが、 分泌され、

それが、 血潮らの中にはいる。


この血液が、 膵臓 スイゾウ 、 に流れてゆくと、

その刺激によって、

膵臓の細胞から、 膵液 、が分泌されるが、

この中に、

トリプシン 、への、 前駆物質な、

トリプシノーゲン 、が、ふくまれている。


トリプシノーゲン 、が、

十二指腸に流れこみ、 小腸に達すると、

小腸の壁から分泌される、

酵素 コウソ 、 の働きで、 その鎖が切れ、

トリプシン 、 たちに変わる。

 


その一方で、

胃の中の、 ペプシン 、 は、

タンパク質の大部分を、

ペプトン 、 または、

プロテアーゼ 、 にまで、 分解するが、

これらを、すべて

アミノ酸 、たちの各々にまで、 分解するのが、

トリプシン 、 を頂点とする、

もろもろのタンパク分解酵素たちである。



 タンパク質をつくる、

アミノ酸たちの鎖での、

ペプチド結合には、 それぞれに、

くせ 、 がある。



グルタミン酸、 と、 グルタミン酸との結合は、

グルタミン酸 、と、 リジン 、 との結合とは、

くせ、 が、 違う ❗。



そのくせに応じた、

切断作業員がいるわけだから、

トリプシン 、 のほかに、

キモ・トリプシン 、 があり、

さらに、 ペプチダーゼ 、 という、

接尾語のついた酵素が、 いくつも、でてきて、

それぞれに、 役割をはたすのだ。

 


こうして、

ばらばらにちぎれた、 アミノ酸 、 たちが、

小腸の壁において、 血液に吸収される。



ただし、

ペプチドの形のものも、 ある程度は、

小腸の壁から、 そのまま、吸収される。


タンパク・ホルモン 、や、

消炎酵素 、などを、 口 、から、とる場合は、

そのような、目こぼしをあてにするわけだ。

 


糖尿病患者に投与される、 インシュリン 、は、

タンパク・ホルモン 、 である。



これを、服用するのでなく、

注射するのは、

消化管内での、 分解が、 予想される、

からに、 ほかならない。


☆ 【 消化システムと消化過程 】 ;



  ペプチド 、 または、 ポリペプチド 、 を、

より、 消化させずに、 血の中に、とりこむ、

目的で、 口に入れるときは、

空腹な時が、 よいだろう。

 

食物を口に入れる場合には、 まず、

唾液が、 これを迎える。


これの分泌は、

神経からの支配をうけるものであって、

食物を見たり、かいだり、

それについて、考えたりする、

ことが、 引き金となる。


大脳皮質から、 この刺激に、

フィードバックする、 信号がでて、

それが、 延髄にくる。


そして、 唾液分泌中枢が賦活されて、

唾液の分泌を実現するのである。



このシステムから考えると、

タンパク・ホルモン、や、 消炎酵素 、などの、

錠剤の場合においては、

十分な唾液のでることは、 予想しにくい。


第一に、 唾液のなかに、

タンパク消化酵素は、 存在しない ❗。

 


タンパク質が、 胃にはいると、

それが、 胃壁を刺激し、

「 ガストリン 」 、 という名の、

ホルモン 、 を分泌させる。


それが、 血液に吸収され、

その血液が、 胃腺を刺激して、

ペプシン 、 をふくむ、 胃液の分泌となる。



タンパク質は、 小腸にいっても、

その粘膜に働いて、

ガストリン 、 を分泌させ、

これを、 血潮らの中に、送りこむのである。



 この過程を考えると、

食物としての魅力のない、

タンパク質の錠剤も、

ペプシンの目をのがれることは、

容易でないだろう。


もし、 これが、

食事の後だったりすれば、

大量のペプシン 、 達が、 すでにある、

わけだから、

せっかくの錠剤も、 巻きぞえを食って、

分解される危険性が、大きいはずだ ❗ 。



  トリプシン 、の、

フィードバック・システムについては、

すでに、 述べたところであるが、

とにかく、 消化機構は、

抜け目のないものであるから、

タンパク・ ホルモン 、でも、

タンパク質である、 酵素 コウソ 、でも、

そのままの形で、

血潮らの中に、とりこむことを望んだ場合には、

目的を達するのは、 ごく微量 、

と、 覚悟すべきであろう。



 これは、 もちろん、

成人についての話であるが、

この巧みなフィードバック・システムが、

完成するまでには、 相当な時間がかかる。


ということは、

新生児の場合においては、

タンパク質は、

アミノ酸 、たちにまで、分解される、

ことを、 無しに、 吸収される、

ことを意味する。


母乳を飲めば、

その、 タンパク質たち、 は、

そのまま、 血の中にはいる。


だから、 やたらな、

タンパク質を与えては、ならないわけだ。

 


子供には、 母親のもつ抗体が存在する、

と、 いわれるが、

これも、 消化機能が、 未完成のあいだに、

母乳から、供給されるものであろう。



抗体もまた、 タンパク質だから 、 である。

 


我々の口からはいった、 タンパク質 、たちは、

原則として、 大部分が、

アミノ酸 、たちの各々にまで、 分解され、

腸の壁から、 血液にはいる。


そして、 「 門脈 」 、 という名の、

太い血管をとおって、

肝臓にたどりつく。


肝臓は、 それを、

自分自身の組織タンパクに同化する一方で、

血清 タンパク 、 を合成する。

 

あまった、 アミノ酸 、たちは、

そのまま、 肝臓をはなれ、

血の中の、 アミノ酸として、 全身をめぐる。

 


そして、 その一部らは、

窒素 N 、の、1個 、と、 水素 H 、の、 2個 、

と、 からなる、

『 アミノ基 』 、 を、 うばわれて、

糖質 、や、脂質 、 となり、 あるいは、

エネルギー化するのである。



【 三石巌 高タンパク健康法(絶版)

P47~56 より抜粋 】


元記事は、こちら

https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/1360015124114808